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Oracle Solaris 11.1 の管理: デバイスとファイルシステム Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
USB 大容量ストレージデバイス上にファイルシステムを作成する方法
USB 大容量ストレージデバイス上でパーティションを変更し、PCFS ファイルシステムを作成する方法
USB 大容量ストレージデバイス上に Solaris パーティションを作成してスライスを変更する方法
USB 大容量ストレージデバイスをマウントまたはマウント解除する方法
USB オーディオデバイスに関する問題のトラブルシューティング
cfgadm コマンドを使った USB デバイスのホットプラグ
複数の構成を持つ USB デバイスのデフォルト構成を変更する方法
6. InfiniBand デバイスの使用 (概要/タスク)
11. COMSTAR を使用したストレージデバイスの構成 (タスク)
12. Oracle Solaris Internet Storage Name Service (iSNS) の構成と管理
このセクションでは次のタスクについて説明します。
次の USB リムーバブル大容量ストレージデバイスがサポートされます。
CD-RW
ハードディスク
DVD
デジタルカメラ
フロッピーディスクデバイス
SmartMedia および CompactFlash デバイス
以前の Oracle Solaris リリースでは、すべての USB ストレージデバイスはリムーバブルメディアデバイスとして識別されていました。これにより、自動マウントをはじめ、次に示す利点の大部分が実現されていました。Oracle Solaris 11 リリースでは、USB 大容量ストレージデバイスがホットプラグ可能デバイスとして認識されますが、次のセクションで説明する USB リムーバブルデバイスの利点も得られます。ホットプラグ可能動作の詳細については、「USB 大容量ストレージデバイスのホットプラグ」を参照してください。
USB 大容量ストレージデバイスを管理するためのガイドラインは次のとおりです。
ホットプラグ対応デバイスは自動的にマウントされます。
標準の MS-DOS または Windows (FAT) ファイルシステムを使用する USB ストレージデバイスがサポートされます。
使いやすい rmformat コマンドを使用して、スライスを作成できます。fdisk コマンドを使用して USB デバイスのパーティションを作成できますが、format ユーティリティーまたは rmformat -F コマンドを使用して USB デバイスを物理的にフォーマットしないでください。
rmformat コマンドを使用して、メディアが挿入されているすべての USB デバイスを表示します。例については、「USB デバイス情報を表示する方法」を参照してください。
mount コマンドが必要なくなったため、ルート以外のユーザーでも USB ストレージデバイスにアクセスできます。デバイスは自動的にマウントされ、/media ディレクトリの下で利用できます。
これらのデバイスは、リムーバブルメディアサービスを実行している場合でも実行していない場合でも管理できます。
FAT ファイルシステムを持つディスクをマウントし、アクセスできるようになりました。例:
mount -F pcfs /dev/dsk/c2t0d0s0:c /mnt
LOG SENSE ページをサポートするデバイスを除き、すべての USB ストレージデバイスの電源管理が行われます。LOG SENSE ページを使用するデバイスは通常、USB-SCSI ブリッジデバイスを介して接続する SCSI デバイスです。
USB 大容量ストレージデバイスでは、アプリケーションの動作が異なる場合があります。USB ストレージデバイスでアプリケーションを使用するときには、次の点に考慮してください。
以前のリリースではフロッピーディスクなどの小容量のデバイスだけがリムーバブルメディアとして認識されていたため、アプリケーションがメディアのサイズを正しく認識しないことがあります。
メディアを取り出すことができないデバイス (ハードディスクドライブなど) に対して、メディアを取り出す要求を行うと、要求は成功しますが、何も実行されません。
以前の Oracle Solaris リリースの動作が必要な場合、つまり、すべての USB 大容量ストレージがリムーバブルメディアデバイスとして認識されるようにするには、/etc/driver/drv/scsa2usb.conf ファイルを更新すれば、以前の動作を強制的に適用できます。
USB 大容量ストレージデバイスの詳しい使用方法については、scsa2usb(7D) のマニュアルページを参照してください。
