この付録では、Oracle Exalytics In-Memory Machineのトラブルシューティングに関する基本的な情報を提供します。
次のトピックが含まれます:
この項では、マシンの些細な問題のトラブルシューティングに役立つ情報を示します。
Oracle Exalytics In-Memory Machineの設定中に問題が生じた場合は、表A-1のトラブルシューティング情報を参照してください。
表A-1 トラブルシューティングの手順
問題 | 考えられる解決策 |
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前面パネルの電源ボタンを押してもOracle Exalytics In-Memory Machineの電源がオンにならない。 |
サービスに電話する必要がある場合は、次の状況に関するメモをとってください。
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Oracle Exalytics In-Memory Machineがスタンバイ電源モードになっているように見えるが、電源/OK LEDが点滅しない。 |
電源/OK LEDはOracle Exalytics In-Memory Machineのすべてのコンポーネントがスタンバイ電源モードになったときのみ点滅します。テープ・ドライブがサーバーに接続されている可能性があります。テープ・ドライブはスタンバイ電源モードにならないため、電源/OK LEDは点滅しません。 |
サーバーのハングまたはフリーズ: マウスやキーボード、またはどのアプリケーションからも応答がない。 |
ネットワーク上の別のマシンからシステムにアクセスしてみてください。
この手順が機能しない場合、Oracle Exalytics In-Memory Machineの電源を切って入れなおしてください。
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その他のトラブルシューティング情報については、Sun Fire X4470 M2 Serverサービス・マニュアル(821-0703)およびOracle x86サーバー診断ガイド(820-6750)を参照してください。
システムのサービスを依頼する場合、Oracle Exalytics In-Memory Machineのシリアル番号が必要になります。この番号は今後使用するために記録しておいてください。次のいずれかの方法でマシンのシリアル番号を探します。
Oracle Exalytics In-Memory Machineの前面パネルの下部の出っ張り(中央付近)を確認してマシンのシリアル番号を見つけます。Oracle Exalytics In-Memory Machineの前面パネルの図については、第2.5.1項「前面パネルの機能」を参照してください。
Oracle Exalytics In-Memory Machineパッケージに付属の黄色のカスタマ情報シート(CIS)で確認してください。このシートにシリアル番号が記載されています。
ILOMでshow/SYS
コマンドを入力するか、ILOMブラウザ・インタフェースで「システム情報」タブに移動します。
表A-2を使用して、オラクル社のサポート担当者とのやり取りに必要な情報を収集します。