プロビジョニング・レポートの生成

機能の管理者およびプロビジョニング・マネージャは、Oracle Hyperion Shared Services Consoleのレポート機能を使用して、ユーザーおよび役割のプロビジョニング・データを確認できます。プロビジョニング・レポートには、選択したアプリケーションからの役割に割り当てられたユーザーの情報、およびユーザーに割り当てられている選択したアプリケーションからの役割の情報を含むことができます。またレポートには、プロビジョニングされた役割をユーザーに許可する責任のあったオリジナルのグループまたは役割で始まる、継承の順序を示す継承情報も含まれます。

機能の管理者およびプロビジョニング・マネージャは、プロビジョニング・レポートを使用して、Oracle Enterprise Performance Management Systemアプリケーション全体でユーザーに許可されたアクセス権および権限を確認できます。このレポートは、コンプライアンス・レポート用にユーザーのアクセスを追跡するのに役に立ちます。

ネイティブ・ディレクトリのWORLDグループがプロビジョニングされている場合、WORLDグループから継承される役割は、ユーザーまたはグループを対象として生成したプロビジョニング・レポートにのみ含まれます。

プロビジョニング・レポートを生成するには:

  1. 機能の管理者またはプロビジョニング・マネージャとしてShared Services Consoleにアクセスします。Shared Services Consoleの起動を参照してください。
  2. 役割を選択します。ユーザー、グループ、役割および委任リストの検索を参照してください。
  3. 「管理」「レポートの表示」の順に選択します。
  4. レポート生成パラメータを入力します。

    表7-1 「レポートの表示」画面

    ラベル 説明
    すべて検索 レポートが生成されるオブジェクト・タイプ(ユーザー、グループまたは役割)を選択します。
    ユーザーまたは役割

    このラベルは「すべて検索」で選択される内容に応じて変わります。

    フィルタ条件 レポート・データをフィルタするために使用する基準。
    有効な役割の表示 「はい」を選択すると、すべての有効な役割(継承済および直接割り当てられた)に関してレポートします。継承済役割(直接割り当てられた役割とは対照的)は、ユーザーまたはグループが属するグループに割り当てられます。「いいえ」を選択すると、直接割り当てられた役割に関してのみレポートします。
    グループ化基準 レポートのデータをグループ化する方法を選択します。使用可能なグループ化の基準は「すべて検索」の選択内容によって異なります。
    1ページ当たりの結果 1ページに表示するレポート結果の数。デフォルトは500です。
    アプリケーション プロビジョニング・データのレポート元のアプリケーションを選択するか、または「すべて選択」を選択してすべてのアプリケーションに関してレポートします。

    注:

    アプリケーション・グループに属するアプリケーションに関してのみレポートできます。

  5. 「レポート作成」を選択します。
  6. オプション: レポートを印刷するには:
    1. 「印刷プレビュー」をクリックします。
    2. 「印刷」をクリックします。
    3. プリンタを選択して、「印刷」をクリックします。
    4. 「閉じる」をクリックします。
  7. オプション: 「CSVにエクスポート」をクリックして、レポートをカンマ区切りの値(CSV)ファイルにエクスポートします。
  8. 「OK」をクリックします。