USB フロッピーディスクはリムーバブルメディアデバイスとして表示されます。USB フロッピーディスクデバイスは、fd (フロッピー) ドライバでは管理されません。アプリケーションから fd (ネイティブフロッピー) ドライバに対する ioctl(2) 呼び出しを実行すると、そのアプリケーションは失敗します。read(2) および write(2) 呼び出しのみを実行するアプリケーションは成功します。SunPCI や rmformat などのその他のアプリケーションも成功します。
USB フロッピーディスクデバイスは SCSI リムーバブルメディアデバイスとして認識されます。デバイスは /media ディレクトリの下で利用できます。
USB フロッピーディスクデバイスの使用方法の詳細については、「USB デバイスの概要」を参照してください。
デバイスのホットプラグとは、オペレーティングシステムをシャットダウンすることなくあるいはシステムの電源を切ることなく、デバイスを追加したり取り外したりすることを指します。USB デバイスはすべてホットプラグ対応です。
hot-pluggable デバイス属性は、システムをリブートせずに接続または切り離しできたり、ユーザーの介入なしで自動的に構成および構成解除できたりするデバイスを識別します。すべての USB デバイスは、ホットプラグ可能デバイスとして識別され、それらの利点が得られます。また、リムーバブルメディアでない USB デバイスは、リムーバブルメディアデバイスとして識別されなくなり、removable-media 属性を持たなくなりました。
リムーバブルでない USB ストレージデバイスはドライバレベルでホットプラグ可能デバイスとして識別されます。この動作は、システムをリブートせずにこれらのデバイスを接続または取り外しできること、およびユーザーの介入なしで自動的に構成または構成解除できることを意味します。これらの変更は、カーネルレベルで行われているため、デバイスの使用には影響しません。たとえば、これらのデバイスのマウントおよびマウント解除は、リムーバブルメディア管理サービスによって制御されます。
これらのデバイスの使用方法の詳細については、scsa2usb(7D) を参照してください。
リムーバブルメディアマネージャーがホットプラグ対応のデバイスを認識するようになりました。デバイスをプラグインするだけで、数秒でマウントされます。何も起こらない場合はデバイスがマウントされているどうかを確認してください。
リムーバブルメディアサービスが動作していることを確認します。
# svcs hal dbus rmvolmgr STATE STIME FMRI online May_03 svc:/system/dbus:default online May_03 svc:/system/hal:default online May_03 svc:/system/filesystem/rmvolmgr:default
デバイスが有効で認識されている場合は、デバイスからファイルシステムをマウントできます。
デバイス上のファイルシステムが自動的にマウントされない場合は、手動によるマウントを試みます。
デバイスをホットリムーブする前に、eject -l コマンドの別名からそのデバイスの名前を探します。次に、デバイスのメディアを取り出します。この処理を行わない場合でも、デバイスが解放されてポートが使用できる状態に戻りますが、デバイス上のファイルシステムが破損する場合があります。
USB デバイスは、ホットプラグを実行するとすぐにシステムのデバイス階層に表示されます (prtconf コマンドで確認可能)。USB デバイスを使用していないときにそのデバイスを取り外すと、システムのデバイス階層からそのデバイスが削除されます。
デバイスを取り外したときにそのデバイスを使用していた場合、デバイスノードは残りますが、このデバイスを制御しているドライバはデバイス上のすべての動作を停止します。このデバイスに発行されるすべての新しい入出力動作はエラーを返します。
このような状況で、 システムは元のデバイスを差し込むように要求します。デバイスが使用できない場合は、アプリケーションを停止してください。数秒後に、ポートが再び使用できるようになります。
注 - 動作中の、つまり開いているデバイスを削除すると、データの整合性が損なわれる可能性があります。デバイスを取り外す前には、必ずデバイスを閉じるようにしてください。ただし、接続されているキーボードとマウスは例外で、動作中でも移動することができます。
例:
$ rmformat Looking for devices... 1. Logical Node: /dev/rdsk/c3t0d0p0 Physical Node: /pci@0,0/pci108e,534a@2,1/storage@3/disk@0,0 Connected Device: SanDisk Cruzer Micro 0.3 Device Type: Removable Bus: USB Size: 245.0 MB Label: <None> Access permissions: Medium is not write protected.
