リリース・ノート

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Oracle SALT 11g リリース1(11.1.1.2)リリース・ノート

Oracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2.2)
日付: 2011年4月

表1 改訂履歴
改訂日
変更の概要
2011年4月
Oracle SALT Webアプリケーション・サーバーのサポートが追加されました。
2011年2月
Oracle SALTインストレーション・ガイドの Oracle SALT 11gR1のサポート対象プラットフォームに関する項で、次のプラットフォームが更新されました。
  • Exalogic X2-2搭載のOracle Linux 5.5 (64ビット)
  • Exalogic搭載のOracle Solaris 11 Express x86 (64ビット)
2010年11月
Oracle SALTのSOCKSプロキシのサポートが追加されました。
2010年6月
Oracle SALTインストレーション・ガイドの Oracle SALT 11gR1のサポート対象プラットフォームに関する項で、次のプラットフォームが更新されました。
  • x86搭載のNovell Suse Linux ES 11(32ビット)
  • x86搭載のOracle Enterprise Linux 5.0(32ビット)
  • x86-64搭載のOracle Enterprise Linux 5.0(64ビット)
  • x86搭載のRed Hat Linux Enterprise AS 5(32ビットOS)
2010年3月
GAリリース

この項の内容は次のとおりです。

 


Oracle SALTの現行リリースについて

リリース11g R1(11.1.1.1.0)

新機能と強化

Oracle SALTリリース11gR1 (11.1.1.1.0)では、次の機能が導入されました。

PythonおよびRubyのサポート

SALT SCAのPythonおよびRubyサポートでは、各言語に単純なSCAクライアントAPIが提供され、PythonまたはRubyのクライアント・プログラムからSCA呼出しを実行します。また、SCAHOSTシステム・サーバーは、PythonまたはRubyコンポーネントにアクセスできます。Python、RubyまたはC++コンポーネントは、他のPython、RubyまたはC++コンポーネントに対して相互に呼び出すことができるようになりました。

詳細は、『Oracle SALTプログラミング・ガイド』の「Oracle SALT SCAのプログラミング」を参照してください。

SCA構造体のサポート

パフォーマンス向上のための、追加のC++構造体機能が提供されます。

詳細は、『Oracle SALTプログラミング・ガイド』の「Oracle SALT SCAのプログラミング」を参照してください。

Scatuxgenメタデータ生成ツール

Scatuxgenメタデータ生成ツールは、SALT 10gR3で追加されたSCA実行時機能のSCAコンポーネントの開発に使用されるものとして、C++インタフェースを解析します。Oracle Tuxedoメタデータ・リポジトリ・インタフェース・データが生成され、オプションで、Webサービス定義ファイル(WSDF)ドキュメントも生成されます。

詳細は、Oracle SALTコマンド・リファレンス・ガイドを参照してください。

WS-TXのサポート

WebサービスとOracle Tuxedoアプリケーション間の、双方向でトランザクション対応の相互運用性が提供されます。アプリケーションは、GWWSシステム・サーバーのトランザクション機能を透過的に利用します。

発信XAトランザクションは、Oracle Tuxedoドメインの外側に透過的に伝播され、WS-TXトランザクションに1対1でマップされます。着信WS-TXトランザクションは、Oracle Tuxedoドメイン内に伝播され、XAトランザクションにマップされます。

詳細は、Oracle SALTの相互運用性のWS-TXのサポートに関する項 を参照してください。

リリース11g R1(11.1.1.2.0)

新機能と強化

Oracle SALT 11gリリース11g R1 (11.1.1.2.0)では、次の機能が導入されました。

SOCKSプロキシのサポート

SOCKSプロキシのサポートでは、発信エンドポイントに関連付けられた構成可能な要素が提供されます。また、SOCKS V4およびV5プロトコルに従ってアウトバウンド接続をプロキシするSOCKSサーバー・アドレスを構成できます。

SOCKSは認識されるリスニング・エンドポイントがない着信接続をプロキシするため、着信のサポートは必要ありません。詳細は、Oracle SALTリファレンス・ガイドの Oracle SALTのデプロイメント・ファイル・リファレンスに関する項を参照してください。

wsdlcvtコマンドは、SOCKSプロキシ・サーバーに接続するように機能拡張されます。詳細は、『Oracle SALTリファレンス・ガイド』の「Oracle SALTコマンド・リファレンス」を参照してください。

リリース11g R1 (11.1.1.2.2)

Oracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2.2)は、次の機能とのインタフェースとなるApacheおよびiPlanetプラグインを提供します。

