ワークフロー・モデル

ワークフロー・モデルは、Oracle Data Relationship Managementのデータに対する特定の変更セットの管理に関連するユーザー・タスク、ワークフローのステージおよびデータのタイプを制御します。各要求では、ワークフロー・モデルを使用して次を決定します:

  • 実行されるワークフロー・タスク

  • 完了するワークフロー・ステージ

  • 要求を操作できるユーザー・グループ

  • 承認方法および順序

  • ユーザーが要求について通知される方法とタイミング

  • 要求で使用可能なノードのバージョン、階層およびタイプ

  • 要求の完了に要する時間の長さ

ワークフロー・タスク

ワークフロー・タスクは、タスクの際に表示、編集および要求される一連のプロパティとともに、実行される変更アクション(追加、更新、挿入、移動)を表します。ワークフロー・タスクはワークフロー・モデルとは別に定義され、別のビジネス・プロセスで実行される共通タスクの一貫性を保つために、複数のモデルで使用できます。

ワークフロー・ステージ

ワークフロー・モデルは、複数のワークフロー・ステージで構成されています。ステージがワークフロー・モデル用に定義されている場合、ステージ・タイプは、ワークフローのそのステージにおけるユーザーに対して、参加のレベルを定義します。ワークフロー・モデルには、次のものがあります:

  • 可能なワークフロー・タスクのリストで定義されている単一の送信ステージ(変更の送信に使用できます)

  • 承認またはエンリッチメントの一連のオプション・ステージ(それぞれが単一のワークフロー・タスクで構成されています)

  • 最終承認と実行されたすべてのワークフロー・タスクのコミットに使用される単一のコミット・ステージ