asadmin を使用して、次のノードエージェント関連タスクを実行できます。
ノードエージェントを作成するには、ノードエージェントを実行するマシンで、asadmin コマンドの create-node-agent をローカルに実行します。
ノードエージェントのデフォルト名は、ノードエージェントを作成するホストの名前です。
ノードエージェントのプレースホルダをすでに作成している場合は、ノードエージェントプレースホルダと同じ名前を使用して、関連したノードエージェントを作成します。ノードエージェントのプレースホルダをまだ作成しておらず、DAS が起動していて到達可能である場合、create-node-agent コマンドは DAS 上にノードエージェント設定 (プレースホルダ) も作成します。
コマンド構文の詳しい説明については、コマンドに関するオンラインヘルプを参照してください。
次のコマンドは、ノードエージェントを作成します。
asadmin create-node-agent --host myhost --port 4849 ---user admin nodeagent1 |
ここで、myhost はドメイン管理サーバー (DAS) のホスト名、4849 は DAS ポート番号、admin は DAS ユーザー、および nodeagent1 は、作成しているノードエージェントの名前です。
次の場合は、DNS に到達可能なホスト名を指定する必要があります。
ドメインがサブネットの境界を超える場合。つまり、ノードエージェントとドメイン管理サーバー (DAS) が sun.com と java.com などの異なるドメインにある場合
DNS に登録されていないホスト名を持つ DHCP マシンを使用している場合
ドメインおよびノードエージェントの作成ときに、次のとおりドメインおよびノードエージェントのホスト名を明示的に指定して、DNS に到達可能なホスト名を指定します。
create-domain --domainproperties domain.hostName=DAS-host-name create-node-agent --hostDAS-host-name --agentproperties remoteclientaddress=node-agent-host-name |
別の解決法は、プラットフォームに特定のホスト名およびアドレス解決を定義する、hosts ファイルを更新し、ホスト名を正しい IP アドレスに解決することです。ただし、DHCP 使用して再接続する時に、異なる IP アドレスを割り当てられる可能性があります。その場合、各サーバーでホスト解決ファイルを更新する必要があります。
詳細については、次の Web サイトを参照してください。
ノードエージェントがサーバーインスタンスを管理できるためには、ノードエージェントが実行されている必要があります。ノードエージェントを起動するには、ノードエージェントが存在するシステムで asadmin コマンドの start-node-agent をローカルに実行します。
コマンド構文の詳しい説明については、コマンドに関するオンラインヘルプを参照してください。
次に例を示します。
asadmin start-node-agent --user admin nodeagent1
ここで、admin は管理ユーザーであり、nodeagent1 は起動しているノードエージェントです。
詳細については、次の Web サイトを参照してください。
実行中のノードエージェントを停止するには、ノードエージェントが存在するシステムで、asadmin コマンドの stop-node-agent を実行します。stop-node-agent は、ノードエージェントが管理するすべてのサーバーインスタンスを停止します。
コマンド構文の詳しい説明については、コマンドに関するオンラインヘルプを参照してください。
次に例を示します。
asadmin stop-node-agent nodeagent1
ここで、nodeagent1 はノードエージェントの名前です。
詳細については、次の Web サイトを参照してください。
ノードエージェントを削除する前に、ノードエージェントを停止する必要があります。ノードエージェントが起動しない場合、またはドメイン管理サーバーに正常に接続できない (バインドされない) 場合も、ノードエージェントを削除できます。
ノードエージェントのファイルを削除するには、ノードエージェントが存在するシステムで、asadmin コマンドの delete-node-agent を実行します。
コマンド構文の詳しい説明については、コマンドに関するオンラインヘルプを参照してください。
次に例を示します。
asadmin delete-node-agent nodeagent1
ここで、nodeagent1 はノードエージェントです。
ノードエージェントを削除する場合は、管理コンソールまたは asadmin delete-node-agent-config コマンドのいずれかを使用して、ドメイン管理サーバーからノードエージェントの設定も削除する必要があります。
詳細については、次の Web サイトを参照してください。