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Oracle® Business Transaction Managementインストレーション・ガイド
12.1.0.7
E61980-01
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15 Oracle Business Transaction Managementのスクリプトによる構成

初めてBusiness Transaction Managementを構成する場合は、ブラウザ・ベースの構成ウィザードの使用を推奨します。コマンドライン・インタフェース(CLI)は、後からコマンドラインで様々な構成タスクを実行するユーザーのために提供されています。

CLIは、様々な構成タスクと同等のコマンドラインを提供しています。このドキュメントに関連するCLIコマンドは、configureコマンドです。このコマンドによって、ウィザードによる構成アプローチの代替手段が提供されています。

configureコマンドについての完全なドキュメントや、CLIの全体像については、Business Transaction Managementオンライン・ヘルプを参照してください。

15.1 configureコマンド

configureコマンドの引数には、XML構成ファイルを指定します。この構成ファイルは、データベース・タイプ、接続情報、デプロイメント資格証明などのBusiness Transaction Managementのすべての設定情報を指定します。

この構成入力ファイルは、ブラウザ・ベースの構成ウィザードを使用してBusiness Transaction Managementの初期構成を実行する際に出力される生成済構成ファイルを使用して作成できます。ウィザードは、すべての構成情報(スフィアURL、データベース接続情報、パフォーマンス・サーバーの場所、認証資格証明など)を含む構成ファイルを生成します。この構成ファイルを編集して、configureコマンドの入力に使用することができます。生成済構成ファイルは、essentialConfiguration.xmlという名前で、WebLogicインストール・ディレクトリ内の次の場所にあります。

user_projects/domains/MyDomain/servers/MyServer/btmstorage/btmMain
/globalPreferences

15.2 CLIの起動

CLI実行可能ファイルは、Install_Dir/toolsディレクトリにあるWindowsではbtmcli.bat、Unix系システムではbtmcli.shです。

configureコマンドの構文は、次のとおりです。

btmcli configure -i inputFile -s sphereUrl -l username:password

CLIを実行する前にAP_USER_LOGIN環境変数を設定すると、コマンドラインでのユーザー名およびパスワードの入力を避けることができます。次に例を示します。

set AP_USER_LOGIN=MyUsername:MyPassword