Oracle Data Relationship Management Analyticsモジュールでは複数のダッシュボードおよびレポートが提供され、データ・マネージャがパフォーマンスを評価したり、変更をモニターしたり、問題を軽減したりできます。Data Relationship Management Analyticsでは次のものが提供されます。
マスター・データおよびガバナンス要求メトリックを追跡するためのダッシュボード
変更管理––ガバナンスと対話型の変更の対比などバージョン、階層、ノード・タイプ、プロパティおよびワークフロー・モデルに基づいて変更アクティビティを分析します
成長分析––ノードの合計数、孤立ノードの数および共有ノードの数を確認し、バージョンおよび階層の経時変化を分析します
要求モニタリング––処理中の変更要求をモニターしてボトルネックおよび遅滞しているか期限の近い要求を特定し、Oracle Data Relationship Governance要求にドリルバックします。
モデル分析––ワークフロー・モデル・デザインの分析、参加者の動作のトレンドの特定、リソース負荷およびコミットされた時間の表示、Data Relationship Governance要求へのドリルバックを行います。
ユーザーおよびグループ・メンバーシップ、割当ておよび認可、ユーザー・アクティビティ、およびメタデータ・オブジェクトの使用状況をモニターするレポート
ユーザー役割の割当て––役割別のユーザーまたはユーザー別の役割のリストがライセンスされたユーザー・タイプ別のカウントとともに示されます
アクセス・グループ・メンバーシップ・レポート––対話型およびワークフロー・ユーザー・グループ別のユーザーのリストが示されます
オブジェクト・アクセス・グループの認可レポート––ユーザーおよびユーザー・グループと特定のOracle Data Relationship Managementオブジェクトとのマッピングが示されます
階層アクセス・グループの割当てレポート––階層のノードに対するユーザーおよびグループのデータ権限が示されます
ワークフロー・アクセス・グループの割当てレポート––ワークフロー・モデル・ステージに対するユーザーおよびグループのデータ権限が示されます
ユーザー・ログイン・アクティビティ・レポート––一定期間のユーザー・ログイン・アクティビティのトレンド・レポートを提供します
メタデータ・オブジェクトの使用状況レポート––問合せ、比較、インポート、エクスポート、ブレンダ、ブックといったData Relationship Managementオブジェクトに関する度数分布および経過期間の情報が示されます
実行プランは、分析用のデータの準備に使用され、組込みジョブ・スケジューラを使用して実行されます。
注:
ジョブを実行してデータを生成した後、現在開いているダッシュボードまたはレポートは、フィルタ基準の変更などのユーザー・アクションが実行されるまで自動的にリフレッシュされません。
ダッシュボードからData Relationship Governance要求へのドリルスルーが提供されます。ダッシュボードおよびレポートの情報は、詳細分析用に.XLS形式でエクスポートできます。
注:
Data Relationship Management Analyticsでは、Webブラウザで使用されている言語が検出され、モジュールを表示する言語が決定されます。Data Relationship Managementではカルチャはサポートされないため、Data Relationship Management Analyticsで数値が異なって表示される場合があります。