新機能と強化

Oracle SALT 11gリリース11g R1 (11.1.1.2.2)では、次の機能が導入されました。

Web Serverプラグイン/Web Gatewayインタフェースのサポート

Apache HTTP Server 2、Oracle HTTP ServerまたはiPlanet Server、およびOracle TuxedoベースのWebアプリケーションとのインタフェースのための、Apache 2形式およびNSAPI形式のWeb Serverプラグイン。動的HTMLを生成するOracle Tuxedoサービスを開発するためのWeb Gatewayインタフェース。

Python、RubyおよびPHPのWebアプリケーション・サポート
PHP SCAスクリプト・サポート

SOA統合のための、SCAクライアントおよびSCAコンポーネントとしてのPHPスクリプトのサポート。

詳細は、『Oracle SALT管理ガイド』を参照してください。

 


アップグレードに関する考慮事項

以前のSALTリリースがインストールされた状態でOracle SALT 11g リリース1(11.1.1.2)をインストールする方法については、 Oracle SALTインストレーション・ガイドを参照してください。

詳細は、Oracle SALT構成ガイドOracle SALT 1.1アプリケーションからの移行に関する項を参照してください。

 


Oracle SALTインストールの前提条件

Oracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2)をインストールする前に、Oracle Tuxedo 11gリリース(11.1.1.2.0)がインストール済であることを確認する必要があります。

詳細は、『Oracle SALTインストレーション・ガイド』システム要件に関する項を参照してください。

 


Oracle SALTプラットフォーム・サポート

Oracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2)のサポート対象プラットフォームについては、『Oracle SALTインストレーション・ガイド』付録A「Oracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.1.2)のサポート対象プラットフォーム」を参照してください。

 


相互運用性に関する考慮事項

Oracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2)は、業界標準のWebサービス開発ツールキットのほとんどと互換性があり、それらを完全にサポートしています。詳細は、『Oracle SALT相互運用性ガイド』相互運用性に関する考慮事項に関する項を参照してください。

 


既知の問題

次の項では、Oracle SALT 11g リリース1(11.1.1.2)ですでに確認されている問題について説明します。問題の説明と、必要な場合は回避策または解決策を提示しています。

個々の問題はChange Request (CR)またはBugDB番号によって示されます。

実行時のGWWS

CR番号
説明および回避策または解決策
問題が発生したリリース
CR334161
問題: SignBody WS-Securityポリシーを有効に設定すると、GWWSによって、非UTF-8着信SOAPリクエスト・メッセージが拒否されます。
GWWSを複数のエンコーディングをサポートするように構成すると、非UTF-8でエンコードされたSOAPリクエストを受信できます。ただし、GWWSは、その後の作業のため内部的にすべての非UTF-8エンコーディング・メッセージをUTF-8エンコーディング・メッセージに変換します。
サービスが<soap:Body>署名の検証を必要とする場合、GWWSは、常に元の<soap:Body>コンテンツではなく、変換されたUTF-8エンコードの<soap:Body>に対して署名を検証します。 これにより、署名の検証は常に失敗します。
2.0
プラットフォーム: すべて
回避策:
Webサービス・クライアント・プログラムは、該当するサービスのWS-Securityポリシー・アサーションSignBodyを有効に設定した時、UTF-8エンコーディングを使用してSOAPリクエストを開始する必要があります。
CR328329
問題: GWWSは、ターゲットのTuxedoサービスが入力としてXML型バッファを使用したり、Tuxedoサービス・メタデータ定義で入力バッファが「サイズ」制限で定義されている場合、有効なSOAPリクエストを受け付けない場合があります。
GWWSによって、変換されたXMLバッファの最後に「\0」が自動的に追加されます。この追加バイトによってXMLバッファの長さが「サイズ」の値を超えた場合、後でGWWSのTuxedoバッファ検証ルーチンによって拒否されます。
2.0
プラットフォーム:すべて
回避策:
Tuxedoサービス・メタデータ定義におけるXML型バッファの制限「サイズ」を増やすか削除します。
CR306710
問題: Tuxedoサービスは、SOAPリクエスト・メッセージで生成された文字列と同様な非UTF-8エンコーディング文字列を受信しない可能性があります。
GWWSの複数のエンコーディング機能を「ON」に設定した状態で、Webサービス・クライアント・プログラムがJavaで記述されている場合、非UTF-8エンコーディングのメッセージを送信すると、GWWSはTuxedoサービスに同じ文字列の値を送信しない可能性があります。
これは、異なるエンコーディングの変換を実装する場合の一般的な問題です。 Javaエンコーディングの実装はTuxedoおよびSALTで使用されるICUエンコーディングの実装と少し異なります。そのため、Javaプログラムで作成したエンコーディング文字列は、ICUからUTF-8またはUTF-8からICUに変換された後、元の文字列に戻らない可能性があります。
2.0
プラットフォーム:すべて
回避策:
なし。 顧客がこの文字を使用することは少ません。 ICUバグによって一部の文字マッピングが確認された場合は、Oracle Tuxedoカスタマ・サポートに連絡すること。
9281764
問題: WCF (.Net) C#クライアントは、GWWSゲートウェイによって戻されたSOAP 1.2エラーを処理しない場合があります。
SOAP 1.2スタイルを使用したWebサービスとしてTuxedoサービスが公開されると、GWWSは、エラー(サービスが利用できない、起動中の問題など)を戻します。これが発生すると、C#クライアントは、無効なSOAPフォルトを受け取ったことを示す例外を受け取ります。
これは、GWWSは、戻された/Fault/Reason/Text要素に@xml:lang属性を指定しないためです。
11gR1
プラットフォーム: すべて
回避策:
解析できるXMLドキュメントとしてエラーを受け取るように、次のようにC#クライアントのコードを記述します。
...
catch (FaultException ex) {
MessageFault mf = ex.CreateMessageFault();
XmlReader xr = mf.GetReaderAtDetailContents();
...
}
--

