ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Solaris のシステム管理 (上級編) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
3. サービスアクセス機能によるシリアルポートの管理 (手順)
setuid プログラムがコアファイルを作成できるようにする
18. ソフトウェアで発生するさまざまな問題の解決 (手順)
一部の proc ツールが拡張されて、プロセスのコアファイルやライブプロセスが調べられるようになりました。proc ツールは、/proc ファイルシステムの機能を操作するユーティリティーです。
現在、コアファイルを処理できるツールは /usr/proc/bin ディレクトリにある pstack、pmap、pldd、pflags、pcred です。これらのツールを使用するには、プロセス ID を指定するように、コアファイルの名前をコマンド行に指定します。
proc ツールを使用してコアファイルを調べる方法については、proc(1) のマニュアルページを参照してください。
例 16-1 proc ツールによるコアファイルの調査
$ ./a.out Segmentation Fault(coredump) $ /usr/proc/bin/pstack ./core core './core' of 19305: ./a.out 000108c4 main (1, ffbef5cc, ffbef5d4, 20800, 0, 0) + 1c 00010880 _start (0, 0, 0, 0, 0, 0) + b8