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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド
12c リリース1 (12.1.1)
B65933-02
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5 サイレント・モードでのインストール・プログラムの実行

この章では、WebLogic Serverインストーラのサイレント・モードで実行する方法を説明します。

次の項が含まれます:

サイレント・モード・インストールの概要

サイレント・モード・インストールは、インストール構成を一度だけ定義し、その後はその構成を使用してインストールを多くのマシンに複製できるインストール方法です。サイレント・モードでのインストールでは、インストール・プログラムはインストールを開始する前に作成したXMLファイルから構成用の設定を読み込みます。インストール・プログラムは、インストール・プロセス中に構成オプションは一切表示しません。サイレント・モード・インストールは、WindowsシステムとUNIXシステムの両方で動作します。

この項での説明は、「製品の配布」で説明されているインストール・プログラムをすでに入手していることを前提とします。

サイレント・モード・インストール手順の概要

サイレント・モード・インストール・プロセスには、2つの主要なステップがあります:

  1. グラフィカル・モード・インストールやコンソール・モード・インストールなどの対話的なインストール・プロセス中に通常はユーザーが入力するインストール構成を定義するsilent.xmlファイルを作成します。たとえば、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリ、製品ディレクトリ、およびインストールするコンポーネントの値をsilent.xmlファイルに入力できます。

    詳細は、「サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルの作成」を参照してください。

  2. 状況に対応する項目の説明に従って、サイレント・モード・インストールを開始します:

サイレント・モード・インストールについての重要な注意事項

サイレント・モードを使用する場合は、次の事項に留意する必要があります:

サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルの作成

サイレント・モードでソフトウェアをインストールする場合、インストール・プログラムはXMLファイル(silent.xml)を使用して、実装するインストール・オプションを決定します。サイレント・モードでインストール・プログラムを実行するには、まずsilent.xmlファイルを作成する必要があります。

silent.xmlファイルを作成するには:

  1. 「サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルのサンプル」で提供されているサンプル・コードをコピーして、XMLファイルにそのコードを貼り付けます。

  2. インストール・プログラムを含む同じディレクトリに、silent.xmlという名前でファイルを保存します。


    注意:

    XML定義(<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>)は、silent.xmlファイルの先頭に指定する必要があります。XML定義の前にスペースや改行を入れないでください。


  3. システム上に保存したsilent.xmlファイルで、データ値名の値を変更して構成を反映します。

    表5-1では、現在使用可能なすべてのデータ値名について説明します。


    注意:

    値を変更するときは、文字についてのXMLガイドラインに従う必要があります。つまり、<>[]などXMLで予約済みの文字は使用できません。


表5-1 WebLogic Server用のサンプルsilent.xmlファイルの値

データ値名 説明
BEAHOME

選択したミドルウェア・ホーム・ディレクトリのフルパス。ホーム・ディレクトリの詳細は、「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」を参照してください。

OCM_PROXY_HOST
OCM_PROXY_PORT
OCM_PROXY_USER
OCM_PROXY_PASSWORD

これらのパラメータによってOracle Configuration Manager (OCM)のサポートが可能になります。コンピュータがプロキシ・サーバー経由でインターネットに接続する場合、これらのデータ値を使用して、プロキシ・サーバーのホスト名、ポート番号、ユーザー名およびパスワードを指定します。

OCM_SUPPORT_EMAIL
OCM_SUPPORT_PASSWORD

My Oracle Supportアカウントを持っている場合、Oracleからセキュリティ・アップデートを受信するには、My Oracle Supportアカウントの電子メール・アドレスとパスワードを指定します。

Oracleからセキュリティ・アップデートを受信しない場合、これらの値を指定しません。

WLS_INSTALL_DIR

WebLogic Serverのインストール先ディレクトリのフルパス(たとえば、Windowsの場合:

C:\MW_HOME\wlserver_12.1

MW_HOMEは、BEAHOMEデータ値名で指定されたミドルウェア・ホーム・ディレクトリの名前です)。

OCP_INSTALL_DIR

Coherenceのインストール先ディレクトリのフルパス(たとえば、Windowsの場合:

