プロパティ定義を作成するには:
注:
プロパティは、Customネームスペースに割り当てられます。「完全修飾名」と「ラベル」のフィールドは、名前を入力すると自動的に入力されます。プロパティの「完全修飾名」は一意である必要があります。プロパティ・ラベルは、ユーザーにわかりやすい記述子です。アプリケーション管理を除くすべての機能のプロパティ定義で表示されます。ネームスペースが同じでなければ、複数のプロパティが同じラベルを使用できます。プロパティの「説明」はオプションで、プロパティ・エディタの下部に表示される長い記述子です。
注:
パラメータのすべては示していません。表示されるパラメータは、選択したデータ型によって異なります。
データ型––表9-2を参照してください
次のいずれかのデータ型を選択して、ユーザーに表示するノードのリストを制限できます: 「関連グループ」、「関連ノード」、「関連ノード(複数)」、「グローバル・ノード」、「リーフ・ノード」、「リム・ノード」、「複数ノード」または「ノード」。いずれかのデータ型を選択すると、「制約条件」タブが表示されます。
プロパティ・レベル--プロパティ定義のレベル:
ローカル・ノード--特定の階層にあるノードのプロパティ値が管理され、そのレベルでのみアクセスできます。
グローバル・ノード--バージョンのノードのプロパティ値が管理されますが、ローカル・ノードのレベルでもアクセスできます。
階層--階層のプロパティ値が管理されますが、ローカル・ノードのレベルでもアクセスできます。
バージョン--バージョンのプロパティ値が管理されますが、グローバル・ノードまたはローカル・ノードのレベルでもアクセスできます。
注:
グローバル・ノード継承のプロパティを定義する場合は、そのグローバル・プロパティの制御階層を定義する必要があります。これには、「ホーム」ページの「階層」タブで、制御されるプロパティを階層に割り当てます。
プロパティ・タイプ
定義済--値がユーザーによって定義されて格納されます。
検索--他のプロパティと参照表に基づいて参照されます。
導出––派生クラスを使用して計算します。
注:
スクリプト派生クラスを使用する派生プロパティは、バージョン、階層およびノードのプロパティに使用されます。式派生クラスは、グローバルまたはローカルのノード・プロパティにのみ使用されます。
外部参照––外部データ・ソースを使用した参照。
注:
値は外部データ・ソースからリアルタイムに取得されます。複数の値が返される場合、プロパティに対して特定の値を選択する必要があります。
デフォルト値--プロパティのデフォルト値
ドメイン--データ型が「ノード」、「リム・ノード」、「リーフ・ノード」、複数ノード、「関連ノード」、「関連ノード(複数)」、「関連グループ」(値として格納されているノードまたは複数のノードのすべてを表す)のプロパティの場合は、「ドメイン」ドロップダウン・リストを使用できます。ドロップダウンには、システムに定義されているすべてのドメインが含まれ、必要に応じて既存のドメインのいずれかを選択できます。
列の幅--プロパティ・タイプが「定義済」の場合の固定幅列の幅。
最小値/最小長--データ型に基づくプロパティの値または長さ。
最大値/最大長--データ型に基づくプロパティの値または長さ。
継承--プロパティを継承として定義します
注:
このオプションを選択しても、「派生」プロパティ・タイプには影響しません。ただし、AncestorPropやDualAncestorPropのようなプロパティ派生が使用され、かつプロパティがグローバルである特別な場合は例外です。このような場合、プロパティは文字どおりに値を継承しませんが、「継承」オプションを使用して制御階層を指定できます。
上書き可能--プロパティ・グリッドでプロパティを上書きできます。
注:
このオプションが有効なのは、「派生」プロパティ・タイプの場合のみです。
リスト--プロパティ値を、事前定義済の値リストのみから選択できます。
注:
リスト・プロパティに格納されるプロパティ値を、EnforceListPropsシステム・プリファレンスを使用するリストの値のみに制限できます。
注:
