8.3名前作成

Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールで使用されるサーバーに対して、8.3名前作成をオンにする必要があります。これをオンにするのは、長いファイル名またはスペースや非標準文字を含むファイル名にエンジンが対応できるようにするためです。

8.3ファイル・ネーミングが有効であるか無効であるかを検証するには:

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます
  2. fsutil 8dot3name queryと入力し、[Enter]キーを押します。

    結果は次のようになります: The registry state of NtfsDisable8dot3NameCreation is: X。レジストリ状態の値と説明は次のとおりです。

    • 0 = システム上のすべてのボリュームに対して、8.3名前作成が有効になっています
    • 1 = システム上のすべてのボリュームに対して、8.3名前作成が無効になっています
    • 2 = システム上のボリュームごとに、8.3名前作成が有効になっています(デフォルト値)
    • 3 = システム・ボリュームを除くすべてのボリュームに対して、8.3名前作成が無効になっています
    値が0の場合、システム上のすべてのボリュームに対して、8.3名前作成が有効になっています。

8.3名前作成を有効にするには:

  1. 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  2. regeditと入力し、「OK」をクリックします。
  3. レジストリ エディターで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystemに移動します。
  4. NtfsDisable8dot3NameCreationのエントリを右クリックし、ドロップダウン・メニューから「修正」を選択します。「DWORD 値の編集」ページが開きます。

  5. 「値のデータ」テキスト・ボックスに、0と入力します。
  6. 「OK」をクリックしてページを閉じます。

ノート: インストールおよび構成後、8.3ファイル・ネーミングを無効にすることはお薦めしません。これは、無効時に一部のスタートアップ・サービスが機能しないためです。