Solaris 8 のシステム管理 (追補)

ディスクレスクライアント環境をセットアップするには

  1. 次に示すどちらの手順から開始するかを選択します。

    • システムが、AdminSuite 2.3 Diskless Client ツールで作成されたディスクレスクライアントを現在サポートしている場合は、手順 2 へ進みます。

    • システムが、AdminSuite 2.3 Diskless Client ツールで作成されたディスクレスクライアントを現在サポートしていない場合は、手順 4 へ進みます。

  2. /usr/sadm/bin/admhostdel コマンドを使用して、既存の AdminSuite 2.3 ディスクレスクライアントを削除します。

  3. /usr/sadm/bin/admhostmod コマンドを使用して、既存の AdminSuite 2.3 OS サービスを削除します。

  4. OS サーバーとして指定されたマシンを Solaris 8 1/01 オペレーティング環境へアップグレードします。

  5. Solaris Management Console (SMC) ログビューアのディスクレスクライアントのエラーメッセージを参照するには、コマンド行で次を実行して SMC を起動します。


    % /usr/sadm/bin/smc &
    

    SMC の メインスクリーンから「ログビューア」を選択します。

  6. 必要な OS サービスを追加します。「OS サービスを追加する準備」 および 「OS サービスを追加するには」を参照してください。

  7. ディスクレスクライアントを追加します。「ディスクレスクライアントを追加するには」を参照してください。

  8. boot net コマンドを使用して、PROM レベルから各ディスクレスクライアントをブートします。boot net コマンドについての詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』を参照してください。