事前マップ済取引のインポート

事前マップ済取引をインポートする場合、許可されたユーザーは、取引に勘定科目IDがあらかじめ割り当てられている説明付き残高、ソース・システムの調整またはサブシステムの調整の各取引を照合にインポートできます。インポートされた取引は、Account Reconciliationの既存の取引表(要約金額表など)に挿入され、適切な勘定科目ID、期間IDおよび取引タイプが割り当てられます。

これらの取引は、期間の照合が存在するかどうかに関係なくインポートできます(データを照合するのは勘定科目IDと期間IDであって、照合IDではありません)。

注:

策定者は、照合が存在するかどうかに関係なく、取引をインポートできる必要があります。役割を確認するには、プロファイル・セキュリティを使用します。

次のユーザーはインポート機能を使用できますが、記載されたセキュリティ権限の影響を受けます。

管理者

すべての照合

パワー・ユーザー

パワー・ユーザーのセキュリティ・フィルタ内に含まれている照合

策定者

ユーザーにプライマリ策定者の役割またはバックアップ策定者の役割が割り当てられているか、(プライマリが使用できないため)ユーザーが現在アクティブな策定者であるか、または「請求済」ステータスに関係なく、策定者の役割を割り当てられたチーム/グループのメンバーである照合。

注:

他の役割がインポート機能を使用できるようにするには、取引属性を編集できるようにフォーマット定義を調整します。フォーマットの属性の追加を参照してください。

 事前マップ済取引をインポートするには:

  1. 「ツール」「取引のインポート」の順にクリックします。
  2. 次のフィールドに入力します:
    • ファイル - 「参照」をクリックし、インポート・ファイルに移動して、「開く」をクリックします。

    • 取引 - 取引タイプを選択します。例: 説明付き残高、ソース・システムに対する調整、サブシステムに対する調整

    • 期間 - 取引の期間を選択します。

    • インポート・タイプ

    • 日付フォーマット

      使用可能な日付フォーマットのドロップダウン・リストから、日付フォーマットを選択します。日付フォーマットは変換されません。デフォルトで、日付フォーマットはエクスポートされたファイルの場所のロケールの日付フォーマットに設定されます。

      例:

      • MM/dd/yyyy

      • dd/MM/yyyy

      • dd-MMM-yy

      • MMM d, yyyy

    注:

    インポート・ファイル・フォーマットは、(照合アクション・ダイアログ・ボックスの)既存取引のインポート・ファイル・フォーマットに似ていますが、照合を特定する照合勘定科目ID列が追加されています。

    「金額1」「金額2」および「金額3」は取引に関連付けられた金額です。金額がない場合は、ゼロ金額がインポートされます。金額 - 通貨1金額 - 通貨2および 金額 - 通貨3は、各金額に関連付けられた通貨コードです。

    「金額1」金額 - 通貨1は常に「入力済」にマップされ、「金額2」金額 - 通貨2は常に「機能」にマップされ、「金額3」金額 - 通貨3は常に「レポート」にマップされます。

    表24-3 インポート・ファイル・フォーマットの例

    照合勘定科目ID 短縮説明 長い説明 取引日 クローズ日 金額1 金額 - 通貨1 属性1 属性値1
    110-01 取引1   30-Jun-13 30-Jun-13 215,028.00 USD 影響
    110-02 取引1   30-Jun-13 30-Jun-13 410 USD  
    110-02 取引2   30-Jun-13 30-Jun-13 1,018.00 USD