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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Fusion Middlewareマネージメント・ガイド
リリース12.1.0.8
B66835-11
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37 Oracle Data Integratorの構成と監視

Oracle Data Integrator (ODI)は、複雑なデータ・ウェアハウスの構築、デプロイ、管理を行うための完全に統一されたソリューションを提供します。あるいは、SOAまたはビジネス・インテリジェンス環境におけるデータ中心アーキテクチャの一部としても使用されます。さらに、データ統合のあらゆる要素(データの移動、データの同期化、データ品質、データ管理、データ・サービス)を組み合せて、複雑なシステムにおいて情報の迅速さ、正確さおよび一貫性を保証します。

ODIドメインには、Enterprise Managerを使用して管理できる次のODIコンポーネントが含まれます。


注意:

Oracle Fusion Middlewareプラグイン(12.1.0.6)以降、Microsoft SQL ServerおよびIBM DB2でも構成されるリポジトリを監視できます。ただし、前提条件として、まず、Microsoft SQL ServerプラグインおよびIBM DB2プラグインをそれぞれデプロイしてから、Enterprise Manager Cloud Controlでこれらのデータベース・インスタンスをターゲットとして検出していることを確認してください。

この章では、Enterprise Manager Cloud Controlを使用してODIターゲットを設定および管理する方法について説明します。

37.1 Oracle Data Integratorの監視の前提条件

Enterprise Managerを使用してODIの管理を開始する前に、次のことを実行する必要があります。

  • Oracle Management Agentのデプロイ

    ODIリポジトリをホストするデータベースにOracle Management Agentがインストールされている必要があります。オプションで、ODIエージェントをホストするマシンにもOracle Management Agentをインストールできます。

    『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』のOracle Management Agentのインストールに関する説明を参照してください。

  • ODIターゲットの検出

    ODIターゲットは、ODIターゲットにリンクされたWebLogicドメインとともに検出されます。Fusion Middlewareの検出を使用して、WebLogicドメインを検出します。次に、これは、主にODIスタンドアロン・エージェントとJava EEエージェントの2つのタイプのODIターゲットを検出します。

    Fusion Middleware検出の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。

  • ODIリポジトリをホストしているデータベースの検出

    複数のデータベースがODIリポジトリをホストしている可能性があるため、それぞれのデータベース・インスタンスを検出する必要があります。

    『Oracle® Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』の追加構成タスクの実行についての説明を参照してください。

Enterprise Managerではすべての操作が即座に利用可能です。

37.2 Oracle Data Integratorの監視

この項の内容は次のとおりです。

37.2.1 Oracle Data Integratorの監視

ODIを監視するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. ODIのホームページで、「ダッシュボード」タブをクリックします。

「ダッシュボード」タブには、次のリージョンがあります。

37.2.1.1 マスター・リポジトリ・ヘルス

このリージョンでは次のことが報告されます。

  • 稼働中または停止中のマスター・リポジトリの数。リポジトリのリストの数をクリックします。

  • インシデントを含むマスター・リポジトリの数。数値をクリックして、インシデントを持つリポジトリを確認します。


注意:

Oracle Fusion Middlewareプラグイン(12.1.0.6)以降、Microsoft SQL ServerおよびIBM DB2でも構成されるリポジトリを監視できます。ただし、前提条件として、まず、Microsoft SQL ServerプラグインおよびIBM DB2プラグインをそれぞれデプロイしてから、Enterprise Manager Cloud Controlでこれらのデータベース・インスタンスをターゲットとして検出していることを確認してください。

ODIに格納されているデータベース情報は、データベースを識別するために、ローカル・ホストまたはローカルIPアドレスを使用しません。データベースのホスト名のみが使用されます。ODI内でのホスト名は、EMCCに格納されているホスト名と一致する必要があります。マスター・リポジトリと作業リポジトリのために、WLS内で定義されているJDBCデータソースも確認します。それらは、ODIに格納されている情報と一致する必要があります。

サポートされているJDBCパターンは次のとおりです。

  • jdbc:oracle:thin:@//adc2120612.us.example.com:19016/db8482.us.example.com

  • jdbc:oracle:thin:@adc2120612.us.example.com:19016:db8482

  • jdbc:weblogic:sqlserver://adc6140804.us.example.com:50457;databaseName=ODI_REPOSITORY

  • jdbc:weblogic:db2://slc02pfl.us.example.com:5031/orcl993

このセクションで報告された問題を解決する手順:

  • ODIリポジトリが停止している場合、リポジトリをホストしているデータベースを起動するか、停止している理由のトラブルシューティングを行って問題を解決し、ステータスに基づいて対処します。

