Solaris 8 デスクトップユーザーズガイド (追補)

ウィンドウリスト

ウィンドウリストでは、複数の CDE ワークスペースに渡るすべてのウィンドウについての情報を表示します。ウィンドウリストは、起動後は動的に更新されます。

図 3–5 ウィンドウリストのメイン画面

Graphic

ウィンドウは、次のいずれかの順でソートすることができます。

ウィンドウリストの起動

ウィンドウリストは、デスクトップまたはコマンド行のどちらからでも起動することができます。

ウィンドウリストをデスクトップから起動するには
  1. デスクトップ上で右クリックして、「ワークスペース・メニュー (Workspace Menu)」を開きます。

  2. 「アプリケーション (Applications)」を選択します。

  3. 「アプリケーション (Applications)」のサブメニューから「アプリケーション・マネージャ (Application Manager)」を選択します。

  4. 「デスクトップアプリケーション (Desktop_Apps)」をダブルクリックします。

  5. 「ウィンドウリスト (Window List)」をダブルクリックします。

ウィンドウリストをコマンド行から起動するには

    コマンド行で sdtwinlst を実行します。

「ウィンドウ (Window)」メニューからウィンドウリストのタスクを実行するには

ウィンドウリストの使用により、以下のタスクを実行できます。

図 3–6 ウィンドウリストの「ウィンドウ (Window)」メニュー

Graphic

特定のウィンドウに移動するには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つのウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「ウィンドウに移動 (Go To Window)」を選択します。


注 –

「ウィンドウリスト - オプション (Window List - Options)」の設定によっては、ウィンドウリストのエントリをダブルクリックすることで、選択したウィンドウを含むワークスペースへ移動するか、ウィンドウを現在のワークスペースへ移動させることもできます。ウィンドウエントリをダブルクリックした時のアクションを設定するには を参照してください。


ウィンドウを現在のワークスペースに移動させるには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つのウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「このワークスペースに移動 (Get Window)」を選択します。

ウィンドウを一番奥へ移動させるには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つのウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「奥へ (Lower)」を選択します。

選択したウィンドウをアイコン化するには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つまたは複数のウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「アイコン化 (Minimize) 」を選択します。

ウィンドウを閉じるには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つまたは複数のウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「ウィンドウを閉じる (Close Window)」を選択します。

  3. (オプション) 選択しているウィンドウが特定のアプリケーションを含む唯一のウィンドウである場合は、確認ダイアログボックスが表示されます。そのウィンドウを閉じ、そのアプリケーションを終了させる場合は、「了解 (OK)」をクリックします。

アプリケーションを終了するには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つのウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「アプリケーションを終了 (Terminate Application)」を選択します。

  3. (オプション) 閉じようとしているウィンドウが特定のアプリケーションを含む唯一のウィンドウである場合は、確認ダイアログボックスが表示されます。そのウィンドウを閉じ、そのアプリケーションを終了させる場合は、「了解 (OK)」をクリックします。

選択したウィンドウを別のワークスペースへ移動させるには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つまたは複数のウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「ワークスペースに移動 (Move To Workspace)」を選択します。

  3. 1 つのワークスペースまたは「すべてのワークスペース (All Workspaces)」を選択します。

ウィンドウを選択したワークスペースに配置するには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つまたは複数のウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「配置するワークスペース... (Occupy Workspace...)」を選択します。

  3. 「配置するワークスペース (Occupy Workspace)」ダイアログボックスから、ウィンドウを配置するワークスペースを選択します。

ウィンドウを選択したワークスペースから消去するには
  1. 「ウィンドウリスト (Window List)」から 1 つまたは複数のウィンドウを選択します。

  2. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「このワークスペースから消去 (Unoccupy Workspace)」を選択します。

1 つのワークスペース内ですべてのアイコン化していないウィンドウを階層化して表示するには

このタスクは、現在のワークスペース内でのみ実行できます。

    「ウィンドウ (Window)」メニューから「ワークスペース中のすべてを階層化して表示 (Cascade All in Workspace)」を選択します。

1 つのワークスペース内ですべてのアイコン化していないウィンドウをタイル状に並べて表示するには

このタスクは、現在のワークスペース内でのみ実行できます。

  1. 「ウィンドウ (Window)」メニューから「ワークスペース中のすべてをタイル状に表示 (Tile All in Workspace) 」を選択します。

  2. サブメニューから「水平方向 (Horizontal)」または「垂直方向 (Vertical)」を選択します。

「オプション (Option) 」メニューからウィンドウリストのタスクを実行する

「オプション (Option) 」メニューから次に示すタスクを実行できます。

図 3–7 ウィンドウリストの「オプション (Option) 」メニュー

Graphic

ソートのオプション
  1. 「オプション (Option) 」メニューから「ソート (Sort By)」を選択します。

  2. 4 つのソートオプションから 1 つを選択します。

オプションのダイアログを開くには

    「オプション (Option) 」メニューから「オプション... (Options...)」を選択します。

「ウィンドウリスト - オプション (Window List - Options)」

「ウィンドウリスト - オプション (Window List - Options)」ダイアログボックスの使用により、次のオプションを変更できます。

「カラムを表示 (Show Column)」オプションでは、ウィンドウリスト内でどのカラムを表示させるかを選択できます。「リスト中のウィンドウをダブルクリックした場合 (Double-clicking on a window in the list)」オプションでは、ウィンドウリスト内で 1 つのウィンドウ項目をダブルクリックするとどのアクションが起きるかを選択できます。

図 3–8 「ウィンドウリスト - オプション (Window List - Options)」ダイアログ

Graphic

カラムを表示するには

    「状態 (State)」、「アプリケーション (Application)」、「ワークスペース (Workspace)」チェックボックスの中から、表示したいカラムをクリックします。

    チェックマークが付いていないことは、そのカラムが表示されないことを示します。


    注 –

    ウィンドウタイトルは常に表示されるようになっています。


ウィンドウエントリをダブルクリックした時のアクションを設定するには

ウィンドウリストでは、「ウィンドウリスト (Window List)」内でウィンドウエントリをダブルクリックした際の効果を選択できる機能を提供します。

  1. 「ウィンドウがあるワークスペースに移動する (Switches to the workspace where the window resides)」チェックボックスをクリックします。

    この設定では、選択したウィンドウを含むワークスペースへ切り替える効果を持ちます。

  2. 「このワークスペースにウィンドウを移動する (Moves the window to the current workspace)」チェックボックスをクリックします。

    この設定では、選択したウィンドウを現在のワークスペースへ移動させる効果を持ちます。