トランザクション履歴ロギング・レベルの設定

Oracle Data Relationship Managementトランザクション履歴ロギング・レベルを設定するには、アプリケーション管理者の権限が必要です。トランザクション履歴に取り込むアクション・タイプを指定するには、「TransactionLevels」システム・プリファレンスを設定します。

「グローバル・プロパティ」でのローカル・セキュリティ

グローバル・プロパティでローカル・セキュリティを制御するには、GlobalPropLocalSecurityとGlobalPropLocalOverrideの2つのシステム・プリファレンスを使用します。

トランザクション履歴ロギング・レベルを設定するには:

  1. Data Relationship Management Webクライアントで、「管理」を選択します。
  2. 「メタデータ」の下で、「システム・プリファレンス」を展開し「TransactionLevels」プリファレンスを編集します。
  3. 「TransactionLevels」で、次のトランザクション・レベル・タイプを選択します:
    • 「ロギング・アクション」を指定すると、基本的なロギング情報(ログイン、ログアウトなど)が記録されます。

    • 「コア・アクション」を指定すると、バージョン、階層、またはノードの情報を変更するアクション(ノードの追加、プロパティの変更、ノードの移動など)が記録されます。

    • 「結果アクション」を指定すると、コア・アクションから生じたアクションが記録されます。たとえば、下のすべてをクリアするコア・アクションが実行されると、個々のノードからプロパティがクリアされます。個々のノードからプロパティをクリアするアクションが、結果アクションです。

    • 「損失アクション」を指定すると、コア・アクションによるデータの損失が記録されます。たとえば、ノードが削除されると、そのノードの定義済プロパティが削除されます。このアクションが、損失アクションです。損失アクションは、「LossLevel」システム・プリファレンスで制御されます。

      注:

      「損失アクション」を指定したり、AllowAsOfシステム・プリファレンスを有効にすると、TransactionLevelsシステム・プリファレンスで設定されていない場合でもコア・アクションが追跡されます。

  4. LossLevelプリファレンスの設定:
    • 定義済--特にノードで設定されている値のみがノードの削除時に追跡されます。

    • すべてのアイテム--派生した値、デフォルト値および継承値がLossActionで追跡されます。

  5. アプリケーションを停止して再起動するか、Data Relationship Managementサービスを再起動します。