例:
$ ls /media/NONAME aa bb
rmmount -l コマンドを使用して、マウント可能なデバイスのパスとニックネームを一覧表示することもできます。デバイスが /media ディレクトリの下にマウントされている場合は、次のような出力が表示されます。
$ rmmount -l /dev/dsk/c3t0d0p0:1 rmdisk0,NONAME,/media/NONAME
カメラのメディアが PCFS ファイルシステムを使用している場合は、自動的にマウントされます。デバイスが scsa2usb ドライバにバインドされない場合は、libusb アプリケーションを使用して写真を転送します。詳細については、/usr/share/doc/libusb/libusb.txt ファイルを参照してください。
システムによって、カメラ用の論理デバイスが作成されます。カメラが差し込まれると、/var/adm/messages ファイルにメッセージが出力され、デバイスの接続が確認されます。システムでは、カメラはストレージデバイスとして扱われます。
# more /var/adm/messages
出力表示を確認すると、どの論理デバイスが作成されたかを確認でき、そのデバイスを使用してイメージにアクセスできます。出力表示は次のようになります。
Jul 15 09:53:35 buffy usba: [ID 349649 kern.info] OLYMPUS, C-3040ZOOM, 000153719068 Jul 15 09:53:35 buffy genunix: [ID 936769 kern.info] scsa2usb1 is /pci@0,0/pci925,1234@7,2/storage@2 Jul 15 09:53:36 buffy scsi: [ID 193665 kern.info] sd3 at scsa2usb1: target 0 lun 0
次のコマンドを実行して、デバイスをマウント可能な /dev/dsk リンクエントリに関連付けます。
# ls -l /dev/dsk/c*0 | grep /pci@0,0/pci925,1234@7,2/storage@2 lrwxrwxrwx 1 root root 58 Jun 14 2010 c3t0d0p0 -> ../../devices/pci@0,0/pci925,1234@7,2/storage@2/disk@0,0:a
ほとんどの場合、カメラのファイルシステムは PCFS ファイルシステムです。ファイルシステムが PCFS の場合は、自動的にマウントされます。
# mount -F pcfs /dev/dsk/c3t0d0p0:c /mnt
# mount -F pcfs /dev/dsk/c3t0d0s0:c /mnt
ファイルシステムのマウント方法については、「Oracle Solaris ファイルシステムのマウントおよびマウント解除」を参照してください。
さまざまな PCFS ファイルシステムのマウント方法については、mount_pcfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
例:
# ls /mnt/DCIM/100OLYMP/ P7220001.JPG* P7220003.JPG* P7220005.JPG* P7220002.JPG* P7220004.JPG* P7220006.JPG*
例:
# /usr/dt/bin/sdtimage P7220001.JPG &
例:
# umount /mnt
$ rmumount NONAME
または、umount コマンドを管理者として使用します。例:
# umount /media/NONAME
USB デバイスのマウント解除の方法については、「USB 大容量ストレージデバイスをマウントまたはマウント解除する方法」を参照してください。
リムーバブルメディア上の情報にアクセスするには、リムーバブルメディアサービスを使用する方法と使用しない方法があります。GNOME のファイルマネージャーを使用してリムーバブルメディア上の情報にアクセスする方法については、GNOME デスクトップのドキュメントを参照してください。
USB デバイスのフォーマットが終了すると、通常は /media/label ディレクトリの下にマウントされます。
デバイスノードは、文字型デバイスについては /dev/rdsk ディレクトリ、ブロック型デバイスについては /dev/dsk ディレクトリの下に作成されます。デバイスリンクは、デバイスのホットプラグを実行したときに作成されます。詳細は、scsa2usb(7D) のマニュアルページを参照してください。
リムーバブルメディアサービスでデバイスを認識できない場合は、デバイスを手動でマウントしてみます。最初に rmformat コマンドを使用してデバイスパスを特定してから、mount コマンドを使用して管理者としてデバイスを手動でマウントします。
デバイスをリムーバブルメディアサービスを使ってマウントした場合は、rmumount コマンドを使ってマウントを解除できます。デバイスを手動でマウントした場合は、umount コマンドを管理者として使ってマウントを解除します。
USB デバイスのマウントおよびマウント解除の方法については、「USB 大容量ストレージデバイスをマウントまたはマウント解除する方法」を参照してください。
この例の prtconf の出力は、USB デバイス情報のみを表示するように省略されています。
$ prtconf usb, instance #0 hub, instance #2 device, instance #8 interface (driver not attached) printer (driver not attached) mouse, instance #14 device, instance #9 keyboard, instance #15 mouse, instance #16 storage, instance #7 disk (driver not attached) communications, instance #10 modem (driver not attached) data (driver not attached) storage, instance #0 disk (driver not attached) storage, instance #1 disk (driver not attached)
USB ストレージデバイス情報を表示するには、rmformat コマンドを使用します。
$ rmformat Looking for devices... 1. Logical Node: /dev/rdsk/c3t0d0p0 Physical Node: /pci@0,0/pci108e,534a@2,1/storage@3/disk@0,0 Connected Device: SanDisk Cruzer Micro 0.3 Device Type: Removable Bus: USB Size: 245.0 MB Label: <None> Access permissions: Medium is not write protected.