C:\MW_HOME\coherence_3.7

MW_HOMEは、BEAHOMEデータ値名で指定されたミドルウェア・ホーム・ディレクトリの名前です)。

COMPONENT_PATHS

システムにインストールするコンポーネントおよびサブコンポーネントを指定します。

WebLogic Serverコンポーネントをインストールするには、次の値を使用します:

WebLogic Server/Core Application Server
|WebLogic Server/Administration Console
|WebLogic Server/Configuration Wizard and Upgrade
Framework
|WebLogic Server/Web 2.0 HTTP Pub-Sub Server
|WebLogic Server/WebLogic SCA
|WebLogic Server/WebLogic JDBC Drivers
|WebLogic Server/Third Party JDBC Drivers
|WebLogic Server/WebLogic Server Clients
|WebLogic Server/WebLogic Web Server Plugins
|WebLogic Server/Xquery Support
|WebLogic Server/Server Examples
|WebLogic Server/Evaluation Database

Coherenceコンポーネントをインストールするには、次の構文を使用します:

Oracle Coherence/Coherence Product Files
|Oracle Coherence/Coherence Examples

これらの値の入力の詳細は、「コンポーネント選択のガイドライン」を参照してください。サイレント・モード・インストール用silent.xmlのサンプルで示すように、コンポーネント間に空白がないように注意してください。

INSTALL_NODE_MANAGER_SERVICE

(Windowsプラットフォームのみ)

  • WebLogic Serverノード・マネージャをWindowsサービスとしてインストールする場合は、yesに設定します。

  • WebLogic Serverノード・マネージャのWindowsサービスとしてのインストールを省略する場合は、noに設定します。デフォルトはnoです。

注意: ノード・マネージャをWindowsサービスとしてインストールするには、管理者権限が必要です。

NODEMGR_PORT

ノード・マネージャのリスニング・ポート。

ポート番号を指定しない場合、インストーラはデフォルトのポート5556を使用します。

ポート番号が使用中の場合、インストーラは次の使用可能なポートをスキャンし、それをノード・マネージャに割り当てます。

注意: INSTALL_NODE_MANAGER_SERVICEオプションがyesに設定されている必要があります。

インストール・プロセスが完了すると、指定されたポートでノード・マネージャが開始されます。

INSTALL_SHORTCUT_IN_ALL_USERS_FOLDER
  • 「All Users」フォルダにショートカットを作成するには、trueまたはyesに設定します。デフォルトはtrueです。

  • ローカル・ユーザー・フォルダにショートカットを作成するには、falseまたはnoに設定します。

「All Users」フォルダに「スタート」メニューのショートカットをインストールするには、インストールを実行しているユーザーに管理者権限が必要です。詳細は、「管理者権限」を参照してください。

LOCAL_JVMS

インストールするローカルJDKを指定するオプション要素です。複数のJDKをインストールする場合、そのフルパスをパイプ記号('|')で区切って入力します。

BEA_BUNDLED_JVMS

インストールするOracle提供のJDKを指定するオプション要素です。複数のJDKをインストールする場合、そのフルパスをパイプ記号('|')で区切って入力します。


コンポーネント選択のガイドライン

COMPONENT_PATHSデータ値名の値を指定する場合は、次のガイドラインを使用します:

  • インストールする製品コンポーネントを指定すると、完全インストールのデフォルトでインストールされるすべてのサブコンポーネントもインストールされます。たとえば、次のエントリはWebLogic Serverのすべてのコンポーネントをインストールします。

    <data-value name="COMPONENT_PATHS" value="WebLogic Server" />
    
  • 複数のコンポーネントをインストールする場合は、コンポーネントを縦棒(|)で区切ります。縦棒の前後にスペースを入れないでください。

    たとえば、WebLogic Serverコンポーネント(およびこのコンポーネントのすべてのサブコンポーネント)およびCoherenceをインストールするには、次のように入力します。

    <data-value name="COMPONENT_PATHS" value="WebLogic Server|Oracle Coherence" />
    
  • サブコンポーネントを指定する場合は、エントリごとにコンポーネントとサブコンポーネントの組み合わせを指定する必要があります。

    たとえば、WebLogic Server特定のコンポーネントをインストールして、Coherence製品ファイルもインストールするには、ファイルに次の行を入力します。

