他の製品を正しく構成するために、Oracle Hyperion Foundation Servicesをインストールして構成する必要があります。一般的に、新しいデプロイメントについては、各マシンにおいて、全Oracle Enterprise Performance Management System製品をそのマシン上にインストールされている製品に対して同時に構成することをお薦めします。デフォルトでは、EPM Systemコンフィグレータによってすべての製品があらかじめ選択されます。
構成順序のノート:
最初にFoundation Servicesを構成します。他の製品を正しく構成するために、Foundation Servicesをインストールして構成する必要があります。次に、デプロイメント内のマシンごとに、マシンにインストールされる製品について全EPM System製品を一度に構成します。
最後にWebサーバーを構成します。(Foundation Servicesの「Webサーバーの構成」タスクを選択します。)その後、Webサーバーを再起動して、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceをリフレッシュします。Oracle HTTP Serverを共有ドライブに構成した場合、Webサーバーを再起動し、EPM Workspaceをリフレッシュするだけです。Webサーバーを再構成する必要はありません。
各マシンの構成を完了して、別のマシンのEPM Systemコンフィギュレータを起動する前に、EPM Systemコンフィギュレータを終了します。
分散環境で構成する場合は、それぞれのマシンでOracle Hyperion Shared Servicesデータベースを構成します。最初のマシンで、Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリを設定します。後続のマシンの構成では、「前に構成されたShared Servicesデータベースに接続」を選択し、これにより、マシンはShared Servicesレジストリの場所を識別できます。
追加の製品をデプロイする場合は、Foundation Servicesをホストする各マシンで、Webサーバーを再構成してから再起動します(またはOracle HTTP Serverを共有ドライブに構成した場合は再起動するのみです)。
次に、デプロイメント内の各Foundation Servicesホスト・マシン上のEPM Workspaceをリフレッシュします。
「アプリケーション・サーバーへのデプロイ」タスクの実行と同時または実行前に、「データベースの構成」タスクを実行する必要があります。
EPM Systemコンフィグレータを使用した自動Webサーバー構成は、EPM SystemインストーラによってインストールされたWebサーバー(Oracle HTTP ServerまたはプロキシWebサーバー)に対してのみサポートされています
構成を完了した後で、製品について必要な手動構成タスクを実行します。
EPM Systemのクラスタリングおよびスケーリングの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemデプロイメント・オプション・ガイドを参照してください。
EPM Systemコンフィギュレータを使用して構成タスクをすべて完了した後、Oracle Data Relationship Managementを構成します: Oracle Data Relationship Managementインストレーション・ガイドを参照してください。