プロファイルを作成したシステムと同じプラットフォームタイプ (SPARC または IA) のシステムであることを確認します。
アップグレードプロファイルをテストする場合、アップグレードする実際のシステム上のプロファイルをテストしてください。
次の表にもとづいて、次に行うことを決定します。
状態 |
手順 |
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初期インストールプロファイルをテストする (Solaris 8 ソフトウェアが動作しているシステムがある場合) |
そのシステムでスーパーユーザーになり、手順 5 へ進みます。 |
アップグレードプロファイルをテストする (初期インストールプロファイルをテストするための Solaris 8 が動作しているシステムがない場合) |
一時的な Solaris 8 環境を作成し、プロファイルをテストします。詳細は、一時的な Solaris 8 環境を作成してプロファイルをテストする方法を参照してください。続いて、手順 3へ進みます。 |
一時的なマウントポイントを作成します。
# mkdir /tmp/mnt |
テストしたいプロファイル (1 つ以上) が入ったディレクトリをマウントします。
マウントするメディア |
コマンド |
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リモート NFS ファイルシステムをマウントする (ネットワーク上のシステムの場合) |
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UFS フォーマットのフロッピーディスクをマウントする |
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PCFS フォーマットのフロッピーディスクをマウントする |
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システムのメモリーサイズを指定してプロファイルをテストするには、SYS_MEMSIZE に使用するメモリーサイズを M バイトで設定します。
# SYS_MEMSIZE=memory_size # export SYS_MEMSIZE |
手順 4 でディレクトリを
マウントした場合は、/tmp/mnt にディレクトリを変更します。
# cd /tmp/mnt |
マウントしなかった場合は、プロファイルのある場所にディレクトリを変更します。通常は、JumpStart ディレクトリです。
# cd jumpstart_dir_path |
pfinstall(1M) コマンドによってプロファイルをテストします。
# /usr/sbin/install.d/pfinstall -D:-d disk_config_file[[-c path]] profile |
-d または -D オプションを指定してください。いずれかを指定しないと pfinstall は指定されたプロファイルを使用して Solaris 8 ソフトウェアをインストールします。その結果、システム上のデータがすべて上書きされます。
-D |
pfinstall は、現在のシステムのディスク構成を使用してプロファイルをテストします。アップグレードプロファイルをテストする場合は、-D オプションを使用する必要があります。 |
-d disk_config_file |
pfinstall は、ディスク構成ファイル (disk_config_file) を使用してプロファイルをテストします。pfinstall が動作しているディレクトリに disk_config_file が置かれていない場合は、パスを指定する必要があります。 ディスク構成ファイルの作成方法については、ディスク構成ファイルの作成を参照してください。
注 – アップグレードプロファイル (install_type upgrade) で -d disk_config_file オプションを使用することはできません。常に、システムのディスク構成に対してアップグレードプロファイルをテストする必要があります (つまり、-D オプションを使用する必要があります)。 |
Solaris 8 ソフトウェアイメージのパス。このオプションは、たとえば、システムでボリュームマネージャを使用して Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC または Intel) を各自のプラットフォームにマウントする場合に使用します。 注 – プラットフォーム対応の Solaris 8 DVD または Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD イメージからブートした場合は、-c オプションは不要です。DVD または CD イメージは、ブート処理の一環として /cdrom 上にマウントされます。 |
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profile |
テストするプロファイル名。profile が pfinstall が実行されているディレクトリにない場合は、パスを指定する必要があります。 |