名前 | 形式 | 機能説明 | ファイル | 属性 | 関連項目 | 注意事項
wnn6setup は、Wnn6 を X ウィンドウシステム環境でログインした時に起動される日本語入力システムとして設定します。wnn6setup で設定した内容は、次にログインした時から有効になります。
wnn6setup は、次のファイルを編集します。
共通デスクトップ環境 (CDE) でログインする時に実行されるスクリプト。Wnn6 用に htt(1) を起動する処理を追加します。
日本語 OpenWindows 環境でログインする時に実行されるスクリプト。Wnn6 用に htt(1) を起動する処理を追加します。
htt(1) が参照するリソースファイル。xjsi(1) をインタフェースモジュールとして使用する設定を追加します。
$HOME/.dtprofile および $HOME/.openwin–init がすでに存在し、Solaris 2.6 の日本語環境で提供される atok8setup(1) または cs00setup(1) を使用して日本語入力システムを起動するよう設定されている場合、その設定を、Wnn6 を日本語入力システムとして使用する設定で置き換えます。
$HOME/.openwin–init がすでに存在し、Solaris 2.6 の日本語環で提供される atok8setup(1) 、cs00setup(1)、wnn6setup(1) 以外の方法で日本語入力システムを起動するよう設定されている場合、次のように $HOME/.openwin–init を編集し、設定を無効にします。
### COMMENTED OUT BY wnn6setup == BEGIN == ### :# 日本語入力システムの起動の設定 . . . ### COMMENTED OUT BY wnn6setup == END == ### |
###== – Generated by wnn6setup to launch japanese XIM. == BEGIN == –==### . . . 日本語入力システムの起動の設定 . . . . . . ###== – Generated by wnn6setup to launch japanese XIM. == END == –==### |
これらの目印となる行で囲まれた領域は atok8setup(1)、cs00setup(1) および wnn6setup(1) を実行することで書き換えられます。したがって、これらの目印の行の内側を編集した後、atok8setup(1)、cs00setup(1) または wnn6setup(1) を実行すると、編集した内容は失われます。また、これらの目印となる行は編集しないでください。
次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ | 属性値 |
---|---|
使用条件 | SUNWjwncx |
atok8setup(1), cs00setup(1), dtlogin(1), htt(1), openwin(1),xjsi(1)
ユーザーが $HOME/.dtprofile を編集して、日本語入力システムを設定した場合、wnn6setup コマンド実行後に再度ログインし直しても Wnn6 を利用できない場合があります。この場合は、ユーザーが設定した $HOME/.dtprofile の日本語入力システムの設定を削除してください。