  • 検出されないリポジトリがある場合、Enterprise Manager Cloud Controlでリポジトリをホストするデータベースを検出します。

  • アラートを含むリポジトリがある場合、それらのアラートの根本原因を識別して、問題を解決します。

37.2.1.2 ODIエージェント・ヘルス

このリージョンでは次のことが報告されます。

  • 稼働中または停止中のエージェントの数。エージェントのリストの数値をクリックします。

  • Enterprise Managerのターゲットとして検出されないエージェントの数。検出されなかったエージェントのリストの数値をクリックします。

  • インシデントを含むエージェントの数。数値をクリックして、インシデントを持つリポジトリを確認します。

このセクションで報告された問題を解決する手順:

  • エージェントが停止している場合、停止しているエージェントを起動するか、停止している理由のトラブルシューティングを行って問題を解決し、ステータスに基づいて対処します。

  • 検出されないエージェントがある場合、エージェントを検出するか、これらのエージェントにリンクされているOracle WebLogicドメインをリフレッシュします。

  • アラートを含むエージェントがある場合、それらのアラートの根本原因を識別して、問題を解決します。

37.2.1.3 作業リポジトリ・ヘルス

このリージョンでは次のことが報告されます。

  • 稼働中または停止中の作業リポジトリの数。リポジトリのリストの数をクリックします。

  • Enterprise Managerで検出されなかった作業リポジトリの数。検出されなかった作業リポジトリのリストの数をクリックします。

  • インシデントを含む作業リポジトリの数。数値をクリックして、インシデントを持つリポジトリを確認します。

このセクションで報告された問題を解決する手順:

  • ODIリポジトリが停止している場合、リポジトリをホストしているデータベースを起動するか、停止している理由のトラブルシューティングを行って問題を解決し、ステータスに基づいて対処します。

  • 検出されないリポジトリがある場合、Enterprise Manager Cloud Controlでリポジトリを検出します。

  • アラートを含むリポジトリがある場合、それらのアラートの根本原因を識別して、問題を解決します。

37.2.1.4 データ・サーバー・ヘルス

このリージョンでは次のことが報告されます。

  • 稼働中または停止中のデータ・サーバーの数。サーバーのリストの数値をクリックします。

  • Enterprise Managerで検出されなかったデータ・サーバーの数。検出されなかったデータ・サーバーのリストの数をクリックします。

  • インシデントを含むデータ・サーバーの数。数値をクリックして、インシデントを持つデータ・サーバーを確認します。

これらのセクションで報告された問題を解決する手順:

  • データ・サーバーが停止している場合、データ・サーバーによって使用されているデータベースを起動するか、停止している理由のトラブルシューティングを行って問題を解決し、ステータスに基づいて対処します。

  • 検出されないデータ・サーバーがある場合、Enterprise Manager Cloud Controlでデータ・サーバーによって使用されているデータベースを検出します。

  • アラートを含むデータ・サーバーがある場合、それらのアラートの根本原因を識別して、問題を解決します。

37.2.1.5 セッション/ロード計画実行

このリージョンでは次のことが報告されます。

  • 検出されたすべてのODI環境間で、エラーが発生しているセッションの数。

  • 検出されたすべてのODI環境間で、エラー・レコードがあるセッションの数。

  • 検出されたすべてのODI環境間で、エラーが発生しているロード・プラン実行の数。

  • 検出されたすべてのODI環境間で、エラー・レコードがあるロード・プラン実行の数。

37.2.2 ODIエージェントの監視

ODIエージェントを監視するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. ODIのホームページで、「ODIエージェント」タブをクリックします。

「ODIエージェント」タブには、次のリージョンがあります。

37.2.2.1 検索エージェント

このリージョンを使用して、すべてのJava EEのエージェントおよびスタンドアロン・エージェントを検索します。

最後に指定された検索基準は常に保持されます。新しい基準を指定して「検索」をクリックすると、更新された結果が表示されます。または、「リセット」をクリックすると、「検索」フォームがリセットされます(更新された結果を表示する場合、ここでも「検索」をクリックする必要があります)。検索基準は、ログアウトしたり、すべてのタブページから別のタブページに移動するたびにリセットされます。

要素 説明
マスター・リポジトリ マスター・リポジトリを選択します。
実行エージェント ドロップダウン・リストからエージェントを選択します。「すべて」を選択して、すべてのエージェントをリストすることもできます。
エージェントのステータス エージェントのステータス(稼働中、停止中、すべて)を選択します。
検出ステータス エージェントのステータス(検出済、検出されませんでした、すべて)を選択します。

