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Sun Java System Communications Express 6 2004Q2 管理ガイド 

第 5 章
Communications Express と Identity Server の配備

この章では、Communications Express と Identity Server を使用した配備シナリオの組み合わせと、適切な運用のために必要な設定手順について説明します。

Web コンテナインスタンスへの Communications Express と Identity Server の配備

この節では、Communications Express と Identity Server を SSL モードと SSL ではないモードの両方で、異なる Web コンテナに配備する場合と、同じ Web コンテナに配備する場合の設定について説明します。

同じ Web コンテナインスタンスへの Identity Server と Communications Express の配備

Identity Server と Communications Express のその他の配備シナリオ

以下の配備シナリオを行う場合は、この節で説明する設定手順を実行する必要があります。

設定手順

  1. <uwc-deployed-path>/WEB-INF/lib から jss3.jar を削除します。

    2. たとえば

    #rm /var/opt/SUNWuwc/WEB-INF/lib/jss3.jar

  2. 先に進む前に、Identity Server SDK をインストールして設定します。
    • Web コンテナが Sun Java System Web Server の場合
      • <IS-SDK-BASEDIR>/bin ディレクトリに移動します。

        • たとえば /opt/SUNWam/bin

      • amws61config プログラムを実行します。
    • Web コンテナが Sun Java System Application Server の場合
      • <IS-SDK-BASEDIR>/bin ディレクトリに移動します。

        • たとえば /opt/SUNWam/bin

      • amas70config プログラムを実行します。
  3. Web コンテナの classpath に以下の項目があることを確認します。

    4. /opt/SUNWam/lib:/opt/SUNWam/locale:/etc/opt/SUNWam/config:/opt/S UNWam/lib/am_logging.jar:/opt/SUNWam/lib/am_sdk.jar:/opt/SUNWam/ lib/am_services.jar:/opt/SUNWam/lib/am_sso_provider.jar:/usr/sha re/lib/mps/secv1/jss3.jar

    注

    コードでは、/opt/SUNWam/ は Identity Server SDK のインストールディレクトリを意味しているディレクトリです。

    このコードは、Web コンテナの設定ファイルで指定します。

  4. 以下の JVM オプションが Web コンテナの設定ファイルに設定されていることを確認します。
    • <JVMOPTIONS>-Dcom.iplanet.coreservices.configpath=/opt/SUNWam/config/ums</JVMOPTIONS>
    • <JVMOPTIONS>-Djava.protocol.handler.pkgs=com.iplanet.services.comm</JVMOPTIONS>

      • 注

      コードでは、/opt/SUNWam/ は Identity Server SDK のインストールディレクトリを意味しているディレクトリです。

  5. AMConfig.properties ファイルで、以下のプロパティを設定します。

    6. com.iplanet.am.notification.url=<url-to-access-web-container-of-UWC>/servlet/com.iplanet.services.comm.server.PLLRequestServlet

    たとえば

    com.iplanet.am.notification.url=http://mysystem.siroe.com:85/servlet/com.iplanet.services.comm.server.PLLRequestServlet

    AMConfig.properties ファイルは <IS-SDK-BASEDIR>/lib にあります。

    たとえば /opt/SUNWam/lib

  6. Web コンテナをを再起動して、変更内容を有効にします。



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