Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリを編集するには:
Shared Servicesレジストリをバックアップします。
11.1.xのOracle Enterprise Performance Management Systemソフトウェアをホストしているマシンで、/bin
に移動し、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry view componentType
コンポーネント階層を表示して、コンポーネントの削除またはコンポーネント・プロパティの更新に必要なコンポーネント・プロパティ名を確認する必要があります。
詳細は、Shared Servicesレジストリ内のコンポーネントの表示を参照してください。
必要な変更に応じて、次のコマンドを参照してください:
コンポーネントを削除するには、コンポーネント・インスタンスの削除を参照してください。
コンポーネント・プロパティを更新するには、コンポーネント・プロパティの更新を参照してください。
注:
Linuxでepmsys_registry
コマンドを実行する場合は、すべての#
の前に\
を付ける必要があります。
任意の製品のLOGICAL_WEB_APPプロパティを変更した場合、EPM Systemコンフィグレータを実行し、Webサーバーを再構成します。(「タスクの選択」ページで、Oracle Hyperion Foundation Services Webサーバー構成タスクを選択します。)
Shared Servicesレジストリ内のコンポーネントの表示
コンポーネントを削除したりコンポーネント・プロパティを更新する前に、コンポーネント階層を表示し、コンポーネント・プロパティの名前と値を取得する必要があります。
コンポーネント階層を表示するには:
/bin
に移動し、次のコマンドを使用します:
epmsys_registry view componentType
componentType
は、Shared Servicesレジストリ内のコンポーネントの名前です。
このコマンドは、指定された階層内のすべてのコンポーネントと、その直属の子のみを表示します。情報はコンソールに表示されます。
たとえば、PLANNING_PRODUCT
階層内のコンポーネントをすべて表示するには、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry view SYSTEM9/PLANNING_PRODUCT
必要に応じて、コマンドを繰り返してサブコンポーネントのプロパティ名を取得します。
たとえば、LOGICAL_WEB_APP
は、PLANNING_PRODUCT
の子です。Oracle Hyperion PlanningのLOGICAL_WEB_APP
のプロパティを表示するには、次のコマンドを入力します:
epmsys_registry view SYSTEM9/PLANNING_PRODUCT/LOGICAL_WEB_APP
この表示で、削除または更新するコンポーネントに関する次の情報を書き留めます:
削除または更新するコンポーネントのコンポーネントID
更新するコンポーネントのコンポーネント・プロパティの名前と値
たとえば、PlanningのLOGICAL_WEB_APP
には、context、portおよびhostを含む様々なプロパティがあります。
コンポーネント・インスタンスの削除
コンポーネント・インスタンスを削除するには、コンポーネント階層に表示されるコンポーネントのIDを確認します。
コンポーネントをコンポーネント階層から削除するには、/bin
に移動し、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry deletecomponent #componentID
ここで、componentID
は、コンポーネント階層に表示されるコンポーネントのIDです。
Linuxでは、次を実行します:
epmsys_registry.sh deletecomponent \#componentID
ノードを削除しても、ノードの子は削除されません。
ヒント:
製品ノードを削除する場合は、ノードの子をすべて削除してから製品ノードを削除してください。
注意:
正しいコンポーネントを削除してください。
コンポーネント・プロパティの更新
コンポーネント・プロパティを更新するには、コンポーネント階層に表示されるコンポーネントIDとコンポーネント・プロパティ名を確認します。
コンポーネント・プロパティを更新するには、/bin
に移動し、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry updateproperty #componentID/@componentProperty value
ここで、componentID
はコンポーネント階層に表示されるコンポーネントのID、componentProperty
は更新するコンポーネント・プロパティ名、value
はコンポーネント・プロパティの新しい値です。
Linuxでは、次を実行します:
epmsys_registry.sh updateproperty \#componentID/@componentProperty value
コンポーネント・プロパティ名は大文字と小文字が区別されます。
ヒント:
コンポーネント階層を表示するとき、「プロパティ」セクションでコンポーネント・プロパティ名を探してください。また、プロパティ名hostを使用すると、コンポーネントが実行されているホストを更新できます。
たとえば、コンポーネントIDが99999のOracle Essbaseサーバーのポート番号を1425に変更するには、次のコマンドを入力します:
epmsys_registry updateproperty #99999/@agent_PortNumber 1425
Shared Servicesレジストリ内のホスト・エントリの表示
Shared Servicesレジストリのホスト・エントリを表示できます。
様々な目的でこのコマンドを使用できます。たとえば、次の目的でコマンドを使用します:
再ホスティング・プロセスの単純化
サーバー名を別名に変更するプロセスの単純化
サーバー通信の問題のデバッグ
Shared Servicesレジストリのホスト・エントリを表示するには、/bin
に移動し、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry viewhosts
Shared Services Registryに格納されているこのマシンのサーバー名が1つの列に表示され、別の列にDNSで解決されたホスト名が表示されます。
ヒント:
列の名前が一致しない場合、DNSエントリを解決するか、解決した名前と一致するホスト・ファイルを作成します。