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Oracle Solaris 11 システムのインストール Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris 11 のインストールオプション
6. Oracle Solaris インスタンスの構成解除または再構成
14. AI クライアントシステムで使用するための Oracle Configuration Manager の設定
インストールサーバーを設定したときに、クライアントのアーキテクチャーと、インストールを計画している Oracle Solaris OS のバージョンごとに少なくとも 1 つのインストールサービスを作成しました。各インストールサービスを作成したときに、必要に応じて各種クライアントのカスタマイズされたインストール手順とシステム構成手順を作成しました。自動インストールを開始するには、単にクライアントをブートするだけです。
クライアントをネットワーク経由でブートしたあと、インストールサービスによって提供されるネットイメージ、インストール仕様、およびシステム構成仕様を使ってクライアントのインストールと構成が行われます。
管理者がクライアントをネットワーク経由でブートします。
クライアントシステムが DHCP サーバーに接続し、クライアントの IP アドレス、ブートファイル、および必要に応じてインストールサーバーの IP アドレスを取得します。
クライアントシステムが次のいずれかのソースからネットイメージを読み込みます。
installadm create-client コマンドを使ってこのクライアントに割り当てられたインストールサービス。
このアーキテクチャー用のデフォルトのインストールサービス。
クライアントシステムが、「AI マニフェストの選択」の説明に従って決められた AI マニフェストを使用してそのインストールを完了します。
AI マニフェストに auto_reboot が設定されている場合、クライアントシステムがリブートします。または、システム管理者がクライアントをリブートします。
リブート中に、クライアントシステムが次のいずれかの方法で構成されます。
「システム構成プロファイルの選択」の説明に従って決められたシステム構成プロファイルを使用します。
対話型システム構成ツールでの管理者の応答を使用します。
AI クライアントインストールが終了すると、自動インストールの成功メッセージが画面に表示され、完了メッセージが /system/volatile/install_log ログファイルに表示され、そのクライアント上の svc:/application/auto-installer SMF サービスが online 状態になります。