Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 高可用性 (HA) 管理ガイド

ロック情報

ロック情報には、次の内容が含まれます。

1 つのトランザクションが、ノード上で利用可能なロックの 25% を超えて使用することはできません。そのため、規模の大きい操作を実行するトランザクションは、この制限を認識している必要があります。そのようなトランザクションはバッチ処理で実行するのが最善です。その場合、それぞれのバッチは別個のトランザクションとして扱われ、バッチごとにコミット操作を行うことになります。このようにする必要があるのは、繰り返し可能な読み取り遮断レベルで実行する読み取り操作、および削除挿入更新操作が、トランザクション終了後にのみ解放されるロックを使用するからです。

NumberOfLocks を変更するには、「履歴ファイルの消去と保存」を参照してください。


例 3–18 ロック情報の例

次に例を示します。


NodeNO Avail Free Waits
0 50000 20000 101 50000 20000 0