USB フロッピーディスクは、ファイルシステムを追加する前にフォーマットする必要があります。その他のすべての USB 大容量ストレージデバイスを使用するには、ファイルシステムが必要です。
USB デバイスをフォーマットするときには、次の点に注意してください。
USB フロッピーディスク以外で rmformat -F を使用しないでください。
デフォルトのスライスを使用しない場合は、rmformat -s コマンドを使用してスライスを作成します。必要に応じて、fdisk ユーティリティーを使用して USB デバイスにパーティションを作成します。手順については、次を参照してください。
USB デバイスが自動的にマウントされている場合は、USB デバイス上にファイルシステムを作成する前に、マウント解除する必要があります。rmmount -l コマンドを使ってデバイスのニックネームを確認してから、rmumount コマンドを使って USB デバイスのマウントを解除します。
注 - 手順 4 と 5 は、USB フロッピーディスクをフォーマットする必要がある場合にのみ実行してください。
# rmformat Looking for devices... 1. Logical Node: /dev/rdsk/c2t0d0p0 Physical Node: /pci@0,0/pci108e,534a@2,1/hub@7/floppy@1/disk@0,0 Connected Device: MITSUMI USB FDD 1039 Device Type: Floppy drive Bus: USB Size: 1.4 MB Label: <None> Access permissions: Medium is not write protected.
この例では、フロッピーディスクデバイスは c2t0d0p0 です。
# rmformat -F long raw-device
USB デバイスのマウント解除の方法については、「USB 大容量ストレージデバイスをマウントまたはマウント解除する方法」を参照してください。
データを別のシステムに転送する必要がある場合は、USB スティック上に ZFS プールおよびファイルシステムを作成します。
# zpool create c5t0d0 temp-pool # zfs create temp-pool/data
PCFS ファイルシステムを作成します。
# mkfs -F pcfs -o nofdisk,size=size raw-device
-size オプションを 512 バイトブロック単位で指定します。
次の例は、SPARC システムにおいて 1.4M バイトのフロッピーディスクに PCFS ファイルシステムを作成する方法を示しています。
# mkfs -F pcfs /dev/rdsk/c2t0d0p0 Construct a new FAT file system on /dev/rdsk/c2t0d0p0: (y/n)? y
次の例は、x86 システムにおいて 1.4M バイトのフロッピーディスクに PCFS ファイルシステムを作成する方法を示しています。
# mkfs -F pcfs /dev/rdsk/c2t0d0s2 Construct a new FAT file system on /dev/rdsk/c2t0d0s2: (y/n)? y
次の例は、SPARC システムにおいて 100M バイトの USB メモリースティックに PCFS ファイルシステムを作成する方法を示しています。
# mkfs -F pcfs /dev/rdsk/c5t0d0s2:c
次の例は、x86 システムにおいて 100M バイトの USB メモリースティックに PCFS ファイルシステムを作成する方法を示しています。
# mkfs -F pcfs /dev/rdsk/c5t0d0p0:c
このコマンドの実行には、数分かかることがあります。
レガシー UFS ファイルシステムを作成します。
# newfs raw-device
大容量の USB ハードディスクの場合は、newfs -f 4096 オプションまたは newfs -T オプションの使用を検討してください。
注 - フロッピーディスクの記憶容量は少ないので、UFS ファイルシステムのためにフロッピーディスクのかなりの容量が消費されます。
PCFS ファイルシステムの作成と、USB 大容量ストレージデバイス上のスライスの変更の詳細な例については、「USB 大容量ストレージデバイス上でパーティションを変更し、PCFS ファイルシステムを作成する方法」および「USB 大容量ストレージデバイス上に Solaris パーティションを作成してスライスを変更する方法」を参照してください。
次の手順では、USB デバイス上で既存のパーティションを削除し、新しいパーティションを作成してから PCFS ファイルシステムを作成する方法を説明します。このタスクを実行する前にデータをバックアップしてください。この手順には、ガイドラインとしてのみ使用できる特定の例が含まれています。指定する情報は、使用している特定のシステムに適用させてください。
# fdisk /dev/rdsk/c3t0d0p0
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === 1 Active Solaris2 1 28 28 97 SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Enter Selection: 3
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === 1 Active Solaris2 1 28 28 97 SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Specify the partition number to delete (or enter 0 to exit): 1 Partition deleted.