相互運用性

CR番号
説明および回避策または解決策
問題が発生したリリース
CR330363
問題: SALTの複数のエンコーディング機能は、Microsoft .NET WCF 3.0エンジンと相互運用できません。
着信呼出しTuxedoサービスは、非UTF-8エンコーディングのMBSTRINGまたはXML型バッファを返すとき、SALTが複数のエンコーディング機能を有効化にする場合、SOAPレスポンス・メッセージはMBSTINGまたはXMLバッファと同じようにエンコードされます。Microsoft .NET WCF 3.0エンジンを使用して開発したWebサービス・クライアント・アプリケーションでは、このようなSOAPレスポンス・メッセージを受け付けできません。
2.0
サードパーティWebサービス・ツールキット: Microsoft .NET WCF 3.0
回避策:
Tuxedoサービスが非UTF-8型バッファを返し、GWWSの複数のエンコーディング機能が有効である場合、顧客は、カスタム・エンコーダ/デコーダを開発する必要があります。
または、TuxedoドメインのすべてのTuxedoサービスは非UTF-8バッファを返さないことを認識している場合は、GWWSの複数のエンコーディング機能を明示的にオフにすることができます。
CR296594
問題: HTTPコンテンツ長が65536を超える場合、SOAPフォルトのレスポンス・メッセージはMicrosoft .NET 3.0で受け付けできません。
HTTPコンテンツ長は65536の範囲を超える場合、GWWSサーバーがSOAPフォルトのメッセージを返すと、.NET WCF 3.0エンジンによって、レスポンスが整形式ではないとレポートする例外が送信されます。

注: HTTPコンテンツ長は65536の範囲を超える場合、GWWSサーバーが通常のSOAPメッセージ(SOAPフォルトのない)を返すと、.NET Webサービス・エンジンでは、そのメッセージを受け付けできます。

