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Sun Blade X4-2B サービスマニュアル
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このドキュメントの使用法

サービスマニュアルの概要

Sun Blade X4-2B について

Sun Blade X4-2B ハードウェア障害のトラブルシューティング

Sun Blade X4-2B の保守の準備

Sun Blade X4-2B コンポーネントの保守

Sun Blade X4-2B の再稼働

BIOS 電源投入時自己診断 (POST) チェックポイント

POST コードチェックポイントメモリーテスト

POST コードチェックポイントの表示

BIOS POST コードチェックポイントの表示 (Oracle ILOM Web インタフェース)

BIOS POST コードチェックポイントの表示 (Oracle ILOM CLI)

POST コードチェックポイントのリファレンス

チェックポイントの範囲

標準チェックポイント: SEC フェーズ

標準チェックポイント: PEI フェーズ

標準チェックポイント: DXE フェーズ

ACPI/ASL チェックポイント

OEM 予約済みチェックポイントの範囲

BIOS 画面リファレンス

索引

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POST コードチェックポイントのリファレンス

POST (電源投入時自己診断) は、ほかのプロセスと連携して、ブート前にホストシステムの初期化を完了します。ホスト初期化プロセスの間に障害が発生した場合、障害は分析とロギングのために Oracle ILOM に通知されます。

次の表で、生成される順に一覧表示された各 POST コードについて説明します。POST コードは、BIOS 画面の右下に、4 桁の文字列として表示されます。これは、プライマリ I/O ポート 80 からの 2 桁の出力と、セカンダリ I/O ポート 81 からの 2 桁の出力を組み合わせたものです。このセクションに示されている POST チェックポイントコードでは、最初の 2 桁がポート 81 のもので、最後の 2 桁がポート 80 のものです。

応答欄は、対応するエラーに遭遇したときにシステムが実行するアクションを示しています。アクションには次のものがあります。

チェックポイントの範囲

ステータスコードの範囲
説明
0x01 - 0x0B
SEC 実行
0x0C – 0x0F
SEC エラー
0x10 — 0x2F
メモリー検出まで PEI 実行
0x30 - 0x4F
メモリー検出後に PEI 実行
0x50 - 0x5F
PEI エラー
0x60 - 0x8F
BDS まで DXE 実行
0x90 - 0xCF
BDS 実行
0xD0 - 0xDF
DXE エラー
0xE0 - 0xE8
S3 再開 (PEI)
0xE9 - 0xEF
S3 再開エラー (PEI)
0xF0 - 0xF8
回復 (PEI)
0xF9 - 0xFF
回復エラー (PEI)

標準チェックポイント: SEC フェーズ

ステータスコード
説明
0x00
未使用
進行状況コード
0x00
電源投入。タイプ検出 (ソフト/ハード) のリセット。
0x02
マイクロコードロード前の AP 初期化
0x03
マイクロコードロード前の North Bridge 初期化
0x04
マイクロコードロード前の South Bridge 初期化
0x05
マイクロコードロード前の OEM 初期化
0x06
マイクロコードロード
0x07
マイクロコードロード後の AP 初期化
0x08
マイクロコードロード後の North Bridge 初期化
0x09
マイクロコードロード後の South Bridge 初期化
0x0A
マイクロコードロード後の OEM 初期化
0x0B
キャッシュ初期化
SEC エラーコード
0x0C — 0x0D
将来の AMI SEC エラーコードのために予約済み
0x0E
マイクロコードが見つからない
0x0F
マイクロコードがロードされていない
SEC ビープコード
なし

