ステージ

ステージは、通常1人の個人が実行するタスクフロー内のステップを説明します。各ステージには、タスクフローに1つのアプリケーション・アクションまたはイベントがあります。アクションには、実行時に値が提供されるパラメータを設定できます。

タスクフローを使用する各Oracle Enterprise Performance Management Systemコンポーネントには、多くのデフォルト・アクションが用意されています。これらのアクションは、タスクフローに対応しているEPM Systemコンポーネントによって、定義および管理されます。Oracle Hyperion Shared Servicesのデフォルト・アクションを表8-1に示します。Oracle Hyperion Financial Managementアクションの説明は、Oracle Hyperion Financial Managementユーザーズ・ガイドを参照してください。

表8-1 デフォルトのステージ・アクションおよびパラメータ: Shared Services

アクション パラメータ

電子メール

脚注 1

このアクションにより、電子メール・メッセージが自動的に送信されます。次の電子メール・アクションのパラメータを入力します。

  • 宛先: 受信者の電子メール・アドレスを入力します

  • 件名: 電子メールの件名を入力します

  • メッセージ: 変数を選択して(変数リストから変数をダブルクリック)、成功か失敗かを表示します。

  • 変数: 電子メール・アクションに使用可能な変数をリストします。

実行

このアクションにより、コマンド・ラインから外部プログラムが実行されます。次の実行アクションのパラメータを入力します。

コマンド: 外部プログラムを実行するコマンドを入力します。

外部プログラムは、有効なコマンドライン・スクリプト(Windowsの.batスクリプトなど)および任意の有効なプログラム実行コマンドです。スクリプト・ファイルでパスを動的に解決しないようにしてください; パスを解決するためにファイルで変数を使用すると機能しなくなります。

たとえば、Internet Explorerを起動するには、IEXPLORE.EXEを入力します。タスクフロー・スクリプトの場所を参照してください。

脚注 1

このアクションを正常に実行するには、Oracle Hyperion Foundation ServicesでSMTPメール構成が使用可能になっている必要があります。