2.0
サードパーティWebサービス・ツールキット: Microsoft .NET WCF 3.0
回避策:
なし。 TuxedoサービスにTPFAILステータス・コードとともにtpreturn()を呼び出す時に大きいバッファを返すことを避けます。
CR294785
問題: Apache Axis2/Javaでは、最初に大文字のあるフィールド名を持つTuxedo FML32 TPFAILレスポンスの型付きバッファを扱うことができません。
TuxedoサービスはFML32バッファのTPFAILを返すと、SALTがSOAPフォルトの詳細で各フィールドをXMLセグメントとしてマッピングし、フィールド名は、直接XML要素タグ名として使用します。
FML32バッファには、最初に大文字のあるフィールド名が含まれている場合、Axis2は、このTuxedo FML32バッファから変換されたSOAPフォルト・メッセージを認識しない場合があります。
2.0
サードパーティWebサービス・ツールキット: Apache Axis2/Java
回避策:
FML32のフィールド名は、最初に大文字を使用しないように変更します。 対応するTuxedoアプリケーションも変更し、再コンパイルする必要があります。
CR306978
問題: Apache Axis2/Javaは、Oracle SALTによって生成されたSOAP with Attachment (SwA)機能のあるWSDLファイルを認識しません。
SwA機能を持つWSDLファイルはOracle SALTによって生成される場合、Apache Axis2 wsdl2javaユーティリティによって、Apache Axisと異なるJavaスタブ・コードが生成されます。 Axis2によって生成されたスタブ・コードは、Oracle SALTサービスへの成功した呼出しを開始できません。
2.0
サードパーティWebサービス・ツールキット: Apache Axis2/Java
回避策:
SwA機能のsoap呼出しにかわり、Apache Axisを使用します。
MTOMは、Oracle SALTでサポートされる代替添付形式です。CARRAYバッファ・ストリームに対してApache Axis2/JavaでMTOM機能も使用できます。
CR296221
問題: WSDLファイルにsoapフォルトのsoap 1.2バインディングを定義すると、Apache Axis wsdl2javaユーティリティを使用してOracle SALTによって生成されたWSDLファイルをコンパイルできません。
2.0
サードパーティWebサービス・ツールキット: Apache Axis
回避策:
これは、Apache Axisバグです。https://issues.apache.org/jira/browse/AXIS-2614を参照してください。
Webサービス・クライアント・プログラミングにApache Axisを使用する必要がある場合、SALT WSDLにSOAPバージョン1.1を定義できます。 または、上記のURLで解決済みのApache Axisソース・コードを使用してApache Axisクラスを手動で再コンパイルする必要があります。
または、soapフォルト機能を持つsoap 1.2バインディングに対して、Oracle WebLogic 9.x Webサービス、Apache Axis2、Microsoft .NET WCF 3.0などの別のサードパーティWebサービス・クライアント・ツールキットを使用することもできます。
CR323477
問題:非同期WS-Addressing機能を有効化する場合、GWWSがMicrosoft .NET WCF 3.0上に組み込まれた外部Webサービス・アプリケーションを呼び出すことができません。
Oracle SALTは、WS-Addressingの標準200408送信に準拠するWS-Addressingの機能をサポートしています。非同期な発信呼出しを起動するとき、GWWSは常にWS-Addressing soapヘッダーに<wsa:ReplyTo>エンドポイント・リファレンスを定義します。次の<wsa:ReplyTo>セグメントのサンプルを参照してください。
<wsa:ReplyTo>
  <wsa:Address>
    http://myhost:7102/?wsa_Msg_ID=uuid:B437A4F4-AF23-111E-FFFFFFAC1622FFFFFF9F0000-6BBE
  </wsa:Address>
</wsa:ReplyTo>
上記に示した例では、ホスト名「myhost」とポート番号「7102」はGWWSによって作成されたリスニング・エンドポイントを示しており、発信呼出しに対する非同期なSOAPレスポンス・メッセージを受け付けるために使用します。
ただし、Microsoft .NET WCF 3.0はリクエスト内の<wsa:ReplyTo>エンドポイントを認識せず、リクエスト接続を通じて常に同期レスポンスを返します。
Microsoft .NET WCF 3.0はGWWSの必要なエンドポイントにレスポンスを送信しないため、GWWSでは、非同期なレスポンスを受信する際、常にタイムアウトが発生します。
2.0
サードパーティWebサービス・ツールキット: Microsoft .NET WCF 3.0
回避策:
なし。Microsoft .NET WCF 3.0上に組み込まれた外部Webサービス・アプリケーションの発信呼出しを起動する時に、WS-Addressing機能を無効にする必要があります。WS-Addressing機能の構成の詳細は、Oracle SALT管理ガイド「高度なWebサービス・メッセージング機能の構成」を参照してください。

