追加する各ディスクレスクライアントについて、次のデフォルトのディレクトリが OS サーバー上に作成されます。
/export/root/diskless_client_name
/export/swap/diskless_client_name
/export/dump/diskless_client_name
/tftpboot/diskless_client_ipaddress_in_hex
-x オプションを使用すると、/root、/swap、および /dump ディレクトリのデフォルトのロケーションを変更することができます。ただし、/export の下にはこれらのディレクトリを作成しないでください。
ディスクレスクライアントを追加するには、以下の手順を実行します。
追加したい 1 つめのディスクレスクライアントについて、必要な IP アドレス、Ethernet アドレス (MAC アドレス)、名前、およびオペレーティングシステムのオプションとともに smdiskless add コマンドを使用します。
たとえば、次の例では sun4u マシン上で Solaris 8 を実行する「client1」ディスクレスクライアントを追加しています。
% /usr/sadm/bin/smdiskless add -- -i 129.9.200.1 ¥ -e 8:0:11:12:13:14 -n client1 -x os=sparc.sun4u.Solaris_8 |
オペレーティングシステムは、instruction_set.machine_class.Solaris_os_version のフォーマットで、OS サービスのセットアップのために smosservice コマンドを使用した時に指定した platform と同じにします。
/usr/sadm/bin/smdiskless add コマンドを繰り返し使用して、その他のディスクレスクライアントを追加します。
ディスクレスクライアントの追加が完了したら、/usr/sadm/bin/smdiskless list コマンドを使用してディスクレスクライアントがインストールされたことを確認します。