値のリストは、定義済プロパティまたは上書き可能な派生プロパティに対して使用できます。
非表示--プロパティ・グリッドでプロパティを非表示にします。
インデックス付き––プロパティのインデックスを作成し、検索、プロパティ問合せおよび検証のパフォーマンスを向上させます。このオプションは定義済の文字列データ型のプロパティにのみ使用できます。
注:
インデックス付きプロパティによってアプリケーション・サーバーでのメモリー使用量が増えることがあり、検索、問合せおよび一意性をチェックする検証で使用される可能性の高いプロパティに対してのみ使用します。
カテゴリにプロパティを割り当てる場合は、「使用可能」リストからカテゴリを選択し、「選択済」リストに移動します。
「リスト」オプションとともに「定義済」プロパティ・タイプを選択した場合は、「リストの値」タブで次の手順を実行します。
「追加」をクリックして、リストに値を入力します。
行の「アクション」列で「保存」をクリックします。
注:
各行で「移動」または「削除」を使用して、リスト値を順序変更または削除します。「編集」を使用するか行をダブルクリックして編集し、編集を取り消す場合には「取消し」を選択します。
「検索」プロパティ・タイプを選択した場合は、「参照表」タブを選択して次の手順を実行します。
「追加」をクリックして、新しいキー/値ペアをリストに入力します。
行の「アクション」列で「保存」をクリックします。
注:
各行で「移動」または「削除」を使用して、リスト値を順序変更または削除します。「編集」を使用するか行をダブルクリックして編集し、編集を取り消す場合には「取消し」を選択します。
階層制約を許可するデータ型を選択した場合、「制約条件」タブを選択し、次を実行します:
階層グループ・プロパティからプロパティを選択し、階層グループを選択します。
ノード・セレクタでは、ユーザーは、選択した階層グループに属する階層からのノードのみを参照できます。
注:
Oracle Data Relationship Management Analyticsでは、デフォルト・コア・プロパティ・タイプのみサポートされます。
オプション: Webクライアント、インポート、アクション・スクリプトまたはWebサービスAPIを介してプロパティが更新された場合、「サーバー・プロパティの更新で制約を適用」を選択して、この制約を検証します。
「導出」プロパティ・タイプを選択した場合は、「パラメータ」タブを選択し、導出プロパティの式またはスクリプトを定義してください。
式の詳細は、式の作成を参照してください。スクリプトの詳細は、動的スクリプトの作成を参照してください。
「外部参照」プロパティ・タイプを選択した場合は、「外部参照」タブを選択して次の情報を入力します。
外部接続––データベースまたはWebサービス接続を選択します
操作––実行する外部操作を選択します
パラメータごとに次のものを構成します。
パラメータ・ソース・タイプ––「リテラル」または「プロパティ」を選択します。
ソース––ソース・タイプに「リテラル」を選択した場合、「パラメータ・ソース」列にリテラル値を入力します。この外部参照プロパティに対して外部操作が呼び出される際、リテラル値が現在のパラメータとして渡されます。ソース・タイプに「プロパティ」を選択した場合、外部操作にパラメータ値を提供するプロパティを選択します。外部参照を実行する際、現在のノードまたは要求アイテムの選択したプロパティからパラメータ値が導出されます。
「列/プロパティ・マッピング」で、外部参照プロパティの値を提供する、選択した参照結果内の結果列を選択します。「追加」をクリックして別のプロパティにマップされる列を追加し、外部参照値を選択する際、他のプロパティ値が自動的に更新されるようにすることができます。
最初の列/プロパティ・マッピングは自動的に定義され、削除できません。このマッピングは現在のプロパティ用です。列は選択される必要があり、操作で格納される最初の列にデフォルト設定されます。最初の行の列値は変更できますが、プロパティ値は変更できません。追加のマッピングについては、列名および結果列を選択および編集できます。