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Oracle Solaris Studio 12.3: C++ ユーザーズガイド Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
例外に関する実行時エラーメッセージには、次の 5 種類があります。
例外のハンドラがありません
予期しない例外を送出
ハンドラでは例外の再送出しかできません
スタックの巻き戻し中は、デストラクタは独自の例外を処理しなければなりません
メモリー不足
実行時にエラーが検出されると、現在の例外の種類と、前述の 5 つのメッセージのいずれかがエラーメッセージとして表示されます。デフォルト設定では、事前定義済みの terminate() 関数が呼び出され、さらにこの関数から abort() が呼び出されます。
コンパイラは、例外指定に含まれている情報に基づいて、コードの生成を最適化します。たとえば、例外を送出しない関数のテーブルエントリは抑止されます。また、関数の例外指定の実行時チェックは、できるかぎり省略されます。