37.2.2.2 ODIエージェント

マスター・リポジトリで宣言されたODIエージェントに関する情報を表示するには、このリージョンを使用します。

要素 説明
名前 エージェントの名前が表示されます。エージェントを選択すると、対応するエージェント・ホームページが表示されます。
ステータス エージェントの現在のステータス(稼働中、停止中)が表示されます。
検出ステータス 青色ティックは、エージェントがEnterprise Managerのターゲットとして検出されていることを示します。

時計は、エージェントがEnterprise Managerのターゲットとして検出されていないことを示します。

パフォーマンスの表示 眼鏡のアイコンをクリックして、エージェントのパフォーマンス・データを表示します。メトリックは、次のとおりです。
  • 許可された最大セッション数

  • 許可された最大スレッド数

  • アクティブ・セッション数

  • アクティブ・スレッド数

アクティブなセッション アクティブ・セッションの数が表示されます。
マスター・リポジトリ チェック・マークは、マスター・リポジトリが検出されていることを示します。

時計は、マスター・リポジトリが検出されていないことを示します。

バージョン エージェントのバージョンおよび日付を表示します。
レスポンス時間(ミリ秒) リポジトリ・データベースのレスポンス時間(ミリ秒)を表示します。
ユーザー定義アラート クリティカルおよび警告アラートの数を表示します。数値をクリックして、インシデント・マネージャ・ページでアラートを表示します。

37.2.3 リポジトリの監視

ODIリポジトリを監視するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. ODIのホームページで、「リポジトリ」タブをクリックします。


注意:

  • このリージョンを表示するには、ODIデータベース資格証明を選択する必要があります。リポジトリごとに異なる資格証明が存在します。必要に応じて資格証明を選択します。

  • Oracle Fusion Middlewareプラグイン(12.1.0.6)以降、Microsoft SQL ServerおよびIBM DB2でも構成されるリポジトリを監視できます。ただし、前提条件として、まず、Microsoft SQL ServerプラグインおよびIBM DB2プラグインをそれぞれデプロイしてから、Enterprise Manager Cloud Controlでこれらのデータベース・インスタンスをターゲットとして検出していることを確認してください。


「リポジトリ」タブには、次のリージョンがあります。

37.2.3.1 リポジトリの検索

このリージョンを使用して、すべてのマスターおよび作業リポジトリのリポジトリを検索します。

最後に指定された検索基準は常に保持されます。新しい基準を指定して「検索」をクリックすると、更新された結果が表示されます。または、「リセット」をクリックすると、「検索」フォームがリセットされます(更新された結果を表示する場合、ここでも「検索」をクリックする必要があります)。検索基準は、ログアウトしたり、すべてのタブページから別のタブページに移動するたびにリセットされます。

要素 説明
リポジトリ・タイプ リポジトリ・タイプ(マスター・リポジトリ、作業リポジトリ、すべて)を選択します。
リポジトリ名 名前またはリポジトリ名の一部を入力します。
リポジトリ・ステータス リポジトリのステータス(稼働中、停止中、すべて)を選択します。

37.2.3.2 リポジトリ

作業リポジトリの詳細を表示するには、このリージョンを使用します。

要素 説明
名前 マスターおよび作業リポジトリの名前を表示します。リポジトリの名前に付随するスター・アイコンは、Oracle Databaseのリポジトリでないことを示します。
  • 特定のマスター・リポジトリの下の作業リポジトリを表示するには、マスター・リポジトリ名を展開します。

  • 各データベース・ホームページにドリルダウンおよびアクセスして詳細を表示するには、リポジトリ名をクリックします。

  • 特定のリポジトリの詳細は、そのリポジトリの行を選択し、「データベース詳細」表を表示します。Oracle以外のデータベース・リポジトリの場合、Enterprise Manager Cloud Controlではすべてのメトリックのデータを表示できない場合があります。

ステータス 作業リポジトリ・データベースのステータスが表示されます。
  • 稼働中(緑色の矢印): オン

  • 停止中(赤色の矢印): オフ

  • 未構成: このリポジトリはマスター・リポジトリで宣言されていますが、この作業リポジトリへの接続がOracle Data Integratorコンソールで宣言されていません。

テクノロジ 使用されているテクノロジを表示します。
ホスト リポジトリが存在するホストの名前を表示します。
ポート リポジトリが存在するホストのポートを表示します。
SID/データベース・インスタンス リポジトリまたはデータベース・インスタンス名のシステム識別子を表示します。
バージョン リポジトリのバージョンが表示されます。
レスポンス時間(ミリ秒) リポジトリ・データベースのレスポンス時間(ミリ秒)。
外部ID リポジトリのODI固有の一意の識別子を表示します。
インシデント このリポジトリに関連付けられているインシデント(クリティカルまたは警告)の数を表示します。
スキーマ名 このリポジトリに関連付けられているスキーマの名前を表示します。
LPE/セッションの表領域/ファイル・グループ 合計行およびセグメント・サイズ(GB単位)を表示します。
パージ アイコンをクリックして、ODIログをパージします。
  • Oracle Fusion Middlewareプラグイン(12.1.0.6)を使用して監視される12.1.3 ODIエージェントの場合、別のダイアログ・ボックスが表示されます。ここで、必須情報を入力し、「パージ」をクリックします。ODIログは、Enterprise Manager Cloud Controlコンソール内から削除されます。

  • Oracle Fusion Middlewareプラグイン(12.1.0.5)以下を使用して監視される12.1.3 ODIエージェント、およびすべての12.1.2以下のODIエージェントの場合、ODIコンソールがある別のブラウザ・ウィンドウが表示されます。コンソールにログインし、不要なODIログを削除します。


37.2.3.3 データベース詳細

データベース詳細を参照すると、データベースの実行方法がわかりやすく示されています。たとえば、データベースの表領域が一杯付近に達した場合、データベース管理者は表領域の拡張を検討できます。

また、データベース・パフォーマンス・グラフ、「スループット」および「待機時間のボトルネック」セクションを確認することにより、データベース管理者はデータベースのチューニングを推奨できます。

  • 待機時間のボトルネック

    このセクションには、平均インスタンスCPU (%)、I/O待機中のアクティブ・セッションおよびその他を待機中のアクティブ・セッションの統計が表示されます。

  • スループット

    このセクションには、トランザクション数/秒、物理書込み/トランザクション、物理読取り/トランザクションおよびユーザー・コミット/トランザクションの統計が表示されます。

  • パフォーマンス

    このセクションには、アクティブ・セッションのCPU、I/O待機およびその他の使用状況情報が表示されます。

    注意: このリージョンを表示するには、資格証明およびリポジトリを選択する必要があります。資格証明は、DBAユーザーであるとともに、「グローバル」タイプである必要があります。資格証明は、表領域とスキーマ関連のグラフを表示する上で必要です。


注意:

Oracle以外のデータベース・リポジトリの場合、Enterprise Manager Cloud Controlではすべてのメトリックのデータを表示できない場合があります。

37.2.3.4 表領域/ファイル・グループの詳細

このセクションには、使用領域および割り当てられた領域の統計を提供して表領域の増加率が表示されます。情報に基づいて、データベース・データをアーカイブまたはパージするか、表領域を拡張するかどうかを決定できます。


注意:

Oracle以外のデータベース・リポジトリの場合、Enterprise Manager Cloud Controlではすべてのメトリックのデータを表示できない場合があります。

37.2.4 ロード・プランの実行およびセッションの監視

ロード・プラン実行およびセッションを監視するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. ODIのホームページで、「ロード・プラン実行/セッション」タブをクリックします。

「ロード・プラン実行/セッション」タブを使用すると、エージェントによって実行されたロード・プラン実行およびセッションに関する情報を検索および表示できます。このタブには、次のリージョンがあります。

セッションを展開して、手順およびタスクの情報を確認します。たとえば、ODIインタフェースが実行された場合、このインタフェースが実行した各タスクを確認し、生成されたコードを表示し、データベース実行詳細までドリル・ダウンできます。


注意:

「データベース実行の詳細」リンクを使用して、Oracle Databaseの監視ページにドリルダウンできるようにするには、Oracle Database DiagnosticsおよびTuning Packが必要です。

「ロード・プラン実行/セッション」タブには、次のリージョンがあります。

37.2.4.1 セッション/LPEの検索

このリージョンを使用して、すべてのマスターおよび作業リポジトリのセッションおよびロード・プラン実行を検索します。

最後に指定された検索基準は常に保持されます。新しい基準を指定して「検索」をクリックすると、更新された結果が表示されます。または、「リセット」をクリックすると、「検索」フォームがリセットされます(更新された結果を表示する場合、ここでも「検索」をクリックする必要があります)。検索基準は、ログアウトや、Oracle Data Integrator Cloud Controlアプリケーションのすべてのタブ・ページから別のページへのナビゲートのたびにリセットされます。

要素 説明
マスター・リポジトリ セッション情報を含むマスター・リポジトリを選択します。
作業リポジトリ セッション情報を含む作業リポジトリを選択します。
実行エージェント セッションを実行するために使用されたエージェントを選択します。
コンテキスト セッションの実行コンテキストを選択します
実行タイプ 「セッション」、「ロード・プラン実行」または「すべて」を選択します。
開始日 カレンダ・アイコンを使用して、セッションの検索を開始する日付を選択します。この日付よりも後に開始したセッションのみが返されます
終了日 カレンダ・アイコンを使用して、ロード・プラン実行およびセッションの検索を終了する日付を選択します。この日付が返される前に、ロード・プラン実行およびセッションのみが終了しました。
ユーザー名 実行を開始したODIユーザーの名前。
ステータス 「すべて」を選択するか、検索を絞り込んで特定のステータス(エラー、実行中、警告または待機中)を表示します。たとえば、実行中および警告ステータスのみ表示するよう選択できます。
メッセージ 実行されるロード・プラン実行/セッションのエラー・メッセージ。
キーワード キーワードを入力して、検索を絞り込みます。複数のキーワードを使用する場合、カンマを使用してキーワードを区切り、スペースを使用しないでください。たとえば、lpe1,lpe2のように使用します。
実行名 ロード・プラン実行の名前を入力します。
エラー・レコード 「すべて」を選択するか、検索を絞り込んでロード・プラン実行およびセッション「エラー・レコードあり」または「エラー・レコードなし」を表示します。
実行ID 特定のロード・プラン実行またはセッション識別子。

37.2.4.2 ロード・プラン実行/セッション

このリージョンを使用して、エージェントで実行されるロード・プラン実行/セッションの実行詳細を表示します。

特定のロード計画実行またはセッションの階層、各ステップのステータス、各ステップの開始時間および終了時間などの詳細を表示するには、表の行を選択し、ページをスクロールダウンして「ロード計画実行/セッション詳細」表を表示します。

要素 説明
名前 ロード・プラン実行またはセッションの名前を表示します。
実行ID ロード・プラン実行またはセッション識別子。ロード計画が実行されるたびに、一意の識別子が付いた新しいロード計画実行が作成されます。
ステータス 実行されるロード・プラン実行またはセッションのステータスを示すアイコンを表示します。エラーがある場合、ステータスを理解し、詳細を表示するには、アイコンの上にマウスを合せます。ステータスは次のいずれかになります:
  • 実行中: ロード・プラン実行/セッションが現在実行中です。

  • 終了: ロード・プラン実行/セッションは正常に終了しました。

  • 待機中: ロード・プラン実行/セッションは実行を待機しています。

  • エラー: ロード・プラン実行/セッションがエラーのために終了しました。

  • 警告: セッションは正常に終了しましたが、フロー制御中にインタフェースによってエラー行が検出されました。

  • キュー: セッションは、実行のためにエージェントが使用可能になるのを待機しています。

開始日 実行されるロード・プラン実行/セッションの開始日時。
更新日 ロード・プラン実行/セッションの最終更新日を表示します。
実行時間 実行するロード・プラン実行/セッションの期間を表示します。
エラー・レコード エラー・レコードの数を表示します。
実行タイプ シナリオなど、ロード・プランまたはセッション・タイプを表示します。
作業リポジトリ名 このロード・プラン/セッション実行の実行情報が格納される作業リポジトリの名前が表示されます。
エージェント名 ロード・プラン実行/セッションを実行したエージェントの名前を表示します。
ODIユーザー 実行を開始したODIユーザーの名前を表示します。

37.2.4.3 ロード計画実行/セッション詳細

このリージョンを使用して、エージェントによって実行されたロード・プラン実行およびセッションの詳細情報を表示します。

要素 説明
ロード・プラン実行/セッションの階層 ロード・プラン実行またはセッションの階層を表示します。完全な階層を表示するには、ロード計画実行またはセッション名をクリックして展開します。
ステータス ロード・プラン実行またはセッションの・ステップのステータスを示すアイコンを表示します。エラーがある場合、ステータスを理解し、詳細を表示するには、アイコンの上にマウスを合せます。
ソース・コード ソース・データベース上で実行されるコードを表示します。実行されたコードの詳細を表示するには、アイコンをクリックします。

ソースおよびターゲット・データベースが、Enterprise Manager Cloud Controlで検出されたOracleデータベースである場合、「データベース実行の詳細」ハイパーリンクが表示されます。ASH分析ページにドリルダウンして特定の時間範囲についてアクティブ・セッションに関する情報を表示するには、リンクをクリックします。

ターゲット・コード ターゲット・データベース上で実行されるコードを表示します。実行されたコードの詳細を表示するには、アイコンをクリックします。

ソースおよびターゲット・データベースが、Enterprise Manager Cloud Controlで検出されたOracleデータベースである場合、「データベース実行の詳細」ハイパーリンクが表示されます。ASH分析ページにドリルダウンして特定の時間範囲についてアクティブ・セッションに関する情報を表示するには、リンクをクリックします。