標準チェックポイント: PEI フェーズ

ステータスコード
説明
進行状況コード
0x10
PEI コアが起動される
0x11
プリメモリー CPU 初期化が開始される
0x12
プリメモリー CPU 初期化 (CPU モジュール固有)
0x13
プリメモリー CPU 初期化 (CPU モジュール固有)
0x14
プリメモリー CPU 初期化 (CPU モジュール固有)
0x15
プリメモリー North Bridge 初期化が開始される
0x16
プリメモリー North Bridge 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x17
プリメモリー North Bridge 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x18
プリメモリー North Bridge 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x19
プリメモリー South Bridge 初期化が開始される
0x1A
プリメモリー South Bridge 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x1B
プリメモリー South Bridge 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x1C
プリメモリー South Bridge 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x1D - 0x2A
OEM プリメモリー初期化コード
0x2B
メモリー初期化。Serial Presence Detect (SPD) データ読み取り
0x2C
メモリー初期化。メモリー存在検出
0x2D
メモリー初期化。プログラミングメモリータイミング情報
0x2E
メモリー初期化。メモリーの構成
0x2F
メモリーの初期化 (その他)。
0x30
ASL 用に予約済み (下記の「ASL ステータスコード」セクションを参照)
0x31
メモリー取り付け済み
0x32
CPU ポストメモリー初期化が開始される
0x33
CPU ポストメモリー初期化。キャッシュ初期化
0x34
CPU ポストメモリー初期化。アプリケーションプロセッサ (AP) 初期化
0x35
CPU ポストメモリー初期化。ブートストラッププロセッサ (BSP) 選択
0x36
CPU ポストメモリー初期化。システム管理モード (SMM) 初期化
0x37
ポストメモリー North Bridge 初期化が開始される
0x38
ポストメモリー North Bridge 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x39
ポストメモリー North Bridge 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x3A
ポストメモリー North Bridge 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x3B
ポストメモリー South Bridge 初期化が開始される
0x3C
ポストメモリー South Bridge 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x3D
ポストメモリー South Bridge 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x3E
ポストメモリー South Bridge 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x3F - 0x4E
OEM ポストメモリー初期化コード
0x4F
DXE IPL が起動される
PEI エラーコード
0x50
メモリーの初期化エラー。無効なメモリータイプまたは互換性のないメモリー速度
0x51
メモリーの初期化エラー。SPD 読み取りが失敗した
0x52
メモリーの初期化エラー。無効なメモリーサイズまたはメモリーモジュールが一致しない。
0x53
メモリーの初期化エラー。使用可能なメモリーが検出されない
0x54
未指定のメモリー初期化エラー。
0x55
メモリーが取り付けられていない
0x56
無効な CPU タイプまたは速度。
0x57
CPU の不一致。
0x58
CPU 自己診断が失敗したか、CPU キャッシュエラーの可能性
0x59
CPU マイクロコードが見つからないか、マイクロコードの更新が失敗した
0x5A
内部 CPU エラー
0x5B
リセット PPI が使用不可
0x5C - 0x5F
将来の AMI エラーコードのために予約済み
S3 再開進行状況コード
0xE0
S3 再開が開始される (S3 再開 PPI が DXE IPL によって呼び出される)
0xE1
S3 ブートスクリプト実行
0xE2
ビデオ再投稿
0xE3
OS S3 ウェークベクトルコール
0xE4 - 0xE7
将来の AMI 進行状況コードのために予約済み
S3 再開エラーコード
0xE8
S3 再開が失敗した
0xE9
S3 再開 PPI が見つからない
0xEA
S3 再開ブートスクリプトエラー
0xEB
S3 OS ウェークエラー
0xEC - 0xEF
将来の AMI エラーコードのために予約済み
復旧進行状況コード
0xF0
ファームウェアによって引き起こされた復旧状態 (自動復旧)
0xF1
ユーザーによって引き起こされた復旧状態 (強制復旧)
0xF2
復旧プロセスが開始された
0xF3
復旧ファームウェアイメージが見つからない
0xF4
復旧ファームウェアイメージがロードされる
0xF5 – 0xF7
将来の AMI 進行状況コードのために予約済み
復旧エラーコード
0xF8
復旧 PPI が使用不可
0xF9
復旧カプセルが見つからない
0xFA
無効な復旧カプセル
0xFB — 0xFF
将来の AMI エラーコードのために予約済み
PEI ビープコード
ビープ数
説明
1
メモリーが取り付けられていない
1
メモリーが 2 回取り付けられた (PEI コア内の InstallPeiMemory ルーチンが 2 回呼び出された)
2
復旧が開始された
3
DXEIPL が見つからなかった
3
DXE コアファームウェアボリュームが見つからなかった
4
復旧が失敗した
4
S3 再開が失敗した
7
リセット PPI が使用不可

