プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Express管理ガイド
リリース5.1
E83811-02
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

2.5.5 REST管理インタフェースを使用した使用状況統計の表示

REST管理インタフェースを使用すると、インスタンス管理者はRESTクライアント搭載のOracle Application Expressインスタンスの使用状況メトリックを自動的にフェッチできます。

RESTクライアント・アプリケーションを登録したら、OAuthクライアント資格証明認証フローに従って、クライアントの詳細を表示してアクセス・トークンを取得できます。REST管理インタフェースには、Oracle REST Data Services (ORDS)リリース3.0.5以上が必要です。

REST管理インタフェースを提供するために、Oracle Application Expressはインストール時にデータベース・ユーザーAPEX_INSTANCE_ADMIN_USERを作成します。このスキーマは権限が低いです。CREATE SESSIONシステム権限しかありません。REST管理インタフェースのサービス・モジュールはAPEX_INSTANCE_ADMIN_USERスキーマに格納されています。Oracleでは、APEX_INSTANCE_PUBLIC_USERへの直接ログインは要求または推奨されません。

参照:

  • OAuthフロー機能の詳細は、『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』を参照してください

  • Oracle Application Express APIリファレンス

2.5.5.1 REST管理インタフェースの有効化

インストール後、REST管理インタフェースは無効になっています。有効にするには、インスタンス管理者はOracle Application Express管理サービスにサインインする必要があります。

REST管理インタフェースを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。
  4. 「REST管理インタフェース」ダイアログで、「サービスの有効化」をクリックします。

2.5.5.2 RESTクライアント・アプリケーションの登録

RESTクライアントの接続を確立するためには、内部管理者はRESTクライアント・アプリケーションを登録する必要があります。

RESTクライアント・アプリケーションを登録するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。
  4. 「REST管理インタフェース」ダイアログで、「OAuthクライアントの作成」をクリックします。
  5. 「新規OAuthクライアントの作成」ダイアログで、次を入力します。
    • クライアント名

    • 連絡先の電子メール・アドレス。

    OAuthクライアント資格証明フロー用の資格証明(クライアントIDおよびクライアントの秘密)は、自動的に作成されます。これらの資格証明により、RESTクライアントはREST管理インタフェースに接続し、サービスを実行できます。

  6. 「OAuthクライアントの作成」をクリックします。

    クライアントが「OAuthクライアント」リストに表示されます。

2.5.5.3 RESTクライアントの詳細の表示

RESTクライアントの詳細は、「REST管理インタフェース」ダイアログで表示します。

開発者は、OAuthクライアント資格証明認証フローに従って、RESTクライアントの詳細を使用してアクセス・トークンを取得できます。

ヒント:

OAuthフロー機能の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照してください。

RESTクライアントの詳細を表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。

    「REST管理インタフェース」ダイアログが表示されます。

  4. 「REST管理インタフェース」ダイアログで、クライアント名をクリックします。

    「ORDSクライアントの詳細」ダイアログには、クライアント名、連絡先の電子メール・アドレス、OauthクライアントIDおよびOauthクライアントの秘密が表示されます。
    GUID-89FA9D69-BB48-4354-BF25-7ED30D0B1CB6-default.pngの説明が続きます
    図GUID-89FA9D69-BB48-4354-BF25-7ED30D0B1CB6-default.pngの説明

    参照:

    現在のクライアントを削除するには、「クライアントの削除」をクリックします。

  5. 前の画面に戻るには、「戻る」をクリックします。

    注意:

    Oracle Application Express APIリファレンス

2.5.5.4 RESTクライアントの削除

「ORDSクライアントの詳細」ダイアログが表示されている間にRESTクライアントを削除します。

RESTクライアントを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。

    「REST管理インタフェース」ダイアログが表示されます。

  4. 「REST管理インタフェース」ダイアログで、クライアント名をクリックします。

    「ORDSクライアントの詳細」ダイアログが表示されます。


    GUID-89FA9D69-BB48-4354-BF25-7ED30D0B1CB6-default.pngの説明が続きます
    図GUID-89FA9D69-BB48-4354-BF25-7ED30D0B1CB6-default.pngの説明
  5. 「クライアントの削除」をクリックします。
  6. 前の画面に戻るには、「戻る」をクリックします。

2.5.5.5 REST管理インタフェースの無効化

「REST管理インタフェース」ダイアログでREST管理インタフェースを無効にします。

REST管理インタフェースを無効にするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。
  4. 「REST管理インタフェース」ダイアログで、「サービスの無効化」または「サービスの無効化とクライアントの削除」をクリックします。