12 インポートの操作

Oracle Data Relationship Managementを使用すると、外部システムまたはリレーショナル・データベース表およびビューから抽出されたデータ、または複数セクションのテキスト・ファイル・フォーマットを使用してユーザーによって手動で作成されたデータをインポートできます。インポートは常に、インポート・プロセスの一部として作成された空の新規バージョンに対して実行されます。この方式を使用すると、データが正しくインポートされたことを検証し、データをデータベースに保存したり他のバージョンのデータとマージする前に問題を解決できます。データを検証した後、ブレンダを使用して、インポートしたデータを、他のソースから生成されたデータと結合できます。

注意:

インポートを実行する場合、インポート対象の日時値として予期されるフォーマットを定義するために、クライアント・セッションの地域設定が使用されます。これらの設定が検出されない場合、サーバーの地域設定が使用されます。たとえば、セッションの地域設定で日付をdd.mm.yyyyとしてフォーマットするよう指定されている場合、インポートで使用されるデータはこのフォーマットにする必要があります。そうでない場合、情報が表示されないか正しく表示されません。

インポートをカスタマイズおよび保存できるのは、アプリケーション管理者、データ・マネージャおよびデータ作成者の役割を持つユーザーです。