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Solaris のシステム管理 (上級編) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
3. サービスアクセス機能によるシリアルポートの管理 (手順)
システムで 32 ビットまたは 64 ビット機能が有効になっているか調べる方法
ロケールがシステムにインストールされているかどうかを調べる方法
18. ソフトウェアで発生するさまざまな問題の解決 (手順)
この節では、一般的なシステム情報を変更するコマンドを説明します。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
# date mmddHHMM[[cc]yy]
月。2 桁を使用します。
日。2 桁を使用します。
時。2 桁で 24 時間制を使用します。
分。2 桁を使用します。
世紀。2 桁を使用します。
年。2 桁を使用します。
詳細については、date(1) のマニュアルページを参照してください。
例 5-10 システムの日付と時刻を手作業で設定する
次の例は、date コマンドを使用して手作業でシステムの日付と時刻を設定する方法を示します。
# date Wed Mar 3 14:04:19 MST 2004 # date 0121173404 Thu Jan 21 17:34:34 MST 2004
その日のメッセージファイル /etc/motd を編集して、システムの全ユーザーに対して、ログイン時に通知または問い合わせる内容を書き込みます。ただし、この機能を使用するときは、必要なメッセージだけを送るようにします。メッセージファイルは定期的に編集して、不用になったメッセージを削除することをお勧めします。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
テキストを編集して、ユーザーのログイン時に表示されるメッセージを記述します。スペース、タブ、リターンも含めます。
$ cat /etc/motd Welcome to the UNIX Universe. Have a nice day.
例 5-11 その日のメッセージを設定する
Oracle Solaris ソフトウェアのインストール時に設定されるデフォルトのその日のメッセージには、バージョン情報が含まれています。
$ cat /etc/motd Oracle Corporation SunOS 5.10 Generic January 2005
次の例は、編集後の /etc/motd ファイルの内容を示します。このファイルは、ログインする各ユーザーに対してシステムの利用度に関する情報を提供します。
$ cat /etc/motd The system will be down from 7:00 a.m to 2:00 p.m. on Saturday, July 7, for upgrades and maintenance. Do not try to access the system during those hours. Thank you.
システムのホスト名は、複数の異なる場所に指定します。
ネームサービスデータベースを更新して、新しいホスト名を反映させる必要があることを覚えておいてください。
ホスト名の変更は、次の手順で行なってください。
また、sys-unconfig コマンドを使用しても、ホスト名を含めて、システムの再構成が可能です。詳細は、sys-unconfig(1m) のマニュアルページを参照してください。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
/etc/nodename
/etc/hostname.*interface
/etc/inet/hosts
/etc/inet/ipnodes (一部のリリースのみに該当します)
注 - Solaris 10 8/07 リリース以降、hosts ファイルは 1 つになりました。/etc/inet/hosts ファイルが唯一の hosts ファイルであり、この中に IPv4 と IPv6 の両方のエントリが含まれます。常に同期させる必要がある 2 つの hosts ファイルに、IPv4 エントリを保持する必要はありません。/etc/inet/ipnodes ファイルは、下位互換性のために、/etc/inet/hosts ファイルへの同名のシンボリックリンクに置き換えられています。詳細は、hosts(4) のマニュアルページを参照してください。
# cd /var/crash # mv old-host-name new-host-name
# init 6
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
追加したいロケールは、-a オプションの後ろに入力します。追加したいロケールパッケージのあるデバイスは、-d オプションの後ろに入力します。たとえば、中央ヨーロッパ地域 (ceu) をシステムに追加するには、次のように実行します。
# localeadm -a ceu -d /net/install/latest/Solaris/Product locale/region name is ceu Devices are /net/install/latest/Solaris/Product . . . One or more locales have been added. To update the list of locales available at . . .
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
システムから削除したいロケールは、-r オプションの後ろに入力します。たとえば、中央ヨーロッパ地域 (ceu) をシステムから削除するには、次のように実行します。
# localeadm -r ceu locale/region name is ceu Removing packages for Central Europe (ceu) . . . One or more locales have been removed. To update the list of locales available at the login screen's "Options->Language" menu, . . .