手動による取引の追加

照合には、策定者が取引を入力できるタブがあります。

たとえば、策定者はソース・システムに調整を入力して、サブシステムと一致させることができます。

すべての取引には、必須として「取引コード」と「オープン日」があります。「オープン日」フィールドでは、ソース・システムで取引が開かれた日付(または開かれる予定だった日付)を指定します。照合フォーマットによっては、他のフィールドも必須になる場合があります。

手動で取引を追加するには:

  1. 自分が策定者である「オープン(策定者)」ステータスの照合を選択します。
  2. 「アクション」「オープン」の順に選択します。
  3. 取引タブを選択します。
  4. 「新規」をクリックします。

    フォーマットの構成方法に基づいて属性(例: 取引コード、オープン日、クローズ日)が表示されます。必須属性の隣にはアスタリスクが表示されます。

    「取引の詳細」および「アクション・プラン」セクションには、役割とアクセス権があります。指定されていないかぎり、すべての役割に表示アクセス権があります。

    アクセス権:

    • テキスト・ボックス:

      • 「表示しない」オプションを指定して構成された役割では、「照合」「タスク・アクション」、またはダッシュボード、リスト・ビュー、レポートのいずれにもこの属性は表示されません。

      • 「編集を許可」を指定して構成された役割では、属性の値を追加、変更および削除できますが、編集ルールの対象です。

      • 「必須」オプションを指定して構成された役割では、属性に値が必要です。策定者とレビュー担当者には、「必須」オプションがあります。値が指定されるまで、策定者は送信できず、承認者は承認できません。

    • 「複数行のテキスト」ボックスのタブ:

      • 「テキスト・ボックス」タブ:

        • 「表示しない」を指定して構成された役割では、「照合」「タスク・アクション」、またはダッシュボード、リスト・ビュー、レポートのいずれにもこの属性は表示されません。

        • 「編集を許可」を指定して構成された役割では、属性の値を追加、変更および削除できますが、編集ルールの対象です。

        • 「必須」を指定して構成された役割では、属性に値が必要です。策定者とレビュー担当者には、「必須」オプションがあります。値が指定されるまで、策定者は送信できず、承認者は承認できません。

      • 「添付」タブ:

        • 「表示しない」を指定して構成された役割では、「照合」「タスク・アクション」、またはダッシュボード、リスト・ビュー、レポートのいずれにもこの属性は表示されません。

        • 「追加および削除」を指定して構成された役割では、ファイルの追加および追加したファイルの削除ができますが、編集ルールの対象です。

        • 「必須」を指定して構成された役割では、添付ファイルが1つ必要です。策定者とレビュー担当者にのみ、「必須」オプションがあります。ファイルが添付されるまで、策定者は送信できず、承認者は承認できません。

        • 「すべてを追加および削除」を指定して構成された役割では、自分のファイルの追加や削除、別のユーザーによって追加されたファイルの削除が可能です。

  5. 取引の詳細 - このセクションには、取引に対する属性がリストされます。
    • オプション: 取引の通貨を変更するには、データ入力で有効になっている通貨バケットで、通貨リストから通貨を選択します。

      データ入力で有効になっている通貨バケットに値を入力します。通貨換算が有効な場合、残りの通貨バケットに換算された値が表示されます。通貨換算が有効ではない場合、有効になっている残りのすべての通貨バケットに値を入力します。

    • オプション: 償却取引にするか増価取引にするかを指定するには、「償却する」、「増価する」を選択するか、デフォルトの「いいえ」のままにします。

    • オプション: 換算された通貨バケットの通貨を変更するには、通貨リストから通貨を選択します。

    • オプション: 換算された通貨の値を上書きするには、通貨バケットの「上書き」をクリックして新しい値を入力します。

      注:

      オーバーライドを削除するには、値のリセットをクリックします。

  6. アクション・プラン - 取引のフォローアップ・アクションに関する情報を取得します。通常の取引属性とアクション・プラン属性との主な違いは、属性を編集するタイミングを決めるルールにあります:
    • ワークフロー・ユーザー(策定者およびレビュー担当者)が取引属性を編集できるのは、照合がそのユーザーに対してオープンになっている場合のみです。

    • アクション・プラン属性の場合、許可されたユーザーは、期間がロックされるまで、いつでも属性を編集できます。

    照合取引に関連するアクション・プランは追跡できます。このセクションの属性は、アクセス権限に応じて、編集動作が異なります。

    策定者、レビュー担当者、コメント作成者、管理者および許可されたパワー・ユーザーは、コメント機能を使用してコメント(添付も含む)を追加できます。コメントは、期間がロックされていない場合に追加できます。

    1. アクション・プラン添付 - 照合のアクション・プランに添付されたファイルが含まれます。添付セクションを編集できるかどうかは、次の内容に従います:

      表24-1 いつ添付を編集できるか

      役割 いつ添付を編集できるか
      策定者 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分の添付を追加および削除できます。
      レビュー担当者 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分の添付を追加および削除できます。
      管理者 添付を追加または削除することはできません。
      パワー・ユーザー 添付を追加または削除することはできません。
      参照者 添付を追加または削除することはできません。
      コメント作成者 添付を追加または削除することはできません。

      取引に添付を追加するには:

      1. 「取引の詳細」で、「添付」を展開します。

      2. 「アクション」「新規」の順に選択します。

      3. 「添付の追加」「タイプ」で、「ローカル・ファイル」を選択してコンピュータ上に存在するファイルを添付するか、「URL」を選択します。

      4. 「名前」フィールドに、添付を説明する名前を入力します。

      5. URLを入力するか、ファイルを検索して選択します。

      6. 「OK」をクリックします。

    2. アクション・プラン・コメント - アクション・プランに関するコメントが含まれます。コメント・セクションを編集できるかどうかは、次の内容に従います:

      表24-2 いつ添付を編集できるか

      役割 いつ添付を編集できるか
      策定者 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分のコメントを追加および削除できます。
      レビュー担当者 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分のコメントを追加および削除できます。
      管理者 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、任意のユーザーのコメントを追加および削除できます。
      パワー・ユーザー 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、任意のユーザーのコメントを追加および削除できます。
      参照者 コメントを追加または削除することはできません。
      コメント作成者 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分のコメントを追加および削除できます。

      取引にコメントを追加するには:

      1. 「取引の詳細」で、「コメント」を展開します。

      2. 「アクション」「新規」の順に選択します。

      3. 「新規コメント」にコメントを入力します。

      4. オプション: 外部ドキュメントを参照するには、「参照」セクションで「アクション」「追加」の順に選択します。ドキュメントを選択するか、URLを入力して、「OK」をクリックします。

      5. 「コメントの作成」ダイアログ・ボックスを閉じるには、「OK」をクリックします。

  7. 添付 - 取引の詳細添付が含まれます。
  8. コメント - 取引の詳細コメントが含まれます。
  9. 「保存」をクリックして取引を保存するか、「追加保存および作成」をクリックして現在の取引を保存し、新規取引を作成します。
  10. 「閉じる」をクリックします。