EPM Systemユーザーのプロビジョニング

ユーザーがOracle Enterprise Performance Management Systemアプリケーションにアクセスできるようにするには、そのユーザーにアプリケーションの役割をプロビジョニングする必要があります。機能の管理者およびプロビジョニング・マネージャは、次のステップを実行してユーザーとグループにプロビジョニングします。

  1. Oracle Hyperion Shared Services Consoleから、EPM Systemへのアクセスを必要とするユーザー(またはユーザーが所属するグループ)を識別して選択します。ユーザー、グループ、役割および委任リストの検索を参照してください。

  2. EPM Systemコンポーネントへのユーザーのアクセスを許可する役割を割り当てます。たとえば、すべてのOracle Essbaseユーザーには、Essbaseクラスタ(デフォルトではEssbaseCluster-1)のサーバー・アクセスの役割が必要です。ユーザーとグループのプロビジョニングを参照してください。

    EPM Systemの役割は、EPM Systemの役割で説明されています。

  3. EPM Systemアプリケーションの機能へのアクセスを許可する、アプリケーション固有の役割を割り当てます。たとえば、EssbaseアプリケーションEsb_App1には、Esb_App1の計算スクリプトを操作する必要のあるユーザーに割り当てることができる計算の役割が用意されています。

    これらの役割は、アプリケーションを基準に割り当てられます。たとえば、EssbaseアプリケーションEsb_App1の役割では、ユーザーはEsb_App1の機能にのみアクセスできます。

  4. 製品管理画面を使用して、EPM Systemアプリケーションによって管理されるアーティファクトへのアクセスを割り当てます。

    次のステップを使用して、Shared Services Consoleから一部のアプリケーションの管理画面を起動します。

    アーティファクトレベルのアクセス制御では、管理者は、アプリケーション・オブジェクトへのアクセスを詳細に設定できます。これらのアクセス権は、設計上、アプリケーションの役割より詳細なため、役割を使用して許可されたアクセス権の制限に使用できます。

    1. Shared Services Consoleのビュー・ペインで、「アプリケーション・グループ」を展開します。

    2. アプリケーションを含むアプリケーション・グループ・ノードを展開します。

    3. プロビジョニングするアプリケーションを右クリックします。

    4. 「アクセス権の割当て」を選択します。Shared Services Consoleの一部ではない、製品管理画面が開きます。

    5. ユーザーをプロビジョニングします。

    アーティファクトレベルのアクセス制御は、EPM System製品の管理ガイドで説明されています。