スケジュールへのタスクのインポート

テキスト・ファイルからタスクや部分的なタスク・データを、ステータスが「保留中」または「オープン」のスケジュールにインポートできます。たとえば、Microsoft Excelスプレッドシートにタスクの定義が含まれている場合、ファイルをCSVファイルとして保存してから、スケジュールにインポートできます。新しいタスクを個別に作成するかわりに、「インポート」機能を使用して、CSVファイルのフィールドを編集し、そのファイルをインポートすることにより、多くの反復タスクをすばやく追加できます。

「クローズ済」または「ロック済」ステータスのスケジュールにはタスクをインポートできません。

注:

決算後のタスクに対して「更新」オプションを使用してスケジュールにファイルをインポートする前に、インポート・ファイルから「所有者」、「担当者」、「承認者」および開始日時の各フィールドを削除します。削除しないとエラーが発生します。

実行を開始したエンド・ユーザー・タスクに関する情報をインポートすると、ステータスがオープン(担当者)にリセットされ、質問に対する回答がクリアされます。

タスクをスケジュールにインポートするには:

  1. 「管理」,、「スケジュール」の順に選択します。
  2. 「タスクのインポート」をクリックします。
  3. インポートするファイルの名前を入力するか、「参照」をクリックしてファイルを検索します。
  4. インポート・オプションを選択します:
    • 置換 - タスクの定義を、インポート・ファイル内の定義で置き換えます。このオプションでは、タスクの詳細を、インポートするファイル内の詳細に置き換えます。インポート・ファイルに指定されていないスケジュール内の他のタスクには影響しません。

    • 更新 - タスクの部分的な情報を更新します。たとえば、インポート・ファイルで、タスクの指示の変更、所有者、担当者および承認者の再割当て、あるいは一部の属性の削除と新しい属性の追加を行った場合が考えられます。また、同じ変更を多数のタスクに行った(400タスクのうち100のタスクに新しい属性を追加するなど)場合も考えられます。更新オプションは、タスクの詳細を完全に置き換えるものではありません。ファイルに指定されているタスク・プロパティの詳細のみが更新されます。たとえば、インポート・ファイルにタスクの指示の列しかない場合、タスクの名前、担当者、属性やその他のプロパティには影響しません。

    注:

    スケジュール内のタスクで、インポート・ファイル内のタスクIDに一致するものが変更されるという警告が表示されます。タスクを上書きしない場合は、「取消し」をクリックします。

  5. 日付フォーマット

    注:

    この機能は、11.1.2.4.100 (パッチ20307212)でのみ使用可能です。新機能およびリリース11.1.2.4.100への更新の詳細は、My Oracle Support https://support.oracle.comを参照してください

    使用可能な日付フォーマットのドロップダウン・リストから、日付フォーマットを選択します。日付フォーマットは変換されません。デフォルトで、日付フォーマットはエクスポートされたファイルの場所のロケールの日付フォーマットに設定されます。

    例:

    • MM/dd/yyyy

    • dd/MM/yyyy

    • dd-MMM-yy

    • MMM d, yyyy

  6. インポート・ファイルの「ファイル区切り文字」 を選択します。「カンマ」または「タブ」です。デフォルトではカンマが選択されます。
  7. 「インポート」をクリックします。
    • インポートに成功した場合は、スケジュール名、タスクを含むファイルの名前およびインポートされたタスクの合計数を示す「インポート成功」ダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックします。

    • エラーが見つかった場合は、インポート・プロセスが実行されず、「インポート・エラー」ダイアログ・ボックスにエラーが表示されます。エラーを表示し、「OK」をクリックして「スケジュールの管理」に戻ります。