以降のセクションでは、codean に使用できる各種オプションについて説明します。
次のオプションは、収集するデータの種類を指定します。
静的データを処理および表示します。
動的データを処理および表示します。
カバレージデータを処理および表示します。
複数のオプションを指定するか、オプションを指定しないでおくことができます。何も選択しないと、デフォルトで、.analyze/type/latest ファイル (type は static、dynamic、coverage のいずれか) が存在しているかどうかに応じて、すべてのオプションが処理されます。
次のオプションは、結果のテキスト出力の内容を決定します。
ファイルのフルパス名を表示します。
指定したソースファイルに関する問題だけを表示します。
指定された行数のソースコードを表示します。
次のオプションは、結果に報告されるエラーと警告の種類を決定します。
エラーまたは警告の種類は、次のいずれかです。
3 文字のエラーコードまたは 3 文字の警告コード。すべてのエラーと警告のリストについては、Appendix A, コードアナライザで分析されるエラーを参照してください。
MLK または mlk (メモリーリーク)。
ALL または all (すべての警告またはエラー)。
エラーまたは警告が指定されていない場合、デフォルトは all です。
フィルタリングオプションは次のとおりです。
指定された種類のエラーだけを表示します。
指定された種類の警告だけを表示します。
指定された種類のエラーを表示しません。
指定された種類の警告を表示しません。
最新の結果をファイルに保存し、このファイルに特定のタグ名を付けて特定のディレクトリに配置できます。
最新のレポートを保存します。
–-save と組み合わせて使用する場合は、保存されるコピーの名前としてタグ名 tag-name が使用されます。保存されているコピーに同じタグ名が使用されている場合、codean は警告メッセージを発行し、ファイルを上書きせずに終了します。タグ名が指定されていない場合、codean は実行可能ファイルの最新レポートの最終変更時間をチェックし、そのタイムスタンプをタグ名として使用します。
同じタグ名で保存されているレポートを上書きします。
レポートをディレクトリ directory に保存します。
次のオプションを使用して、以前に生成されたレポートと結果を比較できます。
新しい問題だけを表示します。このオプションは –-whatisfixed と一緒に使用できません。
修正された問題だけを表示します。このオプションは –-whatisnew と一緒に使用できません。
–-whatisnew または –-whatisfixed と組み合わせて使用すると、新しく生成されたレポートとの比較に、タグ名 tag-name が付いているレポートの履歴コピーが使用されます。タグ名が指定されていない場合、最新レポートが最終保存コピーと比較されます。
–-whatisnew または –-whatisfixed と組み合わせ、後にパス名を指定する必要があります。このオプションは、新しいレポートと比較するファイルまたはディレクトリを指定します。