ステップ・タスク・タイプ ステップによって実行されるタスクのタイプを表示します。ソースおよびターゲット・システムがデータベース・システムである場合、タスク・タイプ値はハイパーリンクです。その場合、データを交換したソース・データベースとターゲット・データベースの詳細を表示するには、タスク・タイプをクリックします。
開始日 ステップの起動日時を表示します。
終了日 ステップの終了日時を表示します。
所要時間 タスクの実行に要した時間(秒)を表示します。
更新 タスクごとに1行に対して行われた更新または変更の数を表示します。
挿入 タスクごとに行われたデータ挿入の数を表示します。
エラー・レコード タスクごとにレポートされたエラー・レコードの数を表示します。
削除 タスクごとに行われたデータ削除の数を表示します。

37.3 Oracle Data Integratorの管理

Oracle Data Integratorの管理では次の操作を実行できます。

37.3.1 Oracle Data Integratorエージェントの起動、停止および再起動


注意:

  • Oracle Process Manager and Notification (OPMN)は、リリース11gスタンドアロン・エージェントに使用されます。WebLogic Management Frameworkは、リリース12cのコロケート・スタンドアロン・エージェントのみで使用されます。

  • ODI Java EEエージェントでは「起動」操作と「停止」操作のみがサポートされます。

  • 「起動」操作と「停止」操作は、WebLogic Management FrameworkインスタンスおよびOPMNインスタンスによって管理されるすべてのODIスタンドアロン・エージェントでサポートされます。「再起動」操作は、OPMNインスタンスによって管理される11gのスタンドアロン・エージェントのみでサポートされ、WebLogic Management Frameworkインスタンスによって管理される12cのコロケート・スタンドアロン・エージェントではサポートされません。


Oracle Data Integratorエージェントを起動、停止および再起動するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. Oracle Data Integratorのホームページで、「ODIエージェント」タブをクリックします。

  4. 「ODIエージェント」タブで、ODIエージェントを検索します。次に、「ODIエージェント」表で、エージェントの名前をクリックします。

  5. ODIエージェント・ホームページで、「ODIエージェント」メニューから「制御」を選択し、「起動」、「停止」、または「再起動」を選択します。


注意:

OPMNまたはWebLogic Management Frameworkで管理されていないODIスタンドアロン・エージェントを起動または停止する場合、エージェントの起動および停止スクリプトを使用する必要があります。エージェントを起動および停止する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integrator開発者ガイドのエージェントの管理に関する項を参照してください。

37.3.2 エージェントのステータスおよびアクティビティの管理

エージェントのステータスを管理し、そのアクティビティを監視するには、次の手順に従います。

  1. ターゲット・ナビゲーション・ペインまたはODIのホームページで、JEE、スタンドアロンまたはコロケート・スタンドアロン・エージェントに対応するターゲット・リンクをクリックします。そのエージェント用の「Java EEアプリケーション」ページが表示されます。

  2. エージェント・ページのメニューから、「監視」「パフォーマンス・サマリー」の順に選択します。

    Enterprise Manager Cloud Controlでは、パフォーマンス・サマリー・ページが表示され、メトリックとチャートの表示およびカスタマイズができます。

37.3.3 セッションおよびロード・プラン実行の検索

セッションおよびロード・プラン実行を検索するには、次の手順に従います。

  1. Enterprise Managerの「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェアの機能」メニューで、「ODIホーム」を選択します。

  3. 「LPE/セッション」タブをクリックします。タブの詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。

37.3.4 ログ・メッセージの表示

Enterprise Manager Cloud ControlのJava EEエージェントのログ・メッセージを表示できます。

このプロセスの手順は次のとおりです。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. Oracle Data Integratorのホームページで、「ODIエージェント」タブをクリックします。

  4. 「ODIエージェント」タブで、ODIエージェントを検索します。次に、「ODIエージェント」表で、エージェントの名前をクリックします。

  5. ODIエージェント・ホームページで、「ODIエージェント」メニューから「ログ」を選択し、「ログ・メッセージの表示」を選択します。

表示されるログ・メッセージを日付範囲やメッセージ・タイプなどでフィルタリングしたり、メッセージ内で検索語を検索することができます。

ログ構成の設定を構成するには、ODIエージェント・メニューから、「ログ」「ログ構成」の順に選択します。

37.4 アラートおよび通知の作成

アラートおよび通知の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』インシデント管理の使用および通知の使用に関する章を参照してください。

