すべてのバッチ・クライアント操作でログ・ファイルが生成されます。また、エクスポートにより、エクスポートしたデータ・ファイルおよびエクスポート・ログ・ファイルが生成されます。ログ・ファイルには、失敗した任意のスクリプト・アイテムに関する警告が記録されます。また、すべてのエラーもログ・ファイルに記録されます(完全なエラー・メッセージを含む)。ログ・ファイルは、/log起動パラメータによって示されたパス/ファイル名を使用して保存されます。指定しない場合、ログはDRM_Batch_Client_mmddyyyy.log
という名前にデフォルト設定され、バッチ・クライアントが起動したフォルダと同じフォルダに書き込まれます。
また、成功か失敗かを示すエラー・レベル(終了コードまたは結果コード)も返されます。エラー・レベルは、スケジュール・プログラムまたはバッチ・ファイルによって(ERRORLEVEL、%ERRORLEVEL%などを介して)テストでき、適切なアクションを自動的に行うことができます。
表17-14 エラー・レベル値
エラー・レベル値 | 説明 |
---|---|
0 |
成功/正常終了 |
1 |
不明なエラー |
2 |
バッチ操作は完了しましたが、警告が生成されました。 |
3 |
バッチ操作はエラーが原因で完了しませんでした。 |
100 |
Oracle Data Relationship Managementサーバーに送信する/サーバーから返されるエラー |
200 |
バッチ・クライアントの初期化時に発生したエラー |
210 |
無効なパラメータ値が渡されました。 |
220 |
無効なURL |
230 |
無効なユーザー名またはパスワード |
注:
他のエラー・レベル値が返された場合、エラーはWindowsオペレーティング・システムのものです。詳細は、Windowsのドキュメントを参照してください。