ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris の管理: IP サービス Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
13. DHCP コマンドと DHCP ファイル (リファレンス)
16. IP セキュリティーアーキテクチャー (リファレンス)
20. Oracle Solaris の IP フィルタ (概要)
DSR トポロジを使用して高可用性を実現するための ILB の構成方法
ハーフ NAT トポロジを使用して高可用性を実現するための ILB の構成方法
show-statistics サブコマンドを使用した統計情報の取得
ilbadm を使用して、負荷分散規則を作成、削除、および一覧表示できます。負荷分散規則の定義と、規則を作成するために必要なパラメータについては、「ILB の用語」を参照してください。
# ilbadm create-servergroup -s server=60.0.0.10:6000-6009,60.0.0.11:7000-7009 sg1
# ilbadm create-healthcheck -h hc-test=tcp,hc-timeout=2,hc-count=3,hc-interval=10 hc1
# ilbadm create-rule -e -i vip=81.0.0.10,port=5000-5009,protocol=tcp\ -m lbalg=rr,type=NAT,proxy-src=60.0.0.101-60.0.0.104,persist=/24 -h hc-name=hc1 -o servergroup=sg1 rule1
例 23-6 健全性検査セッション永続性を持つフル NAT 規則を作成する
この例では、hc1 という健全性検査と、sg1 というサーバーグループ (それぞれポート範囲を持つ 2 つのサーバーで構成される) を作成します。最後のコマンドが、rule1 というフル NAT モードの規則を作成して有効にし、この規則をサーバーグループおよび健全性検査に関連付けます。サーバーグループおよび健全性検査の作成が、規則の作成よりも前になるようにする必要があります。
ilbadm create-healthcheck -h hc-test=tcp,hc-timeout=2,hc-count=3,hc-interval=10 hc1 ilbadm create-servergroup -s server=60.0.0.10:6000-6009,60.0.0.11:7000-7009 sg1 ilbadm create-rule -e -i vip=81.0.0.10,port=5000-5009,protocol=tcp \ -m lbalg=rr,type=NAT,proxy-src=60.0.0.101-60.0.0.104,persist=/24 -h hc-name=hc1 -o servergroup=sg1 rule1
NAT/ハーフ NAT 規則を作成するとき、接続排出タイムアウトの値を指定することをお勧めします。conn-drain タイムアウトのデフォルト値は 0 で、つまり接続が安全にシャットダウンされるまで待機し続けることを意味します。
規則を削除するには、delete-rule サブコマンドを使用します。すべての規則を削除する場合、-a オプションを使用します。次の例は、rule1 という規則を削除します。
# ilbadm delete-rule rule1
規則の構成の詳細を一覧表示するには、list-rule サブコマンドを使用します。規則名を指定しない場合、すべての規則の情報が提供されます。
# ilbadm list-rule
|