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === WARNING: no partitions are defined! SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Enter Selection: 1
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === WARNING: no partitions are defined! SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Select the partition type to create: 1=SOLARIS2 2=UNIX 3=PCIXOS 4=Other 5=DOS12 6=DOS16 7=DOSEXT 8=DOSBIG 9=DOS16LBA A=x86 Boot B=Diagnostic C=FAT32 D=FAT32LBA E=DOSEXTLBA F=EFI 0=Exit? c
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === WARNING: no partitions are defined! SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Select the partition type to create: Specify the percentage of disk to use for this partition (or type "c" to specify the size in cylinders). 100
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === WARNING: no partitions are defined! SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Select the partition type to create: Should this become the active partition? If yes, it will be activated each time the computer is reset or turned on. Please type "y" or "n". n
Total disk size is 29 cylinders Cylinder size is 2048 (512 byte) blocks Cylinders Partition Status Type Start End Length % ========= ====== ============ ===== === ====== === 1 Win95 FAT32 1 28 28 97 SELECT ONE OF THE FOLLOWING: 1. Create a partition 2. Specify the active partition 3. Delete a partition 4. Change between Solaris and Solaris2 Partition IDs 5. Exit (update disk configuration and exit) 6. Cancel (exit without updating disk configuration) Enter Selection: 5
新しいファイルシステムを作成する前にデバイスがマウント解除されていることを確認します。USB デバイスのマウント解除の方法については、「USB 大容量ストレージデバイスをマウントまたはマウント解除する方法」を参照してください。
# mkfs -F pcfs -o fat=32 /dev/rdsk/c3t0d0p0:c Construct a new FAT file system on /dev/rdsk/c3t0d0p0:c: (y/n)? y
次の手順では、Solaris パーティションを作成してスライスを変更する方法を示します。この手順には、ガイドラインとしてのみ使用できる特定の例が含まれています。指定する情報は、使用している特定のシステムに適用させてください。
# fdisk /dev/rdsk/c5t0d0s2 No fdisk table exists. The default partition for the disk is: a 100% "SOLARIS System" partition Type "y" to accept the default partition, otherwise type "n" to edit the partition table. y
例:
# prtvtoc /dev/rdsk/c5t0d0s2 * /dev/rdsk/c5t0d0s2 partition map * * Dimensions: * 512 bytes/sector * 63 sectors/track * 255 tracks/cylinder * 16065 sectors/cylinder * 5836 cylinders * 5836 accessible cylinders * * Flags: * 1: unmountable * 10: read-only * * First Sector Last * Partition Tag Flags Sector Count Sector Mount Directory 0 0 00 0 93755340 93755339 2 0 00 0 93755340 93755339
例:
slices: 0 = 0, 5GB, "wm", "home" : 1 = 8225280000, 6GB : 2 = 0, 44GB, "wm", "backup" : 6 = 16450560000, 15GB
各スライスがシリンダ境界から始まっていることを確認します。たとえば、スライス 1 は 822280000 バイトから始まっています。この数は、シリンダサイズ (バイト数) の 1000 倍になります。
詳細は、rmformat(1) の -s オプションの説明を参照してください。
例:
# rmformat -s slice_file /dev/rdsk/c5t0d0s2
例:
# prtvtoc /dev/rdsk/c5t0d0s2 * /dev/rdsk/c5t0d0s2 partition map * * Dimensions: * 512 bytes/sector * 63 sectors/track * 255 tracks/cylinder * 16065 sectors/cylinder * 5836 cylinders * 5836 accessible cylinders * * Flags: * 1: unmountable * 10: read-only * * Unallocated space: * First Sector Last * Sector Count Sector * 10485760 5579240 16064999 * 28647912 3482088 32129999 * 63587280 30168060 93755339 * * First Sector Last * Partition Tag Flags Sector Count Sector Mount Directory 0 8 00 0 10485760 10485759 1 3 01 16065000 12582912 28647911 2 5 00 0 92274688 92274687 6 4 00 32130000 31457280 63587279
次の手順では、USB 大容量ストレージデバイスをマウントおよびマウント解除する方法を示します。
例:
$ rmformat Looking for devices... 1. Logical Node: /dev/rdsk/c3t0d0p0 Physical Node: /pci@0,0/pci108e,534a@2,1/storage@3/disk@0,0 Connected Device: SanDisk Cruzer Micro 0.3 Device Type: Removable Bus: USB Size: 245.0 MB Label: <None> Access permissions: Medium is not write protected.
