JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.util
クラス Stack

java.lang.Object
  |
  +--java.util.AbstractCollection
        |
        +--java.util.AbstractList
              |
              +--java.util.Vector
                    |
                    +--java.util.Stack
すべての実装インタフェース:
Cloneable, Collection, List, Serializable

public class Stack
extends Vector

Stack クラスは、オブジェクトの後入れ先出し (LIFO) スタックを表します。これは、ベクタをスタックとして処理する 5 つのオペレーションで Vector クラスを拡張します。通常の push オペレーションと pop オペレーションが提供されるほか、スタックの先頭の項目で peek を行うメソッド、スタックが empty かどうかを判定するメソッド、スタックから項目を search し、先頭から何番目かを見つけるメソッドが提供されています。

スタックが初めて作成されたとき、項目はありません。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
直列化された形式

クラス java.util.Vector から継承したフィールド
capacityIncrement, elementCount, elementData
 
クラス java.util.AbstractList から継承したフィールド
modCount
 
コンストラクタの概要
Stack()
          空の Stack を作成します。
 
メソッドの概要
 boolean empty()
          スタックが空かどうかを判定します。
 Object peek()
          スタックの先頭にあるオブジェクトを取り出します。
 Object pop()
          スタックの先頭のオブジェクトを削除し、そのオブジェクトを関数の値として返します
 Object push(Object item)
          スタックの先頭にオブジェクトを入れます。
 int search(Object o)
          このスタックにあるオブジェクトの位置を 1 から始まるインデックスで返します。
 
クラス java.util.Vector から継承したメソッド
add, add, addAll, addAll, addElement, capacity, clear, clone, contains, containsAll, copyInto, elementAt, elements, ensureCapacity, equals, firstElement, get, hashCode, indexOf, indexOf, insertElementAt, isEmpty, lastElement, lastIndexOf, lastIndexOf, remove, remove, removeAll, removeAllElements, removeElement, removeElementAt, removeRange, retainAll, set, setElementAt, setSize, size, subList, toArray, toArray, toString, trimToSize
 
クラス java.util.AbstractList から継承したメソッド
iterator, listIterator, listIterator
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 
インタフェース java.util.List から継承したメソッド
iterator, listIterator, listIterator
 

コンストラクタの詳細

Stack

public Stack()
空の Stack を作成します。
メソッドの詳細

push

public Object push(Object item)
スタックの先頭にオブジェクトを入れます。これは、次の内容とまったく同じ効果を持ちます。
 addElement(item)
パラメータ:
item - スタックに入れるオブジェクト
戻り値:
item 引数
関連項目:
Vector.addElement(java.lang.Object)

pop

public Object pop()
スタックの先頭のオブジェクトを削除し、そのオブジェクトを関数の値として返します
戻り値:
スタックの先頭にあるオブジェクト (Vector オブジェクトの最後の項目)
例外:
EmptyStackException - スタックが空の場合

peek

public Object peek()
スタックの先頭にあるオブジェクトを取り出します。このときオブジェクトはスタックから削除されません。
戻り値:
スタックの先頭にあるオブジェクト (Vector オブジェクトの最後の項目)
例外:
EmptyStackException - スタックが空の場合

empty

public boolean empty()
スタックが空かどうかを判定します。
戻り値:
スタックに項目が入っていない場合は true、そうでない場合は false

search

public int search(Object o)
このスタックにあるオブジェクトの位置を 1 から始まるインデックスで返します。オブジェクト o がこのスタック内の項目にある場合、このメソッドはスタックの先頭からもっとも近いオブジェクト位置までの距離を返します。スタックの 1 番上の項目は距離 1 にあると見なされます。equals メソッドを使うと、o をこのスタック内の項目と比較できます。
パラメータ:
o - 目的のオブジェクト
戻り値:
オブジェクト位置を表す、1 から始まるスタックの先頭からのインデックス。オブジェクトが見つからない場合は -1

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