Sun Ray 管理モデルには、7 種類のユーザーセッションがあります。
デフォルト - 通常のユーザーログイン
登録 - ユーザー自己登録
キオスク - 匿名ユーザー操作
カードを挿入 - ユーザースマートカードが必要
カードエラー - ユーザースマートカードタイプが認識されない
エントリなし - ユーザースマートカードトークンがブロックされている
セッション拒否 - サーバーのセキュリティー要件を満たしていないクライアントへのセッション付与をサーバーが拒否
デフォルト、登録、およびキオスクセッションタイプは、通常ログイン処理になります。問題が発生した場合は、次を調べてください。
Sun Ray サーバー構成ファイル。ただし、Sun Ray Software 自体が一部の構成ファイルを変更します。ほとんどの場合、これらの変更は Sun Ray Software 固有のコメントで識別されます。これらの変更を変更しないでください。
変更された X サーバー起動ファイル
dtlogin または gdm ステータス
最後の 4 つのセッションタイプでは Sun Ray クライアントにアイコンが表示されますが、ログイン処理はありません。ユーザーがスマートカードを取り出してすぐに再挿入すると、アイコンは消えますが、「セッション待機 OSD」アイコンは残ります。これらのセッションタイプとそれらの OSD が問題の原因となることはありません。ユーザーは次のいずれかの操作を実行できます:
認識済みスマートカードを正しい方向に挿入します
Sun Ray 管理者にアクセス付与を求めます
Sun Ray 管理者に正しいファームウェアのダウンロードを求めます
「「破損した構成ファイルをチェックして修正する方法 (Oracle Solaris 10)」」を参照してください。