この例では、物理フロッピーディスクデバイスは c2t0d0p0 です。
USB 大容量ストレージデバイスをコンソールユーザーとしてマウントします。
次のように、デバイスニックネーム、マウントポイント、またはデバイスパスを指定して rmmount コマンドを使用することもできます。
$ rmmount rmdisk0 $ rmmount NONAME $ rmmount /dev/dsk/c3t0d0p0:1
例:
$ rmmount NONAME NONAME /dev/dsk/c2t0d0p0 mounted $ ls /media/NONAME AA.TXT
USB 大容量ストレージデバイスをコンソールユーザーとしてマウント解除します。
例:
$ rmumount NONAME NONAME /dev/dsk/c2t0d0p0 unmounted
USB 大容量ストレージデバイスをスーパーユーザーとしてマウントします。
次の例は、UFS ファイルシステムを使用しているデバイスのマウント方法を示しています。
$ mount /dev/dsk/c1t0d0s2 /mnt
次の例は、SPARC システムにおいて、PCFS ファイルシステムを使用しているデバイスをマウントする方法を示しています。
$ mount -F pcfs /dev/dsk/c3t0d0s2:c /mnt
次の例は、x86 システムにおいて、PCFS ファイルシステムを使用しているデバイスをマウントする方法を示しています。
$ mount -F pcfs /dev/dsk/c3t0d0p0:c /mnt
次の例は、読み取り専用の HSFS ファイルシステムを使用している CD のマウント方法を示しています。
$ mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c1t0d0s2 /mnt
USB 大容量ストレージデバイスをスーパーユーザーとしてマウント解除します。
デバイス上のファイルシステムを使用しているユーザーがいないことを最初に確認してください。
例:
$ fuser -c -u /mnt $ umount /mnt
例:
$ eject /dev/rdsk/c1t0d0s2
USB 大容量ストレージデバイスの追加または取り外しで問題が発生した場合には、次のヒントを参考にしてください。
/var/adm/messages ファイルでデバイスの列挙の失敗を確認します。列挙の失敗の場合は、USB ハブを挿入するか、ハブを取り外してルート USB ハブに直接接続します。
システムの稼働中に接続したデバイスにアクセスするときに、問題が発生した場合は、次のコマンドを実行してください。
# devfsadm
保存停止モードでシステムの電力消費を抑えている場合は、デバイスを移動しないでください。詳細は、「SPARC: USB 電源管理」を参照してください。
アプリケーションがデバイスを使用しているときに、そのデバイスが取り外されて使用できなくなっている場合は、アプリケーションを停止してください。そのデバイスノードが削除されているかどうかを確認するには、 prtconf コマンドを使用します。
特定の種類の USB デバイスを無効にするには、対応するクライアントドライバを無効にします。たとえば、USB プリンタを無効にするには、そのプリンタを使用している usbprn ドライバを無効にします。usbprn を無効にしても、USB ストレージデバイスなどのほかのデバイスには影響しません。
次の表に、USB デバイスの種類の一部とそれらに対応するドライバを示します。
|
システムに接続されている USB デバイスのドライバを無効にすると、次のようなコンソールメッセージが表示されます。
usba10: WARNING: usba: no driver found for device name
たとえば、次の exclude 文を追加して usbprn ドライバを除外します。
exclude: usbprn
# init 6
システムの電源がオフのときに USB デバイスを取り外した場合には、次の手順を実行します。システムの電源が切断されているときに USB デバイスを取り外すと、存在しないデバイスへのリンクが残る場合があります。