    <data-value name="COMPONENT_PATHS" value="WebLogic Server/Core Application 
    Server|WebLogic Server/Administration Console|Oracle Coherence/Oracle  
    Coherence Product Files"/>
    
  • COMPONENT_PATHSデータ値名をsilent.xmlに含めない場合、WebLogic ServerとCoherence製品が完全にインストールされます。


    注意:

    インストール・プログラムは、他のコンポーネントが依存する機能を提供するすべてのコンポーネントがインストールされることを保証するために、依存関係のチェックを実行します。これらの依存関係は、グラフィカル・モードおよびコンソール・モードでのインストール中に表示されます。サイレント・モード・インストール時にも、同じ依存関係が適用されます。他のコンポーネントが依存するコンポーネントは、silent.xmlで明示的に参照されていなくても、インストールされます。


サイレント・モード・インストールの開始

この項では、WindowsまたはUNIXマシン上でのサイレント・モード・インストールの起動方法を説明します。次の項が含まれます:


注意:

silent.xmlに正しくないエントリがあると、インストールが失敗する可能性があります。失敗原因を容易に特定できるように、インストールを開始するときにログ・ファイルを作成することをお薦めします。「詳細なインストール・ログの生成」を参照してください。


Windows上におけるサイレント・モードでのインストール・プログラムの開始

Windowsシステム上でサイレント・モードでインストール・プログラムを開始するには、次の手順に従います:

  1. Windowsシステムにログインします。

  2. グラフィカル・モード・インストールやコンソール・モード・インストールなどの対話的なインストール・プロセス中にユーザーが通常に入力する構成設定を定義するsilent.xmlファイルを作成します。silent.xmlファイルの作成の詳細は、「サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルの作成」を参照してください。

  3. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。

  4. インストール・プログラムを含むディレクトリに移動します。

  5. インストーラを開始します。

    たとえば、Windows 32ビット・プラットフォームでWebLogic Serverパッケージ・インストーラを開始するには、次のように入力します:

    wls1036_win32.exe -mode=silent -silent_xml=path_to_silent.xml

    ここでは、path_to_silent.xmlsilent.xmlファイルのフルパスです。

Oracleインストーラ・ウィンドウが表示され、ファイルを抽出中であることが示されます。その他のプロンプトやテキストは表示されません。

詳細は、第5章「サイレント・モードでのインストール・プログラムの実行」を参照してください。

サイレント・モードでの.binインストール・プログラムの開始

.binインストール・ファイルを使用する場合は、次の手順に従ってサイレント・モード・インストールを開始します。

  1. ターゲットのUNIXシステムにログインします。

  2. グラフィカル・モード・インストールやコンソール・モード・インストールなどの対話的なインストール・プロセス中にユーザーが通常に入力する構成設定を定義するsilent.xmlファイルを作成します。silent.xmlファイルの作成の詳細は、「サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルの作成」を参照してください。

  3. インストール・プログラムを含むディレクトリに移動します。

  4. 次のコマンドを入力して、インストール・プログラムを起動します。

    chmod a+x file_name.bin

    ./file_name.bin -mode=silent -silent_xml=path_to_silent.xml

    このコマンドでは、file_name.binはインストール・ファイル名で、path_to_silent.xmlsilent.xmlファイルのフルパスです。


    注意:

    サーバー・サンプルのインストールは、インストール・コマンドに次のパラメータを指定します。そうしないと、インストールに予想以上に時間がかかる場合があります。

    -Djava.security.egd=file:/dev/./urandom


    インストーラ・ウィンドウが表示され、ファイルが抽出中であることが示されます。その他のプロンプトやテキストは表示されません。

サイレント・モードでの.jarインストール・プログラムの開始

.jarインストール・ファイルを使用する場合は、次の手順に従ってサイレント・モード・インストールを開始します。


注意:

64ビット・プラットフォームでWebLogic Serverをインストールする場合、「64ビットJDKを使用した64ビット・プラットフォームでのWebLogic Serverのインストール」を参照してください。

