Oracle Solaris の仮想化機能
次の表では、Oracle Solaris 11 でサポートされているさまざまな仮想化機能について簡単に説明します。Oracle Solaris リリースの仮想化の概要については、Oracle Solaris 11 仮想環境の紹介
を参照してください。
表 14 Oracle Solaris 11 でサポートされる仮想化機能
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OpenStack (Juno バージョン)
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データセンター全体の計算、ストレージ、およびネットワークリソースの大規模なプールを制御するクラウドオペレーティングシステム。すべて Web インタフェースを介してリソースをプロビジョニングできるダッシュボードから管理されます。
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サポートされていません
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Oracle Solaris Resource Manager の製品コンポーネント (リソース管理とも呼ばれる)
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利用可能なシステムリソースがアプリケーションでどのように使用されるかを制御できるようにする機能。
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サポートされています
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Oracle VM Server for SPARC
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SPARC サーバー用のハイパーバイザベースの仮想化
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サポートされています
Oracle Solaris 11.3 以降、制御ドメインでの Oracle Solaris 10 の実行はサポートされなくなりました。ただし、ゲストドメインで Oracle Solaris 10 を実行し続けることができます。
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Oracle VM Server for x86 (Xen)
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x86 ベースのサーバー用のハイパーバイザベースの仮想化
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サポートされています
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Oracle VM VirtualBox
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x86 ベースシステム用のホストされるワークステーションとサーバーの仮想化
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サポートされています
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Oracle Solaris カーネルゾーン
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ブランドゾーンフレームワークを使用し、大域ゾーンと別個のカーネルおよび OS インストールでゾーンを実行します。カーネルゾーンを使用するには、Oracle Solaris 11.2 以上を実行している必要があります。
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サポートされていません
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Oracle Solaris ゾーン
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Oracle Solaris オペレーティングシステムの単一インスタンス内に作成された仮想オペレーティングシステム環境
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サポートされています
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Oracle VM テンプレート
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使用可能な Oracle Solaris VM テンプレートのタイプは、Oracle Solaris ゾーン用 Oracle VM テンプレート、SPARC 用 Oracle VM テンプレート、x86 用 Oracle VM テンプレート、および Oracle VM VirtualBox 用 Oracle VM テンプレートです。
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Oracle Solaris 10 の一部のリリースでサポートされています。
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Oracle Solaris 仮想化環境の概要については、Oracle Solaris 11 仮想環境の紹介
を参照してください。