Solaris Live Upgrade 2.0

ブート環境へフラッシュアーカイブをインストールする (キャラクタインタフェース)

  1. Solaris Live Upgrade のメインメニューから「Flash」を選択します。

    「Flash an Inactive Boot Environment」メニューが表示されます。

  2. フラッシュアーカイブをインストールするブート環境の名前と、インストールメディアの場所を入力します。


    Name of Boot Environment:solaris_8
    Package media:/net/install-svr/export/s8/latest
    
  3. アーカイブを追加するために F1 を押します。

    「Archive Selection」サブメニューに、空のリスト、単一のアーカイブの名前、または複数のアーカイブの一覧が表示されます。複数のアーカイブが表示される場合は、アーカイブが階層化されています。階層化されたアーカイブについての説明は、『Solaris 8 のインストール (上級編)』の「フラッシュの概要と計画」を参照してください。

    リストにアーカイブを追加することも、リストからアーカイブを削除することもできます。次に、空のリストの例を示します。


    Location            - Retrieval Method
    <No Archives added> - Select ADD to add archives
    • 変更を加えずにリストをインストールする場合は、手順 4 へ進んでください。

    • フラッシュアーカイブのリストが空であるか、あるいはインストールしたくないアーカイブが含まれている場合は、手順 a へ進んでください。

    1. アーカイブを追加または削除することができます。

      • リストにアーカイブを追加する場合は F1 を押します。手順 bへ進んでください。


        注 –

        複数のアーカイブが表示される場合は、アーカイブが階層化されています。詳細は、『Solaris 8 のインストール (上級編)』の「フラッシュの概要と計画」を参照してください。


        「Select Retrieval Method」サブメニューが表示されます。


        HTTP
        NFS
        Local File
        Local Tape
        Local Device
      • リストからアーカイブを削除する場合は F2 を押します。手順 eへ進んでください。

    2. 「Select Retrieval Method」メニューで、フラッシュアーカイブの場所を選択します。

      選択されているメディア 

      説明 

      HTTP 

      フラッシュアーカイブのアクセスに必要となる URL 情報とプロキシ情報を指定します。 

      NFS 

      フラッシュアーカイブが置かれているネットワークファイルシステムのパスを指定します。アーカイブのファイル名も指定できます。 

      ローカルファイル 

      フラッシュアーカイブが置かれているローカルファイルシステムのパスを指定します。 

      ローカルテープ 

      フラッシュアーカイブが置かれているローカルテープデバイスとテープ上の位置を指定します。 

      ローカルデバイス 

      フラッシュアーカイブが置かれているローカルデバイス、パス、ファイルシステムの種類を指定します。 

      次のような「Retrieval」サブメニューが表示されます (表示は選択されたメディアによって異なる)。


      NFS Location:
    3. 次の例のように、アーカイブのパスを入力します。


      NFS Location:host:/path/to archive.flar
      
    4. F3 を押してリストにアーカイブを追加します。

    5. インストールしたいアーカイブがリストに含まれた時点で F6 を押して終了します。

  4. F3 を押してアーカイブ (単一のアーカイブまたは階層化された複数のアーカイブ) をインストールします。

    フラッシュアーカイブがブート環境にインストールされます。ブート環境上のファイルは、共有可能ファイルを除いてすべて上書きされます。

    以上の手順で、ブート環境をアクティブにする準備が整います。ブート環境のアクティブ化 を参照してください。