UNIXまたはLinuxオペレーティング・システムでWebLogic Serverをインストールするとき、サーバー・サンプルをインストールするには次のパラメータをインストール・コマンドに組み込みます。そうしないと、インストールに予想以上に時間がかかる場合があります。

-Djava.security.egd=file:/dev/./urandom


  1. ターゲットのシステムにログインします。

  2. グラフィカル・モード・インストールやコンソール・モード・インストールなどの対話的なインストール・プロセス中にユーザーが通常に入力する構成設定を定義するsilent.xmlファイルを作成します。silent.xmlファイルの作成の詳細は、「サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルの作成」を参照してください。

  3. 適切なJDKのディレクトリをターゲット・システムのPATH変数定義に追加します。たとえば、UNIXまたはLinuxシステムでは、binディレクトリをPATH変数の最初に追加します。

    PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH; export PATH

  4. インストール・ファイルがあるディレクトリに移動します。

  5. 次のコマンドを入力して、インストールを開始します。

    java -jar file_name.jar -mode=silent -silent_xml=path_to_silent.xml

    このコマンドでは、file_name.jarはインストール・ファイル名で、path_to_silent.xmlsilent.xmlファイルのフルパスです。

    インストーラ・ウィンドウが表示され、ファイルが抽出中であることが示されます。

64ビットJDKを使用した64ビット・プラットフォームでのWebLogic Serverのインストール

.jarのインストール・プログラムを使用して64ビット・プラットフォームでWebLogic Serverをインストールする場合:

  • 適切なJDKのディレクトリをターゲット・システムのPATH変数定義に追加します。たとえば、UNIXでは、適切な64ビットJDKのbinディレクトリをターゲット・システムのPATH変数の最初に追加します。

    JAVA_HOME=path_to_64-bit_JDK; export JAVA_HOME

    PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH; export PATH

  • (UNIXまたはLinuxのみ)32/64ビット・ハイブリッドJDK(HP-PA、HPIAおよびSolaris64プラットフォームなど)を使用する場合、インストール・コマンドに-d64フラグを含めます。たとえば、パッケージ・インストールを使用してグラフィック・モードでインストールする場合は次のとおりです。

    java -d64 -jar filename.jar -mode=silent -silent_xml=path_to_silent.xml

  • java -versionコマンド(あるいは、32/64ビット・ハイブリッドJDKを使用するUNIX/Linuxプラットフォームでは、java -d64 -versionコマンド)を実行し、JAVA_HOMEが64ビットJDKを参照していることを確認します。

  • Sun 64ビットJDKを使用している場合、WebLogic Serverをインストールするために次のコマンドを使用します:

    java -Xmx1024m -jar filename.jar -mode=silent -silent_xml=path_to_silent.xml

サイレント・モード・インストール用の終了コード

インストール・プログラムをサイレント・モードで実行すると、インストールの成功または失敗を示す終了コードが生成されます。

表5-2は終了コードを示します。

表5-2 サイレント・モード・インストール用の終了コード

終了コード 説明

0

インストールは正常に完了しました

-1

インストールは致命的なエラーにより失敗しました

-2

インストールは内部的なXML解析エラーのために失敗しました


スクリプトからサイレント・モード・インストール・プロセスを起動する場合は、その終了コードをコンソールに表示するように選択することもできます。

例5-1には、サイレント・モードでインストール・プログラムを呼び出し、スクリプトを実行したコンソールに終了コードをエコーするサンプル・コマンド・ファイルが示されています。

例5-1 サイレント・モード終了コードを表示するサンプル・コマンド・ファイル

rem Execute the installer in silent mode
@echo off
server103_win32.exe -mode=silent -silent_xml=C:\downloads\silent.xml -log=C:\logs\products_silent.log
@rem Return an exit code to indicate success or failure of installation
set exit_code=%ERRORLEVEL%

@echo.
@echo Exitcode=%exit_code%
@echo.
@echo Exit Code Key
@echo ---------------
@echo  0=Installation completed successfully
@echo -1=Installation failed due to a fatal error
@echo -2=Installation failed due to an internal XML parsing error
@echo.

サイレント・モード・インストール用のsilent.xmlファイルのサンプル

次のsilent.xmlサンプル・ファイルは、WebLogic Serverのすべてのデフォルト・コンポーネント、WebLogic ServerのオプションのServerサンプル・サブコンポーネント、Coherenceの製品ファイル・コンポーネントをインストールします。


注意:

Serverサンプル・コンポーネントがsilent.xmlにインクルードされる場合、評価データベース・コンポーネントは自動的にインストールされます。そのため、silent.xmlに明示的にインクルードする必要はありません。ただし、Serverサンプルをインストールしなくても評価データベースをインストールする場合、silent.xmlWebLogic Server/評価データベースをインクルードする必要があります。


<!-- Silent installer option -mode=silent -silent_xml=C:\myfiles\silent.xml -->
<!-- Specify values for each data-value name as follows: 
 
     BEAHOME            Complete pathname to the Middleware Home directory that 
                        will contain this installation.
 
     WLS_INSTALL_DIR    Complete pathname to the product installation 
                        directory in which to install WebLogic Server.
 
     COMPONENT_PATHS    Components and subcomponents to be installed.
                        To install multiple components, separate the components
                        with a bar (|).
                        To install subcomponents, specify a 
                        component/subcomponent combination. For example,
                        to install Core Application Server, use
                        "WebLogic Server/Core Application Server".
     
     INSTALL_NODE_MANAGER_SERVICE  Install Node Manager as a Windows 
                                   service. The default is "no".
                                   Requires Administrator privileges.
 
     NODEMGR_PORT       Node Manager listen port number. If none specified,
                        installer uses default port 5556. 
                        INSTALL_NODE_MANAGER_SERVICE must be set to "yes".
     
     INSTALL_SHORTCUT_IN_ALL_USERS_FOLDER
                        The Windows Start menu folder in which you want the 
                        Start menu shortcuts created.
                        The user performing the installation must have 
                        Administrator privileges to install the shortcuts 
                        in the All Users folder.
                        Possible values:
                        true/yes  The shortcuts are created in 
                                  the All Users folder (default)
                        false/no  The shortcuts are created in 
                                  the local user's folder    

     BEA_BUNDLED_JVMS
                        Option to select BEA bundled JVMS (for e.g. either
                        jrockit_160_05 or jdk160_05 for Windows and Linux
                        platforms). The default value is all BEA bundled JVMs
                        for selected platform.

     LOCAL_JVMS
                        Option to select supported JVM, which is already
                        installed. Note: The presence of either(BEA_BUNDLED_JVMS
                        or LOCAL_JVMS) or both of these tokens negates any
                        default selection and only sets the values assigned for
                        these tokens as user selection. The value of the token
                        can be a pipe ('|') separated JavaHomes.
-->

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
   <bea-installer> 
     <input-fields>
       <data-value name="BEAHOME" value="D:\Oracle\Middleware_Home" />
       <data-value name="WLS_INSTALL_DIR" value="D:\Oracle\Middleware_Home\wlserver_12.1" />
       <data-value name="COMPONENT_PATHS"
        value="WebLogic Server/Core Application Server|WebLogic Server
/Administration Console|WebLogic Server/Configuration Wizard and Upgrade 
Framework|WebLogic Server/Web 2.0 HTTP Pub-Sub Server|WebLogic Server/WebLogic 
JDBC Drivers|WebLogic Server/Third Party JDBC Drivers|WebLogic Server
/WebLogic Server Clients|WebLogic Server/WebLogic Web Server Plugins
|WebLogic Server/Xquery Support|WebLogic Server/Server Examples|Oracle Coherence/Coherence Product Files" />
       <data-value name="INSTALL_NODE_MANAGER_SERVICE" value="yes" />
       <data-value name="NODEMGR_PORT" value="5559" />
       <data-value name="INSTALL_SHORTCUT_IN_ALL_USERS_FOLDER" value="yes"/>
<!-- <data-value name="LOCAL_JVMS" value="D:\jrockit_160_05|D:\jdk160_11"/> --> </input-fields> </bea-installer>