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Sun Blade X4-2B サービスマニュアル
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このドキュメントの使用法

サービスマニュアルの概要

Sun Blade X4-2B について

Sun Blade X4-2B ハードウェア障害のトラブルシューティング

Sun Blade X4-2B の保守の準備

サーバーモジュールの保守の準備

ESD および静電気の防止対策の実施

静電気防止用リストストラップおよび静電気防止用マットの使用

ESD 防止の設定

Sun Blade シャーシからのサーバーモジュールの取り外し

サーバーモジュールのフィラーパネルの取り付け

サーバーモジュールの上部カバーを取り外す

サーバーモジュールの電源切断

電源モード、シャットダウン、リセット

全電力モード

スタンバイ電源モード

正常なシャットダウン

即時シャットダウン

完全な電源取り外し

ウォームリセットまたはリブート

コールドリセット

電源切断、正常 (電源ボタン)

電源切断、即時 (電源ボタン)

電源切断、リモート (Oracle ILOM CLI)

電源切断、リモート (Oracle ILOM Web インタフェース)

電源を完全に取り外す

位置特定インジケータのオンとオフの切り替え

位置特定インジケータをリモートでオンにする (Oracle ILOM CLI)

位置特定インジケータをリモートでオンにする (Oracle ILOM Web インタフェース)

位置特定インジケータをローカルでオンとオフに切り替える

サーバーモジュールとコンポーネントフィラーパネル

Sun Blade X4-2B コンポーネントの保守

Sun Blade X4-2B の再稼働

BIOS 電源投入時自己診断 (POST) チェックポイント

BIOS 画面リファレンス

索引

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電源モード、シャットダウン、リセット

このセクションでは、電源モードとサーバーのシャットダウンおよびリセットオプションについて説明します。

全電力モード

全電力モードは、サーバーの通常の操作モードです。サーバーが全電力モードに入ると、電源はすべてのサーバーコンポーネントに供給され、サーバーがブートし、オペレーティングシステム (OS) が機能します。サーバーがスタンバイ電源モードの場合に、サーバーのフロントパネルの電源ボタンを押すと、全電力モードを利用できます。さらに、Oracle ILOM からサーバーの電源を投入して全電力モードにすることもできます。サーバーが全電力モードで動作すると、電源 OK インジケータが点灯したままになります (点滅しません)。

スタンバイ電源モード

スタンバイ電源は非動作モード (OS がブートしない) であり、サービスプロセッサ (SP) および Oracle ILOM の実行に必要なコンポーネントにのみ低電力が供給されます。スタンバイ電源モードにするには、全電力が供給されたシャーシにサーバーを取り付けますが、フロントパネルの電源ボタンを押しません。また、サーバーモジュールの電源切断に記載されている電源切断方法のいずれかを使用して、サーバーの電源を (全電力モードから) 切断することにより、スタンバイ電源モードに切り替えることもできます。スタンバイ電源モードになると、サーバーのフロントパネルの電源インジケータが、SP のブート中にすばやく点滅します。SP がブートすると、インディケータはゆっくり点滅し、サーバーがスタンバイ電源モードになっていることを示します。

正常なシャットダウン

正常なシャットダウン (通常のシャットダウンとも呼ばれる) は、ユーザーに警告し、ファイルを閉じ、ファイルシステムを準備するため、サーバーをスタンバイ電源モードにシャットダウンするもっとも安全な方法です。正常なシャットダウンを実行するには、サーバー OS のシャットダウン手順または Oracle ILOM の正常な電源切断オプションを使用します。

即時シャットダウン

サーバーの即時シャットダウン (緊急シャットダウンとも呼ばれる) は、データの損失がないか許容可能であることがわかっている状況でのみ使用してください。即時シャットダウンでは、ユーザーに警告せず、ファイルを閉じず、スタンバイ電源モードへのシャットダウンに備えて、ファイルシステムを準備しません。

完全な電源取り外し

サーバーの全電力モードからスタンバイ電源モードへのシャットダウンは、サーバーから完全に電源を取り外すことにはなりません。スタンバイ電源モードにあるサーバーは、低電力状態です。この低電力状態は、Oracle ILOM を実行するサービスプロセッサ (SP) の維持には十分です。サーバーモジュールの電源を完全に取り外すには、サーバーモジュールの完全または部分的な取り外しを実行して、シャーシのミッドプレーンから、内部コネクタを外す必要があります。サーバーのコールドリセットを実行する (下記参照) には、完全に電源を取り外し、30 - 60 秒待ち、再度サーバーをシャーシに取り付けます。

ウォームリセットまたはリブート

サーバーのウォームリセットは、サーバーのリブートまたは再起動です。サーバーの電源を全電力モードからスタンバイ電源モードに入れ直し、全電力モードに戻します。たとえば、ウォームリセットは、ソフトウェアまたはファームウェアの更新後、または Oracle System Assistant を起動するか、BIOS 設定ユーティリティーにアクセスする場合に必要になることがあります。

コールドリセット

サーバーのコールドリセットは、完全な電源切断の状態からのサーバーの再起動です。コールドリセットは、システムの問題を解決するために必要な場合があります。コールドリセットを実行するには、サーバーモジュールをスタンバイ電源モードにし、完全な電源取り外しを実行 (上記参照) して、電源からサーバーを切断し、30 - 60 秒待ってから、サーバーを電源に接続します。

関連項目: