標準Profitabilityアプリケーションと詳細Profitabilityアプリケーションのインポート

Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementの標準Profitabilityアプリケーションと詳細Profitabilityアプリケーションのアーティファクトをリリース11.1.2.4からリリース11.2にインポートするには、この方法を使用します。

  1. 新しい、空のProfitability and Cost Managementアプリケーションを作成します。
    1. リリース11.2環境のOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceにログインします。
    2. 「ナビゲート」メニューから、「管理」「Profitabilityアプリケーション」の順に選択します。
    3. 次の属性を指定して新しいアプリケーションを作成(「アクション」メニューから「新規」を選択)し、「次」をクリックします。
      • アプリケーション名—リリース11.1.2.4で使用したものと同じ名前を使用
      • Essbaseアプリケーション・サーバー—接続先のEssbaseクラスタを選択
      • Shared Servicesプロジェクト— デフォルト・アプリケーション・グループ
      • アプリケーション・タイプ—「標準Profitability」または「詳細Profitability」
      • ディメンション・ソース—ネイティブ
    4. 次の属性に対して、リリース11.1.2.4アプリケーションのデータからのディメンション名を入力し、「完了」をクリックします。
      • メジャー・ディメンション名
      • 配賦タイプ・ディメンション名(標準のみ)
  2. Oracle Data Relationship Managementからメタデータをエクスポートして、Profitability and Cost Managementにインポートします。Data Relationship ManagementからのエクスポートとEPMアプリケーションへのインポートを参照してください。

    ディメンション・メタデータを Profitability and Cost Managementにインポートするときに、Data Relationship Managementからエクスポートしたディメンションのフラット・ファイルを使用して、ディメンションを1つずつ更新します。メジャー・ディメンションと配賦タイプ・ディメンションを除くすべてのディメンションにこのステップを実行します(標準のみ)。

    MeasuresAllocTypeは、アプリケーションの作成時にメンバーが自動的に移入されるシステム・ディメンションです。

    標準アプリケーションで、メジャー・ディメンションにユーザー定義メンバーを作成した場合は、メジャー・ディメンションをインポートする必要もあります。

    1. 「アクション」メニューから、「ディメンションの更新」を選択します。
    2. インポートするディメンション・メンバーを含むファイルを参照して選択し、「OK」をクリックします。
  3. アプリケーションを検証して使用可能にします。
    1. 「アクション」メニューから、「検証および使用可能化」をクリックします。
    2. 「ジョブ・ライブラリ」「ジョブ・ライブラリ」アイコンタブをクリックして、「検証および使用可能化」ジョブが正常に完了したことを検証します。
    3. 「アプリケーション」「アプリケーション」アイコンタブをクリックして、アプリケーションの「使用可能」列に緑色のチェック・マークがあることを確認します。
  4. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理を使用してProfitability and Cost Managementのアーティファクトをリリース11.1.2.4.xxxからリリース11.2にインポートします:

    1. リリース11.2環境のEPM Workspaceにログインします。
    2. 「ナビゲート」メニューから、「管理」「Shared Services Console」の順に選択します。
    3. 「ファイル・システム」ノードを展開します。
    4. 「ファイル・システム」ノードを右クリックして、「アップロード」を選択して、Profitability and Cost Managementリリース11.1.2.4アプリケーションからエクスポートしたLCMエクスポート・ファイルの場所に移動します。FTPを使用してコピーした大きなファイルについては、
    5. 「ファイル・システム」で、アップロードしたファイルを選択して展開し、「すべて選択」「インポート」の順にクリックします。
    6. インポートを続行するためのプロンプトが表示されたら、「OK」をクリックします。
  5. Profitability and Cost ManagementのディメンションをOracle Essbaseにデプロイします。Oracle Hyperion Profitability and Cost Management管理者ガイドを参照してください。

  6. 入力データをロードします。Oracle Hyperion Profitability and Cost Management管理者ガイドを参照してください。

  7. アプリケーションごとにこれらのステップを繰り返します。