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Oracle Solaris 11 システムのインストール     Oracle Solaris 11 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

パート I Oracle Solaris 11 のインストールオプション

1.  インストールオプションの概要

パート II インストールメディアを使用したインストール

2.  インストールの準備

3.  LiveCD の使用

4.  テキストインストーラの使用

5.  メディアからブートする自動インストール

6.  Oracle Solaris インスタンスの構成解除または再構成

パート III インストールサーバーを使用したインストール

7.  複数のクライアントへの自動インストール

8.  インストールサーバーの設定

9.  インストールのカスタマイズ

10.  クライアントシステムのプロビジョニング

11.  クライアントシステムの構成

12.  ゾーンのインストールと構成

13.  初回ブート時のカスタムスクリプトの実行

14.  AI クライアントシステムで使用するための Oracle Configuration Manager の設定

15.  クライアントシステムのインストール

クライアントのインストール方法

クライアントシステムの要件

SPARC および x86 クライアントシステムの要件

SPARC クライアントシステムの追加の要件

インストールクライアントを設定する

x86 クライアントの設定

SPARC クライアントの設定

サービスからのクライアントの削除

クライアントのインストール

Secure Shell を使用したリモートからのインストールの監視

x86 クライアントのインストールの監視

SPARC クライアントのインストールの監視

SPARC クライアントのインストール

SPARC クライアントのネットワークブート処理

SPARC のネットワークブートの出力例

x86 クライアントのインストール

x86 クライアントのネットワークブート処理

x86 のネットワークブートの出力例

クライアントインストールのメッセージ

自動インストールの開始メッセージ

自動インストールの成功メッセージ

16.  自動インストールのトラブルシューティング

インストールクライアントを設定する

インストールサーバー上で、特定のクライアントを特定のインストールサービスに関連付けるには installadm create-client コマンドを使用します。

installadm create-client コマンドには、次の情報が必要です。

x86 クライアントの場合、ブートプロパティーを任意で指定できます。

x86 クライアントの設定

次の例では、MAC アドレス 0:e0:81:5d:bf:e0 を持つ x86 クライアントを s11-x86 インストールサービスに関連付けています。このコマンドによって出力される DHCP 構成を DHCP サーバーに追加する必要があります。この DHCP 構成が行われない場合、クライアントは s11-x86 インストールサービスをブートできません。

# installadm create-client -n s11-x86 -e 0:e0:81:5d:bf:e0
No local DHCP configuration found. If not already configured, the
following should be added to the DHCP configuration:
    Boot server IP      : 10.80.239.5
    Boot file           : 0100E0815DBFE0

また、installadm create-client コマンドの結果は、/etc/netboot ディレクトリでも表示できます。このリストには、このクライアントのインストールサービスファイルのみが表示されます。menu.lst ファイルの行は読みやすくするために分割されています。

# cd /etc/netboot
# ls -l
lrwxrwxrwx  Aug 26 08:27 0100E0815DBFE0 -> ./s11-x86/boot/grub/pxegrub
-rw-r--r--  Aug 26 08:27 menu.lst.0100E0815DBFE0
drwxr-xr-x  Aug 26 08:26 s11-x86

# cat menu.lst.0100E0815DBFE0
default=0
timeout=30
min_mem64=0
title Oracle Solaris 11 11/11 Text Installer and command line
        kernel$ /s11-x86/platform/i86pc/kernel/$ISADIR/unix -B 
install_media=http://$serverIP:5555//export/auto_install/s11-x86,install_service=s11-x86,
install_svc_address=$serverIP:5555
        module$ /s11-x86/platform/i86pc/$ISADIR/boot_archive

title Oracle Solaris 11 11/11 Automated Install
        kernel$ /s11-x86/platform/i86pc/kernel/$ISADIR/unix -B install=true,
install_media=http://$serverIP:5555//export/auto_install/s11-x86,install_service=s11-x86,
install_svc_address=$serverIP:5555,livemode=text
        module$ /s11-x86/platform/i86pc/$ISADIR/boot_archive

SPARC クライアントの設定

次の例では、MAC アドレス 00:14:4f:a7:65:70 を持つ SPARC クライアントを s11-sparc インストールサービスに関連付けています。

# installadm create-client -n s11-sparc -e 00:14:4f:a7:65:70

SPARC の wanboot-cgi ブートファイルが create-service によってすでに構成されているため、DHCP サーバーでの構成は必要ありません。「AI インストールサービスを作成する」を参照してください。

サービスからのクライアントの削除

インストールサービスからクライアントを削除するには、installadm delete-client コマンドを使用します。

# installadm delete-client macaddr

クライアントを関連付けることができるインストールサービスは 1 つだけなので、サービス名を指定する必要はありません。