たとえば、マスター・リポジトリ・ステータスのアラートを作成するには、次の手順を参照してください。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. Oracle Data Integratorのホームページで、「ODIエージェント」タブをクリックします。

  4. 「ODIエージェント」タブで、ODIエージェントを検索します。次に、「ODIエージェント」表で、エージェントの名前をクリックします。

  5. ODIエージェントのホームページで、「ODIエージェント」メニューから、「監視」を選択し、「メトリックとコレクション設定」を選択します。

  6. 「メトリック」列で、「マスター・リポジトリ」を拡張して「ステータス」行を表示します。

  7. 「クリティカルのしきい値」テキスト・フィールドの「ステータス」行に「0」を入力します。

    0は、マスター・リポジトリが停止すると、EMがアラートを生成することを示し、1はマスター・リポジトリが起動するとアラートを生成します。


    注意:

    同様に、「メトリック」列に記述されている他の行に対して警告アラートまたはクリティカル・アラートを作成できます。

37.5 ランタイム・エージェントの監視

エージェント・ホームページでは、Oracle Data Integratorランタイム・エージェントを監視できます。ODI用のManagement Packでは、次のODIエージェント・タイプを監視および管理できます。

  • 11g: Java EEエージェントおよびOPMNで管理されるスタンドアロン・エージェント。

  • 12c: Java EEエージェントおよびWebLogic Management Frameworkで管理されるコロケート・スタンドアロン・エージェント。

ODIエージェントのホームページにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、「ミドルウェアの機能」メニューから「ODIホーム」を選択します。

  3. ODIのホームページで、「ODIエージェント」タブをクリックします。

  4. 「ODIエージェント」タブでODIエージェントを検索し、検索結果表で目的のODIエージェントの名前をクリックします。

エージェントのホーム・ページの詳細は、第37.6項「エージェント・ホームページ」を参照してください。

37.6 エージェント・ホームページ

エージェント・ホームページは、次の順序で配置されています。

37.6.1 一般情報

「一般情報」リージョンには、このエージェントの一般情報が表示されます。

要素 説明
レスポンス時間(ミリ秒) リポジトリ・データベースのレスポンス時間(ミリ秒)を表示します。
エージェントのバージョン エージェントのバージョンを表示します。
ホストとポート エージェントが起動されたマシンのホスト(ネットワーク名またはIPアドレス)とエージェントがリスニングしているポートが表示されます。
マスター・リポジトリ クリックすると、マスター・リポジトリのデータベース・パフォーマンス・ページにアクセスします。
インシデント 監視対象の問題で、即時のアクションによる解決(手動または自動)あるいは根本原因の解決が必要であることを示す、1つのイベント、または相関関係のある一連のイベント。

37.6.2 負荷

「ロード」リージョンには、一定期間にエージェントでサポートされる接続数が表示されます。

要素 説明
許可された最大セッション数 このエージェントで許可される最大セッション数。
許可された最大スレッド数 このエージェントで許可される最大スレッド数。
アクティブ・セッション数 このエージェントのアクティブなセッション数。
アクティブ・スレッド数 このエージェントのアクティブなスレッド数。

37.6.3 ターゲット・インシデント

「ターゲット・インシデント」リージョンには、このリポジトリにアタッチされたエージェントから発行された通知が表示されます。

要素 説明
重大度 インシデントの深刻さ。
  • 致命的 - 対応するサービスは使用できません。たとえば、監視対象ターゲットは停止しています(ターゲット停止イベント)。「致命的」は最高レベルの重大度で、イベント・タイプ「ターゲット可用性」にのみ適用されます。

  • クリティカル - 即時のアクションが特定の領域で必要です。その領域は、機能していないか、緊急の問題が発生しています。

  • 警告 - 特定の領域で注意が必要ですが、領域は引き続き機能します。

  • アドバイザ - 特定の領域で今すぐに注意する必要はありませんが、領域の現在の状態に関して注意することをお薦めします。

  • クリア - インシデントが発生した条件が解決されました。

ID インシデントID。
サマリー インシデントのサマリーの説明。
カテゴリ エラーなどのインシデントの分類。

37.6.4 ロード・プラン実行/セッション実行インシデント

ロード・プラン実行/セッション実行インシデント・リージョンには、このリポジトリにアタッチされたエージェントから発行された通知が表示されます。

要素 説明
重大度 インシデントの深刻さ。
  • 致命的 - 対応するサービスは使用できません。たとえば、監視対象ターゲットは停止しています(ターゲット停止イベント)。「致命的」は最高レベルの重大度で、イベント・タイプ「ターゲット可用性」にのみ適用されます。

