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Oracle® Solaris 10 から Oracle Solaris 11.3 への移行

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更新: 2015 年 10 月
 
 

Oracle Solaris の仮想化機能

次の表では、Oracle Solaris 11 でサポートされているさまざまな仮想化機能について簡単に説明します。Oracle Solaris リリースの仮想化の概要については、Oracle Solaris 11 仮想環境の紹介 を参照してください。

表 14  Oracle Solaris 11 でサポートされる仮想化機能
Oracle Solaris 11 の機能
説明
Oracle Solaris 10 でのサポート
詳細情報
OpenStack (Juno バージョン)
データセンター全体の計算、ストレージ、およびネットワークリソースの大規模なプールを制御するクラウドオペレーティングシステム。すべて Web インタフェースを介してリソースをプロビジョニングできるダッシュボードから管理されます。
サポートされていません
Oracle Solaris Resource Manager の製品コンポーネント (リソース管理とも呼ばれる)
利用可能なシステムリソースがアプリケーションでどのように使用されるかを制御できるようにする機能。
サポートされています
Oracle VM Server for SPARC
SPARC サーバー用のハイパーバイザベースの仮想化
サポートされています
Oracle Solaris 11.3 以降、制御ドメインでの Oracle Solaris 10 の実行はサポートされなくなりました。ただし、ゲストドメインで Oracle Solaris 10 を実行し続けることができます。
Oracle VM Server for x86 (Xen)
x86 ベースのサーバー用のハイパーバイザベースの仮想化
サポートされています
Oracle VM VirtualBox
x86 ベースシステム用のホストされるワークステーションとサーバーの仮想化
サポートされています
Oracle Solaris カーネルゾーン
ブランドゾーンフレームワークを使用し、大域ゾーンと別個のカーネルおよび OS インストールでゾーンを実行します。カーネルゾーンを使用するには、Oracle Solaris 11.2 以上を実行している必要があります。
サポートされていません
Oracle Solaris ゾーン
Oracle Solaris オペレーティングシステムの単一インスタンス内に作成された仮想オペレーティングシステム環境
サポートされています
Oracle VM テンプレート
使用可能な Oracle Solaris VM テンプレートのタイプは、Oracle Solaris ゾーン用 Oracle VM テンプレート、SPARC 用 Oracle VM テンプレート、x86 用 Oracle VM テンプレート、および Oracle VM VirtualBox 用 Oracle VM テンプレートです。
Oracle Solaris 10 の一部のリリースでサポートされています。

Oracle Solaris 仮想化環境の概要については、Oracle Solaris 11 仮想環境の紹介 を参照してください。