SCAコンテナ

CR番号
説明および回避策または解決策
問題が発生したリリース
  1. CR379052
問題: XmlHelper::save()を実行すると、タイプが混在するXMLドキュメントのコンテンツが消失します。
In a schema where a type is defined as follows:
<xsd:complexType name="myType" mixed="true"> ...
A document cannot be loaded by SDO XmlHelper, then saved as its original content. For example:
...
       Dear Mr.<name>John Smith</name>.
       Your order <orderid>1032</orderid>
       will be shipped on <shipdate>2001-07-13</shipdate>.
...
can only be saved as:
...
       <name>John Smith</name>
       <orderid>1032</orderid>
       <shipdate>2001-07-13</shipdate>
...
10g R3
プラットフォーム: すべて
回避策:
これらのタイプのドキュメントは、アプリケーション・コードで直接処理する必要があります。
  1. CR379307
問題: Webサービス・バインディングを使用して2つのTuxedoを接続している場合に、送信されたエラー・データが無視されます。
Webサービス・バインディングの現在の実装では、SOAPフォルトが発生したときにフォルト文字列しか返されません。 これらのサービスのように、フォルトの詳細にGWWS SALTゲートウェイで処理する追加情報やデータが含まれていても、ServiceInvocationExceptionにはこのデータを格納する場所や仕組みが用意されていません。
この現象は、以下の条件を満たしたときに発生する可能性があります。
  • Webサービスとして公開されている既存のTuxedoサービスをSCAコンポーネントまたはSCAクライアントから呼び出そうとした
  • その呼出しは2つのTuxedoドメイン間でのみ発生する
10g R3
プラットフォーム: すべて
回避策:
2つのTuxedoドメインを、ATMIバインディングと/Domain機能を使用して接続します。
  1. CR383168
問題: JATMIバインディングでトランザクションがサポートされません。
JATMIコンテナによるTSESSIONのトランザクションのサポートが十分でないため、トランザクションを伴う実行においてJATMIバインディングがクラッシュします。
10g R3
プラットフォーム: すべて
回避策:
アクセスされるサービスをAUTOTRANとして構成します。
  1. CR383362
問題: JATMI参照バインディングで、ターゲット属性が指定されていない2つの異なるserviceTypeinputBufferTypeoutputBufferType、およびerrorBufferType要素が存在するかどうかがチェックされません。
10g R3
プラットフォーム: すべて
回避策:
コンポジット・ファイル内で、ターゲットを指定せずにATMIバインディングの重複するXML要素を構成することは避けます。

Webアプリケーション・サーバー

BugDB番号
説明および回避策または解決策
問題が発生したリリース
12332461
問題: tmipcrmを使用してOracle Tuxedoアプリケーションをシャットダウンすると、mod_tuxedoで構成されたApacheプロセスが停止します。
tmipcrmを使用してOracle Tuxedoアプリケーションを終了すると、ApacheまたはOracle HTTP Serverのプロセスが停止し、HTTPトラフィックが妨害される場合もあります。
11.1.1.2.2
プラットフォーム: すべて
回避策:
常にtmshutdownを使用してOracle Tuxedoアプリケーションを停止します。tmipcrm (または、ipcrmなどのOSコマンドを使用したOracle Tuxedo IPCリソースの削除)は、最後の手段のオプションとして使用してください。このメソッドを使用するとOracle Tuxedoアプリケーションが誤ってシャットダウンします。
mod_tuxedoとともに使用するとOracle Tuxedoクライアント・プログラムになるため、ApacheまたはOracle HTTP Serverのプロセスは停止します。
12395121
問題: Ruby RailsアプリケーションがiPlanetプラグインによるエラーを返します。
Oracle Tuxedo Ruby Railsアプリケーションを構成し、iPlanetを使用してこのアプリケーションに接続すると、Oracle Tuxedoは次のように例外を報告してリクエストの処理を停止します。
082702.hostname!WEBHNDLR.22241.3081037488.0: ERROR: Ruby Exception calling application method: NoMethodError:
082702.hostname!WEBHNDLR.22241.3081037488.0: undefined method `chomp' for nil:NilClass
111.1.1.2.2
プラットフォーム: すべて
回避策:
これはiPlanet Oracle Tuxedoプラグインの現在の制約です。ApacheまたはOracle HTTP Serverのmod_tuxedoモジュールを使用してください。

 


製品ドキュメントの参照先

この製品のドキュメントは、OracleのWebサイトで参照できます。 Oracleホーム・ページhttp://www.oracle.comからアクセスしてください。

.PDFファイルにアクセスするには、Oracle SALTドキュメントのホーム・ページを開いてPDFファイルのボタンをクリックし、表示または印刷したいドキュメントを選択します。 Adobe Acrobat Readerを用意していない場合は、AdobeのWebサイト(http://www.adobe.com)から無料で入手できます。

 


Oracleカスタマ・サポートへの連絡

このOracle SALTバージョンについてご不明な点がある場合、もしくはOracle SALTのインストールおよび実行に関して問題が発生した場合は、Oracleカスタマ・サポートの次のお問合せ先までご連絡ください。

http://www.oracle.com/us/support/contact-068555.html

また、製品パッケージ内の「Customer Support」カードに記載されている連絡情報を使用してカスタマ・サポートに連絡できます。

カスタマ・サポートへのお問い合わせの際は、前もって以下の情報をご用意ください。

 


関連項目


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