環境内のマシンごとに、RCUスキーマ・プロパティを更新します。
EPM_ORACLE_HOME/common/config/11.1.2.0/RCUSchema.properties
に移動します。
必要なデータベース詳細を指定します。Oracleデータベースを使用している場合は、作成したRCUデータベースのデータベース詳細を指定します。
これらのプロパティは構成中に使用されます。
sysDBAUser—RCUのsysdbaユーザー
sysDBAPassword
rcuSchemaPassword
schemaPrefix—RCUの作成に使用されるスキーマの接頭辞。(これは、Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリ・データベース・ユーザーと同じになるようにしてください)
注:
分散環境では、各マシンについて作成した接頭辞を指定します。dbURL-例: dbURL=jdbc:oracle:thin:@hostname:port:sid
パスワードは暗号化されます。
構成する前に、これらのプロパティを1回入力します。再構成または再デプロイする場合に、以後更新する必要はありません。
dbURL
のノート:
SIDを含むOracle Databaseの形式:
dbURL=jdbc:oracle:thin:@hostName:port:SID
サービス名を含むOracle Databaseの形式:
dbURL=jdbc:oracle:thin:@hostName:port/serviceName
または
dbURL=jdbc:oracle:thin:@//hostName:port/serviceName
すでに作成したデータベースの名前を使用した、SIDを含むMicrosoft SQL Serverの形式:
dbURL=jdbc:weblogic:sqlserver://hostName:port;databaseName=databaseName
Microsoft SQL Serverの場合、例として次を使用してRCUschema.properties
ファイルを更新します。
sysDBAUser= EPMLogin sysDBAPassword=<The sysdba password for RCU> schemaPrefix=<The schema prefix used to create RCU> rcuSchemaPassword=<you are prompted for schema password in the script> dburl=jdbc:weblogic:sqlserver://<hostname>;databaseName=TESTRCU
RCUスキーマ・プロパティの更新(Essbaseのみ)
注:
hostname:port:sid
dbURLEssbase
のノート:
SSLの形式
dbURLEssbase=serviceName?TNS_ADMIN=PATH_TO_WALLET_FILES
注:
TNS_ADMINは、sqlnet.ora
、tnsnames.ora
、wallet
およびojdbc.properties
ファイルを含むフォルダをポイントする必要があります。Oracleの形式:
dbURLEssbase=hostName:port:SID
サービス名を含むOracle Databaseの形式:
dbURLEssbase=hostName:port/servicename
または
dbURLEssbase==(DESCRIPTION=(ADDRESS=(host=host_name)(protocol=protocol_name)(port=port_number))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=service_name)))
PDBを含むOracle Databaseの形式:
dbURLEssbase=hostName:port/pdb
すでに作成したデータベースの名前を使用した、Microsoft SQL Serverの形式:
dbURLEssbase=hostName:port:databaseName
更新(11.2.xから11.2.15)を実行する場合、更新の適用におけるインストール・チェックリストを参照してください。