HFMインサイトのアプリケーションの詳細

アプリケーション・アイコンをクリックすると新しいタブが開き、そのサーバー上で実行されているアプリケーションに関するその他の詳細なメトリックが表示されます。

タブのタイトルは<アプリケーション名>@<サーバー名>です。

  • 表示 - 表示する期間のフィルタ。デフォルトでは、過去14日間のデータが表示されます。

  • リフレッシュ- 「手動」または「自動」リフレッシュを選択します。デフォルト値は「手動」です。

「アプリケーション」ページには次のセクションが表示されます。

アプリケーション要約

  • アプリケーション・アイコン、アプリケーション名およびサーバー名

  • ステータスの概要(メイン・ページの表示と同様)

  • アプリケーション・ディメンション - アプリケーション・ディメンションと各ディメンションの合計メンバー

  • 再起動 - XFMDatasourceプロセスを再起動します

統計

「統計」セクションには、選択したシナリオおよび年ディメンションに基づく詳細データ統計が表示されます。統計を手動で更新する際に選択できます。

統計を更新するには:

  1. 「統計」セクションから、「データ」タブをクリックします。
  2. 「メンバー・セレクタ」 「メンバー・セレクタ」アイコンをクリックし、シナリオおよび年を選択し、「OK」をクリックします。
  3. 「実行」ボタン「実行」アイコンをクリックしプロセスを実行し、選択したシナリオおよび年の組合せの統計を戻します。

注:

「実行」ボタンをクリックし統計を更新すると、プロセスの実行中の一定の時間、ボタンは無効になります。タスクはバックグラウンドで実行され、実行中、アプリケーションの他の部分にナビゲートできます。完了すると、ボタンは再度有効になり、更新された統計で表がリフレッシュされます。「リフレッシュ」をクリックして、更新された値を表示することもできます。

特定の表にレコードがない場合、その表の統計は表示されません。

「データ」タブ

  • データ(シナリオ/年の組合せ当たりのDCEおよびDCN合計レコード数)

  • 無効なレコード(無効なメンバーID)、DCEおよびDCNのみ、合計数のみ(エンティティ当たりではない)

  • すべての期間のゼロに近い値のレコード

  • すべての期間のゼロに近い値の計算済レコード

  • PFlow履歴(シナリオ/年当たり)

  • 入力データ(年内の期間が入力またはライン・アイテム詳細の場合)

表カウント・タブ

表カウント・タブには、Oracle Hyperion Financial Managementシステムの次の表のレコード数および最後に実行された時刻が表示されます。

  • タスク監査

  • データ監査

  • システム・メッセージ(エラー・ログ表)

  • ルール・プロファイル・データ

パフォーマンスの概要

「パフォーマンス」セクションには、メイン画面と同じKPIに基づいたチャートが表示されます。

ユーザー

フリークエント・ユーザー - タスクの監査データに基づいて、ある期間の上位10ユーザーとその最大セッション数が表示された棒グラフ。デフォルトでは過去14日間のデータが表示されますが、「表示」フィルタを使用して期間を変更することができます。

セッション詳細 - ユーザー・セッションの詳細(ユーザー名、開始時間、終了時間、所要時間など)。任意の列をソートできます。

ユーザー別にフィルタできます。ユーザー検索ボックスに、ユーザー名のすべてまたは一部を入力します。

所要時間の検索ボックスには、特定の期間ログインしていたユーザーのみを表示する場合に、時間値を入力します。たとえば、1時間ログインしていたユーザーを表示する場合は、「1h」と入力します。ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用できます。たとえば、所要時間が1時間未満のユーザーを表示するには、「検索」ボックスに「%h」と入力します。

メモリー

「メモリー」セクションには、システム・メッセージのデータに基づいて、システム・メモリー・パラメータのグラフが表示されます。次のものが含まれます:

  • 合計メモリー

  • 使用済メモリー

  • NumCubesInRAM

  • NumDataRecordsInRAM

  • NumRecordsInLargestCube

  • MinDataCacheSizeInMB

  • MaxDataCacheSizeInMB

  • MaxNumCubesInRAM

メモリー・パラメータの詳細は、使用可能な構成設定を参照してください。

タスク

このセクションには、タスク情報を表示する4つのタブが含まれます。

タスク・ビュー

「タスク」ビューには、タスクの監査データに基づいて、選択された期間スパンにおいて頻繁に実行された上位10タスクが表示されます。たとえば、過去2週間に発生したログオンまたは連結の回数を簡単に表示できます。

  • メトリック - 期間単位の時間メトリックのフィルタ:

    • 期間単位 - 選択した時間スパン内に発生したタスク数

    • 合計時間 - 選択した時間スパン内に発生したタスクの総所要時間

    • 平均時間 - 選択した時間スパン内に発生したタスクの平均所要時間

  • ユーザー - タスクを実行したユーザー別のフィルタ。「ユーザー」の「検索」ボックスでは、ユーザー名の全部または一部を入力するか、ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用します。

ユーザー・ビュー

「ユーザー・ビュー」タブには、特定のタスクを実行した上位10ユーザーを示す棒グラフが表示されます。

  • メトリック - タスク時間のフィルタ:

    • 期間単位 - 選択した時間スパン内にユーザーが実行したタスク数

    • 合計時間 - 選択した時間スパン内に実行されたタスクの総所要時間

    • 平均時間 - 選択した時間スパン内に実行されたタスクの平均所要時間

  • タスク - タスク別のフィルタ。デフォルトで、「連結」が選択されます。

月ビュー

「月ビュー」には、特定のタスクを月ベースで示した棒グラフが表示されます。タスク・アクティビティを月別に比較することはできません。

  • メトリック - タスク時間のフィルタ:

    • 期間単位 - 選択した月間に実行されたタスク数

    • 合計時間 - 選択した月間のタスクの総所要時間

    • 平均時間 - 選択した月間のタスクの平均所要時間

  • タスク - タスク別のフィルタ。デフォルトで、「連結」が選択されます。

タスクの詳細

このタブには、タスクの監査データに基づいて、各タスクの詳細情報が表示されます。これにはユーザー名、アクティビティ名、開始時間、終了時間、所要時間、説明が含まれます。任意の列をソートできます。

ユーザー、アクティビティ、所要時間および説明でソートできます。

エラー

「エラー」セクションには、システム・メッセージのデータに基づいて、上位10件の頻繁なエラーが表示されます。

  • エラー頻度 - エラー・コードが表示されます。エラー・コードにマウス・カーソルを合せると、その説明が表示されます。

  • エラーの詳細 - 選択したサーバー上の選択したアプリケーションについて、特定の時間スパンにおけるエラーのエラー・コード、システム・メッセージの要約、日時が表示されます。エラー・コードと日時でソートできます。エラー・コードとシステム・メッセージの要約でフィルタできます。