標準チェックポイント: DXE フェーズ

ステータスコード
説明
0x60
DXE コアが起動される
0x61
NVRAM の初期化
0x62
South Bridge ランタイムサービスのインストール
0x63
CPU DXE 初期化が開始される
0x64
CPU DXE 初期化 (CPU モジュール固有)
0x65
CPU DXE 初期化 (CPU モジュール固有)
0x66
CPU DXE 初期化 (CPU モジュール固有)
0x67
CPU DXE 初期化 (CPU モジュール固有)
0x68
PCI ホストブリッジ初期化
0x69
North Bridge DXE 初期化が開始される
0x6A
North Bridge DXE SMM 初期化が開始される
0x6B
North Bridge DXE 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x6C
North Bridge DXE 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x6D
North Bridge DXE 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x6E
North Bridge DXE 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x6F
North Bridge DXE 初期化 (North Bridge モジュール固有)
0x70
South Bridge DXE 初期化が開始される
0x71
South Bridge DXE SMM 初期化が開始される
0x72
South Bridge デバイス初期化
0x73
South Bridge DXE 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x74
South Bridge DXE 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x75
South Bridge DXE 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x76
South Bridge DXE 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x77
South Bridge DXE 初期化 (South Bridge モジュール固有)
0x78
ACPI モジュール初期化
0x79
CSM 初期化
0x7A - 0x7F
将来の AMI DXE コードのために予約済み
0x80 - 0x8F
OEM DXE 初期化コード
0x90
ブートデバイス選択 (BDS) フェーズが開始される
0x91
ドライバ接続が開始される
0x92
PCI バス初期化が開始される
0x93
PCI バスホットプラグコントローラ初期化
0x94
PCI バス列挙型
0x95
PCI バスリクエストリソース
0x96
PCI バス割り当てリソース
0x97
コンソール出力デバイス接続
0x98
コンソール入力デバイス接続
0x99
スーパー IO 初期化
0x9A
USB 初期化が開始される
0x9B
USB リセット
0x9C
USB 検出
0x9D
USB 有効
0x9E - 0x9F
将来の AMI コードのために予約済み
0xA0
IDE 初期化が開始される
0xA1
IDE リセット
0xA2
IDE 検出
0xA3
IDE 有効
0xA4
SCSI 初期化が開始される
0xA5
SCSI リセット
0xA6
SCSI 検出
0xA7
SCSI 有効
0xA8
確認パスワードのセットアップ
0xA9
セットアップの開始
0xAA
ASL 用に予約済み (下記の「ASL ステータスコード」セクションを参照)
0xAB
セットアップ入力待機
0xAC
ASL 用に予約済み (下記の「ASL ステータスコード」セクションを参照)
0xAD
ブート可能イベント
0xAE
レガシーブートイベント
0xAF
ブートサービス終了イベント
0xB0
ランタイム設定仮想アドレス MAP 開始
0xB1
ランタイム設定仮想アドレス MAP 終了
0xB2
レガシーオプション ROM の初期化
0xB3
システムのリセット
0xB4
USB ホットプラグ
0xB5
PCI バスホットプラグ
0xB6
NVRAM のクリーンアップ
0xB7
構成リセット (NVRAM 設定のリセット)
0xB8 - 0xBF
将来の AMI コードのために予約済み
0xC0 - 0xCF
OEM BDS 初期化コード
DXE エラーコード
0xD0
CPU 初期化エラー
0xD1
North Bridge 初期化エラー
0xD2
South Bridge 初期化エラー
0xD3
一部のアーキテクチャープロトコルが使用不可
0xD4
PCI リソース割り当てエラー。リソース不足
0xD5
レガシーオプション ROM の容量なし
0xD6
コンソール出力デバイスが見つからない
0xD7
コンソール入力デバイスが見つからない
0xD8
無効なパスワード
0xD9
ブートオプションのロードエラー (LoadImage がエラーを返した)
0xDA
ブートオプションが失敗した (StartImage がエラーを返した)
0xDB
フラッシュ更新が失敗した
0xDC
リセットプロトコルが使用不可
DXE ビープコード
ビープ数
説明
1
無効なパスワード
4
一部のアーキテクチャープロトコルが使用不可
5
コンソール出力デバイスが見つからない
5
コンソール入力デバイスが見つからない
6
フラッシュ更新が失敗した
7
リセットプロトコルが使用不可
8
プラットフォーム PCI リソース要件を満たすことができない

ACPI/ASL チェックポイント

ステータスコード
説明
0x01
システムが S1 スリープ状態に移行中
0x02
システムが S2 スリープ状態に移行中
0x03
システムが S3 スリープ状態に移行中
0x04
システムが S4 スリープ状態に移行中
0x05
システムが S5 スリープ状態に移行中
0x10
システムが S1 スリープ状態から起動中
0x20
システムが S2 スリープ状態から起動中
0x30
システムが S3 スリープ状態から起動中
0x40
システムが S4 スリープ状態から起動中
0xAC
システムが ACPI モードに遷移した。割り込みコントローラが PIC モードになっている。
0xAA
システムが ACPI モードに遷移した。割り込みコントローラが APIC モードになっている。

OEM 予約済みチェックポイントの範囲

ステータスコード
説明
0x05
マイクロコードロード前の OEM SEC 初期化
0x0A
マイクロコードロード後の OEM SEC 初期化
0x1D - 0x2A
OEM プリメモリー初期化コード
0x3F - 0x4E
OEM PEI ポストメモリー初期化コード
0x80 - 0x8F
OEM DXE 初期化コード
0xC0 - 0xCF
OEM BDS 初期化コード