  • クリティカル - 即時のアクションが特定の領域で必要です。その領域は、機能していないか、緊急の問題が発生しています。

  • 警告 - 特定の領域で注意が必要ですが、領域は引き続き機能します。

  • アドバイザ - 特定の領域で今すぐに注意する必要はありませんが、領域の現在の状態に関して注意することをお薦めします。

  • クリア - インシデントが発生した条件が解決されました。

ID インシデントID。
サマリー インシデントのサマリーの説明。
カテゴリ エラーなどのインシデントの分類。

37.6.5 ロード・バランシング・エージェント

「ロード・バランシング・エージェント」リージョンには、現在のエージェントの子エージェントとして宣言されたエージェントのステータスおよびセッション・メトリックが表示されます(ODIロード・バランシングを使用している場合)。

要素 説明
名前 エージェントの名前が表示されます。これは、Oracle Data Integratorでエージェントを作成したときに指定した名前です。エージェントを選択すると、対応するエージェント・ホームページが表示されます。
ステータス エージェントのステータスが表示されます。
  • 稼働中(緑色の矢印): オン

  • 停止中(赤色の矢印): オフ

検出済 青色ティックは、ODIエージェントがEnterprise Managerのカスタム・ターゲットととして検出されていることを示します。エージェント名をクリックすると、ODIコンソールのエージェントの詳細ページにアクセスできます。

時計は、ODIエージェントがEnterprise Managerのカスタム・ターゲットととして検出されていないことを示します。エージェント名をクリックすると、Enterprise Managerエージェント・ターゲット・ページにアクセスできます。

元のLPE/セッション LPEおよびセッションのステータスを表示します。
  • エラー - このエージェントでエラーになったセッション数。

  • 実行中 - このエージェントで現在実行中のセッション数。

  • 終了 - このエージェントで終了したセッション数。

  • 警告 - このエージェントで警告状態になったセッション数。

  • 待機中 - 実行を待機するセッションの数。

  • キュー: セッションは、実行のためにエージェントが使用可能になるのを待機しています。

マスター・リポジトリ平均レスポンス時間(ミリ秒) マスター・リポジトリ・データベースのレスポンス時間(ミリ秒)を表示します。
セッション このエージェントで許可されるアクティブな最大セッション数。
スレッド このエージェントで許可されるアクティブな最大スレッド数。

37.7 Oracle Data Integratorコンソールの構成

Oracle Data Integratorコンソールは、Enterprise Manager Cloud Controlから構成できません。構成を変更するには、Fusion Middleware Controlコンソールを使用する必要があります。Oracle Data Integratorの構成方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integratorのための開発者ガイドを参照してください。

ただし、Enterprise Manager Cloud ControlからOracle Data Integratorコンソールを構成して、Enterprise Manager Cloud ControlとOracle Data Integratorコンソールのリンクを定義できます。

デフォルトでは、このページのフィールドに、Oracle Data Integratorコンソールのホスト、Oracle Data Integratorコンソールの管理対象サーバー・ポートおよびデフォルト・コンテキスト・ルートが移入されます。別の構成を使用してOracle Data Integratorコンソールにアクセスする必要がある場合は、このページで構成を変更できます。

このプロセスの手順は次のとおりです。

  1. エージェント・ホームページにナビゲートします。

  2. エージェント・ページのメニューから、「ODIコンソール管理」を選択し、次に「基本構成」を選択します。

    このページには、Oracle Data Integratorコンソール・アプリケーションにアクセスするための現在の構成が表示されます。これらの値は、アプリケーションがEnterprise Managerによって検出されたときに自動的に設定され、Enterprise ManagerからOracle Data Integratorコンソールにアクセスするために使用されます(たとえば、「参照」をクリックしたとき)。別の方法でOracle Data Integratorコンソールにアクセスするようにこれらの値を変更できます。ロード・バランサ経由でOracle Data Integratorコンソールに接続する場合などです。

  3. この構成を変更するには、フィールドに新しい値を入力して「適用」をクリックします。「元に戻す」をクリックすると前の設定に戻ります。

    要素 説明
    ホスト アプリケーションがデプロイされているサーバーの名前が表示されます。SSOを使用する場合は、Oracle HTTP Server (OHS)を入力します。
    ポート HTTPリスナー・ポート番号が表示されます。SSOを使用する場合は、Oracle HTTP Server 10gまたは11g Webgateがインストールされているマシンのポートを入力します。
    コンテキスト・ルート Webアプリケーションのコンテキスト・ルートが表示されます。
    プロトコル 接続のプロトコルが表示されます。

37.8 Oracle Data Integratorドメインの構成

Oracle Data Integratorドメインのコンポーネントのインストールと構成は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』で説明しています。