スーパーユーザーとしてログインします。
次のように入力します。
# luupgrade -f -n BE_name -s os_image_path -J "profile" |
オプションとして、-a、- j、または -J のいずれかを指定する必要があります。
-f |
オペレーティングシステムをフラッシュアーカイブからアップグレードすることを示します。 |
-n BE_name |
アップグレード対象のブート環境の名前を指定します。 |
-s os_image_path |
オペレーティングシステムイメージを含むディレクトリのパス名を指定します。これは、インストールメディア (CD-ROM など) 上のディレクトリでも、NFS または UFS ディレクトリでも構いません。 |
-J “ profile” |
フラッシュインストール用に構成された JumpStart プロファイル内のエントリです。JumpStart ソフトウェアについての詳細は、pfinstall(1M) のマニュアルページ、および『Solaris 8 のインストール (上級編)』の「カスタム JumpStart インストールに関するトピック」を参照してください。-a、-j、または - J のいずれかを指定する必要があります。 |
-j profile_path |
フラッシュインストール用に構成された JumpStart プロファイルのパスです。JumpStart ソフトウェアについての詳細は、pfinstall(1M) のマニュアルページ、および『Solaris 8 のインストール (上級編)』の「カスタム JumpStart インストールに関するトピック」を参照してください。-a、-j、または - J のいずれかを指定する必要があります。 |
-a archive |
フラッシュアーカイブのパス (ローカルファイルシステムでそのアーカイブが利用できる場合)。-a、-j、または - J のいずれかを指定する必要があります。 |
この例では、second_disk ブート環境にフラッシュアーカイブをインストールしています。-J オプションは、アーカイブを取り出すために使用されています。second_disk 上のファイルは、共有可能ファイルを除いてすべて上書きされます。
# luupgrade -f -n second_disk \ -s /net/installmachine/export/solarisX/OS_image \ -J "archive_location http://example.com/myflash.flar" |