「データ・ロード」画面でデータ・ロード・ルールを作成および変更します。「データ・ロード・ルール」画面ウィンドウのセクション:
データ・ルールのサマリー
データ・ロードの詳細
ソース・フィルタ(次の4つのタブで構成: ソース・オプション、ターゲット・メンバー(ドライバが指定されているファイルベースのデータ・ロード・ルール用)、ターゲット・オプションおよびカスタム・オプション)
ターゲット・オプションの使用(ロケーション別)およびターゲット・アプリケーションの登録を参照してください。
カスタム・オプションの作成を参照してください。
注:
データ・ロード・ルールを作成する前に、ソース・システムのデータからターゲット・アプリケーションに特殊文字が挿入されることがないよう確認してください。
また、バッチ・スクリプトを使用する場合、特殊文字を含む名前、およびスペースを使用しないでください。コマンドラインから実行する場合、一部の文字は問題を発生させる可能性があります。
データ・ロード詳細をソース・システム用に定義するには:
「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。
「データ・ロード」サマリー領域で、「追加」をクリックします。
「詳細」の「名前」にデータ・ロード・ルール名を入力します。
「カテゴリ」を選択します。
リストされているカテゴリは、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionの設定で作成したカテゴリです。カテゴリ・マッピングの定義を参照してください。
「期間マッピング・タイプ」で、データ・ルールごとに期間マッピング・タイプを選択します。
有効なオプション:
デフォルト - データ・ルールでは、FDMEEで定義されている期間キーおよび前期間キーを使用して、データ・ルール実行に含まれている各FDMEE期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。
明示 - データ・ルールでは、FDMEEで定義されている明示期間マッピングを使用して、データ・ルール実行に含まれる各FDMEE期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。明示期間マッピングにより、期間が開始日および終了日で定義されていない追加のGeneral Ledgerデータ・ソースをサポートできます。
なし - ソース・アダプタでこのオプションを使用すると、ソース期間マッピングが無視されます。したがって、インポートされたデータ行はすべて、データ・ルール実行で選択されたFDMEE期間にマップされます。
これらのオプションは、ファイルベースの定義に使用できません。
表3-9 期間マッピング・タイプ
ロケーション・タイプ | インポート・フォーマット・タイプ | 期間マッピングデフォルト | 明示期間マッピング明示 | 期間マッピング | 調整期間を含む |
---|---|---|---|---|---|
会計エンティティあり | 標準 | はい | はい | N/A | はい |
会計エンティティなし | 標準 | はい | はい | N/A | はい |
会計エンティティあり | ソース・アダプタ | N/A | N/A | はい | 明示: はい なし: N/A |
会計エンティティなし | ソース・アダプタ | N/A | N/A | はい | 明示: はい なし: N/A |
オプション: 説明を入力します。
ソース・オプションを選択します。
次のオプションは、ソース・システムに応じて「詳細」セクションまたは「ソース・オプション」セクションに表示される場合があります。
ターゲット・プラン・タイプ(Oracle Hyperion PlanningおよびOracle Essbase) - そのプラン・タイプに関連するディメンション、メンバーおよびデータ値のみを含むプラン・タイプを選択します。プラン・タイプは、このデータ・ロード・ルールのPOVロケーションに応じてソースまたはターゲット・システムに適用されます。
FDMEEでは、最大6つのプラン・タイプ(カスタムおよびPlanningアプリケーションを含む)のデータ・ロードがサポートされます。
ゼロの残高 - SAPの場合は、「ゼロの残高」オプションを選択します。
含む - 任意の理由で残高0(ゼロ)が含まれます。
たとえば、借方5と貸方5がある場合、金額ゼロが含まれます。
アクティビティなしの除外 - 期首借方残高、期首貸方残高、期間借方および期間貸方が0 (begin_bal_dr、begin_bal_cr、period_dr、period_crがYTD残高タイプについてすべて0)の場合、または期間借方および期間貸方の期間残高タイプが期間(period_dr、period_crが期別残高タイプについて0に等しい)の場合、ゼロの残高は除外されます。
ゼロの純残高の除外 - 年次累計残高タイプについて期首借方残高 - 期首貸方残高 + 期間借方 - 期首貸方 + 期間借方 - 期間貸方 = 0 (YTD残高タイプについてbegin_bal_dr – begin_bal_cr + period_dr – period_cr = 0)の場合、または期間借方 - 期間貸方 = 0(期別残高タイプについてperiod_dr – period_cr = 0)の場合、ゼロの純残高は除外されます。
次の例では、各「ゼロの残高を含む」オプションが勘定科目残高に与える影響を示します。
表3-10 「ゼロの残高」オプション
金額 | 期首残高 | 借方取引 | 貸方取引 | 期末残高 |
---|---|---|---|---|
4000 | 40000 | 0 | 40000 | 0 |
5000 | 50000 | 25000 | 75000 | 0 |
6000 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7000 | 0 | 35000 | 35000 | 0 |
「ゼロの残高」が「含む」の場合、ゼロの残高の勘定科目はすべて含まれるため、勘定科目4000、5000、6000および7000はこの条件に当てはまります。
注:
「ゼロの残高を含む」オプションは、データをPeoplesoftから取り出す場合には適用できません。
「ゼロの残高」に 「アクティビティなしの除外」が選択されている場合、期首、取引および期末の残高がすべてゼロでアクティビティがないため、勘定科目6000のみが除外されます。勘定科目4000、5000および7000は抽出されます。
「ゼロの残高」に「ゼロの純残高の除外」が選択されている場合、期末残高がゼロのため、勘定科目4000、5000、6000および7000が除外されます。
調整期間を含む - 調整期間を含める場合に選択します。
調整期間は、FDMEEの調整期間がソース・システムの調整期間に正しくマップされるようにします。
期間13を12月/期間12に明示的にマップし、「調整期間を含む」オプションを選択すると、次のようになります:
YTD残高について、期間13が期末残高になります。
PTD残高について、期間13と12月/期間12が追加されます。
ソース・オプションを定義するには:
「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。
「データ・ロード・ルール」でデータ・ロード・ルールを選択するか、「追加」をクリックします。
「ソース・オプション」タブを選択します。
ソース・システムに基づいて、ソース・オプションまたはソース・フィルタ・オプションを入力します。
ソース・フィルタ・オプション:
E-Business Suiteソース・システムの場合、E-Business Suiteソース・システムのソース・フィルタ・オプションの定義を参照してください。
ファイルベースのソース・システムの詳細は、ファイルベース・ソース・システムのためのデータ・ロード・ルールの詳細の定義を参照してください。
オプション: 複数列のデータ・ロードを行う場合、「列ヘッダー」タブを選択し、数値列の開始と終了の日付を指定します。
複数列数値データのロードを参照してください。
オプション: ターゲット・オプションを使用するには、「ターゲット・オプション」タブを選択し、任意のオプションを選択します。
オプション: 「カスタム・オプション」を選択し、データ・ロード・ルールと関連付けるテキストを指定すると、フリー・フォーム・テキストまたは値を指定できます。
カスタム・オプションの作成を参照してください。
「保存」をクリックします。