Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

Procedureユーザーの電子メールアドレスを指定するには

手順
  1. コンソールから「ユーザーの作成」ウィンドウまたは「エントリの編集」ウィンドウにアクセスします。手順については、「メールユーザーにアクセスするには」を参照してください。

  2. 「メール」タブをクリックします。

  3. 「設定」タブがアクティブになっていない場合は、クリックしてアクティブにします。

  4. (必須) Messaging Server のホスト名を入力します。

    これは、ユーザーのメールを処理する Messaging Server をホストするマシンです。Messaging Server がそのマシンで認識できる完全指定ドメイン名 (FQDN) を入力してください。

  5. (必須) ユーザーのプライマリ電子メールアドレスを入力します。

    プライマリアドレスは、ユーザーのアドレスとして公開される電子メールアドレスです。ユーザーが使用できるプライマリアドレスは 1 つだけです。RFC 821 仕様に準拠する有効な形式の SMTP アドレスを使用してください。

    送信メールのヘッダー部分に表示されるユーザーアドレスにホスト名を表示しない場合は、プライマリ電子メールアドレスのフィールドにホスト名を入力しないでください。代わりに、以下に示される手順に従って、ホスト名を含む代替アドレスを指定します。

  6. (省略可) 「代替アドレス」リストにアドレスを入力します。

    代替アドレスとは、本質的にはユーザーのプライマリアドレスのエイリアスに相当します。代替アドレスは、以下の目的に利用できます。

    • スペルを間違えやすいアドレスにメールが正しく配信されるようにする (たとえば、プライマリアドレスが「Smythe」の場合に、代替アドレスとして「Smith」と指定する)。

    • 送信メールのヘッダーにホスト名を表示しないようにする。ホスト名を非表示にするには、ユーザーのプライマリ電子メールアドレスにはホスト名を含めず、代替アドレスにホスト名を含めます。たとえば、プライマリ電子メールアドレスを「jsmith@siroe.com」と指定し、代替アドレスを「jsmith@sesta.com」と指定します。こうすると、ユーザーが送信したメールのヘッダーには jsmith@siroe.com と表示されますが、このアドレス宛のメール (返信を含む) はすべて jsmith@sesta.com に配信されます (ただし、sesta.com が有効なホスト名である場合のみ)。

      重複しないかぎり、各ユーザーに割り当てることができる代替アドレスの数に上限はありません。代替アドレス宛に送信されたメッセージはすべてプライマリアドレスに配信されます。

    代替アドレスを追加するには、次の手順に従います。

    1. 「代替アドレス」フィールドの下にある「追加」ボタンをクリックします。

    2. 「代替アドレス」ウィンドウで代替アドレスを入力します。アドレス数に上限はありませんが、一度に複数のアドレスを追加することはできません。

    3. 「了解」をクリックして代替アドレスを追加し、「代替アドレス」ウィンドウを閉じます。(別のアドレスを入力する場合は、もう一度「追加」をクリックして「代替アドレス」ウィンドウを開く。)

  7. ユーザーのメール情報の変更が完了したら、「エントリの編集」ウィンドウの下部にある「了解」をクリックします。変更作業を続ける場合は、別のタブをクリックします。