構成順序

他の製品を正しく構成するために、Oracle Hyperion Foundation Servicesをインストールして構成する必要があります。一般的に、新しいデプロイメントについては、各マシンにおいて、全Oracle Enterprise Performance Management System製品をそのマシン上にインストールされている製品に対して同時に構成することをお薦めします。デフォルトでは、EPM Systemコンフィグレータによってすべての製品があらかじめ選択されます。

構成順序のノート:

  • 最初にFoundation Servicesを構成します。他の製品を正しく構成するために、Foundation Servicesをインストールして構成する必要があります。次に、デプロイメント内のマシンごとに、マシンにインストールされる製品について全EPM System製品を一度に構成します。

  • 最後にWebサーバーを構成します。(Foundation Services「Webサーバーの構成」タスクを選択します。)その後、Webサーバーを再起動して、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceをリフレッシュします。Oracle HTTP Serverを共有ドライブに構成した場合、Webサーバーを再起動し、EPM Workspaceをリフレッシュするだけです。Webサーバーを再構成する必要はありません。

  • 各マシンの構成を完了して、別のマシンのEPM Systemコンフィギュレータを起動する前に、EPM Systemコンフィギュレータを終了します。

  • 分散環境で構成する場合は、それぞれのマシンでOracle Hyperion Shared Servicesデータベースを構成します。最初のマシンで、Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリを設定します。後続のマシンの構成では、「前に構成されたShared Servicesデータベースに接続」を選択し、これにより、マシンはShared Servicesレジストリの場所を識別できます。

  • 追加の製品をデプロイする場合は、Foundation Servicesをホストする各マシンで、Webサーバーを再構成してから再起動します(またはOracle HTTP Serverを共有ドライブに構成した場合は再起動するのみです)。

    次に、デプロイメント内の各Foundation Servicesホスト・マシン上のEPM Workspaceをリフレッシュします。

  • 「アプリケーション・サーバーへのデプロイ」タスクの実行と同時または実行前に、「データベースの構成」タスクを実行する必要があります。

  • Oracle Hyperion Financial Close ManagementおよびAccount Reconciliation Managerを構成してから、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionを構成します。Financial Close ManagementFDMEEより後に構成される場合、ARMデータ・サーバーを手動で構成する必要があります。Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムに基づくデータ・サーバーの設定を参照してください。ARM_DATA_SERVERに対して次のステップを実行します。
  • EPM Systemコンフィグレータを使用した自動Webサーバー構成は、EPM SystemインストーラによってインストールされたWebサーバー(Oracle HTTP ServerまたはプロキシWebサーバー)に対してのみサポートされています

  • 構成を完了した後で、製品について必要な手動構成タスクを実行します。

EPM Systemのクラスタリングおよびスケーリングの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemデプロイメント・オプション・ガイドを参照してください。

EPM Systemコンフィギュレータを使用して構成タスクをすべて完了した後、Oracle Data Relationship Managementを構成します: Oracle Data Relationship Managementインストレーション・ガイドを参照してください。