Sun Blade 6000 モジュラーシステムでサーバーモジュールの電源を投入すると、サーバーモジュールが CMM に照会して、サーバーモジュールの電源を入れるために十分な電力がシャーシの電源ユニット (PSU) から供給可能かどうかを検証します。
シャーシがサーバーモジュールの電源に十分な電力を供給できない場合、次のようになります。
CMM が原因でサーバーモジュールに主電源が供給されません。
サーバーモジュールのフロントパネルにある OK/電源 LED がスタンバイ点滅したままになります。
この電源問題をトラブルシューティングするには、次のガイドラインに従います。
Oracle ILOM のイベントログメッセージを見て、サーバーモジュールに電源投入の権限があるかどうかを確認します。サーバーモジュールの電源投入に十分な電力がシャーシの PSU から得られない場合、イベントメッセージがログに記録されます。
Oracle ILOM イベントログ、または消費電力のモニタリングの詳細は、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1 ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs) を参照してください。
現在設置されているすべてのシャーシコンポーネントの電源投入をサポートするのに十分な数の電源が、シャーシに設置されていることを確認します。
シャーシコンポーネントの電源投入に必要な電源の数については、システムシャーシのドキュメント (www.oracle.com/goto/SB6000/docs) を参照してください。
電力損失を避けるため、電源に対するデフォルトの CMM 電源管理設定を Oracle ILOM で使用します。
電源管理の詳細は、Oracle ILOM 3.1 のドキュメントを参照してください。
必要に応じて、サーバーモジュールに付属する起動診断ツールを実行する方法について、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs を参照してください。